お互いに海外経験が豊富なこともあり、自由で個性を尊重するカップル「Oさん(男性)とAさん(女性)」。
そんな2人の出会いは、お見合いではなく普通の恋愛パターンに近い結婚相談所のオフ会というのだから、婚活中の方は非常に興味深いはず!
2人をずっとそばで見守ったクラブ・マリッジ婚活プロデューサー藤井さんを交えて成婚秘話をお聞きしました。

<<Profile>>
藤井亜美:クラブ・マリッジの婚活プロデューサーとして従事する。話し方や考え方でその方の印象は大きく変わります。一人では気づけなかったことも、多面的に見ることによって改善点を見いだせます。その方の魅力を引き出し、異性からの印象を上げられるよう会話の仕方までアドバイス。明るく親身なサポートに定評がある。
▼目次
1.二人が結婚相談所に抱いた印象とは?



それで、30代後半からは仕事も私生活も充実してきて、結婚はマストではなく「いい人がいれば」くらいの感覚に変わっていました。ただそれだど、なかなか「この人」って出会いはないですよね。
自分はテニスが好きなのですが、テニスをやっている友人はそれなりに多いので、女性と知り合う機会は少なくありませんでした。でも、結婚相手は身近な人になるわけですから、やっぱり遠慮してた部分がありました。
とはいえ、去年ぐらいに「そろそろ結婚しないとチャンスがないかも」と思ったのがきっかけです。




ただ、結婚相談所もたくさんありますよね。クラブ・マリッジに決めた理由は何だったのでしょうか?



結婚相談所の担当って仲人のおばちゃんみたいなイメージだったので、藤井さんのような、変にこなれていない人がいるのは意外でした。だから、全然営業っぽくないのが逆に良かったです。



日本だと女性は良妻賢母みたいな感じがあるじゃないですか。だから、そういう結婚観がすごくイヤで結婚には後ろ向きだったのですが、そこで出会ったカップルたちは結婚・事実婚・LGBTなど、本当にいろいろパートナーシップを築いていました。
伝統的な結婚観に縛られて生活や価値観を変えるのではなく、2人がやりやすいように、結婚生活を自由に変えるスタイルを取っているカップルをたくさん見て、とても楽しそうだったんです。それで、これなら結婚もいいなと思いました。
ただ、帰国してから結婚相手を探したんですけど、私の結婚観に合う男性と出会えなくて。婚活パーティーにも足を運んだんですけどね。
それで、このままじゃ結婚できない・・・と感じて、プロに頼もうと思ったのが結婚相談所を利用するきっかけです。
最初はIBJ(日本結婚相談所連盟)のパーティーに参加して、そこで別の結婚相談所の担当者から誘いを受けたんですが、、、先にクラブ・マリッジでお話を聞いて、藤井さんのお話が営業っぽくなかったので決めました。


早速ですが、結婚相談所で活動することを意識されたのは、いつ頃だったのでしょうか?