婚活では大手の結婚相談所を除くと、同じ結婚相談所の会員同士が結婚するケースは決して多くありませんが、同じクラブ・マリッジの会員女性と無事に成婚したMさん(男性30代)。入会後、すぐに結婚できそうな状況から急転直下するも、あきらめずに運命の出会いをゲットした婚活ストーリー。Mさんの担当だったクラブ・マリッジの婚活プロデューサー藤井とともに成婚秘話をお届けいたします。

<<Profile>>
藤井亜美:2018年からクラブ・マリッジの婚活プロデューサーとして従事する。話し方や考え方でその方の印象は大きく変わります。一人では気づけなかったことも、多面的に見ることによって改善点を見いだせます。その方の魅力を引き出し、異性からの印象を上げられるよう会話の仕方までアドバイス。明るく親身なサポートに定評がある。
▼目次
- 婚活をはじめたキッカケを教えてください
- 迷いがなかったクラブ・マリッジへの入会
- すぐに結婚できそうだった状況が一転
- 一年後に運命の出会い!
- 自社会員同士の交際は成功率が高い?
- 悲しいことも一緒に乗り越える絆が生まれた
- 婚活中の男性に向けて一言お願いします
- おわりに
婚活をはじめたキッカケを教えてください



婚活しようと思ったのは35歳を超えた頃からです。四捨五入するとアラフォーですから、年齢の区切りはありましたね。 それに、出会いもあまりなかったので、やっぱり結婚したいという気持ちが強かったです。

出会いが全くない環境なのですか?

友人の紹介や趣味の場ではありましたよ。ただ結婚を意識できる相手ではなかったですね。 趣味は、スキーやスノボーが好きでよく行くんですが、自分は平日休みが多くて、 平日に都合のつく女性がいないのも、これまで出会いにつながらなかった要因の一つだと思います。

たしかに趣味が合う女性でも、交際するとなれば、やはり仕事のスケジュールが合わないとすれ違いが起こりやすいですよね。 それでMさんは結婚相談所(クラブ・マリッジ)での活動を選択されたわけですが、婚活パーティーや婚活アプリといった他の出会いツールは活用せず、最初から結婚相談所を考えていらっしゃったのですか?

はい。婚活パーティーに行ってもその場限りで終わっちゃいそうなイメージがありました。 そこでうまくいった方もいるので、ただの思い込みかもしれませんが、、、自分には向いてないなと思いました。例えば、ラインを交換しても、どうやってコミュニケーションを取れば良いかわからない・・・などの不安が当時はありましたから。 なので、お金も時間もあまり消費しないように、効率を重視して結婚相談所の方が良いと思ったんです。

結婚相談所での婚活は、会員女性のビジョンがしっかりしているので、ダラダラと付き合うことなく将来を考えられる相手と交際できるのは安心ですね。 また婚活パーティーとは異なり、お見合いというカタチで時間をとるので1対1でじっくり話せますし、結婚相談所のフォローもあります。お見合いといっても、昔の形式的なものではなく、ホテルのティーラウンジで二人で1時間お茶をしていただくものです。 そのため、他の出会いツールでよくあるマッチングした後の自然消滅を防げるのが結婚相談所の魅力といえます
迷いがなかったクラブ・マリッジへの入会

Mさんの婚活は結婚相談所が合っていたわけですが、クラブ・マリッジ以外の結婚相談所は検討されなかったのですか?

はい、他の結婚相談所には行きませんでした。無料相談に来る前から決めていたわけではないのですが、ネットとかで見てもクラブ・マリッジに悪い評判がなかったので、話を聞いてみて良かったら入ろうかなと考えていました。という感覚でした。

実際に話を聞いてみて、どんなところが入会の決め手になったのですか?

強引な勧誘が一切なくて、「自分の意思で決めてください」と言われたことですかね。キャンペーン中!みたいに、あの手この手で勧誘されることを想像していたので笑 それに、実際に活動する場合の状況やステップを具体的に説明してくれたので、ここなら理想の相手と出会えそうと思えました。

なるほど。それで、入会後に無料相談で聞いた話とのギャップはありませんでしたか?

特になかったですね。自分を客観的に見て、どんな人が合ってるかをちゃんとアドバイスしてくれるなど、親身にサポートしてもらえました。 大手の結婚相談所だと、一人の担当者が100人とか200人受け持つなんて話を聞いたことがありますが、それだとサポートの質が落ちるんじゃないかと思うんです。 その点クラブ・マリッジは、顔も名前もちゃんと覚えてくれるので、安心して活動できます。

クラブ・マリッジではお客様サポートを一番大切に考えているので、担当者一人につき、担当するのはマックス50名としております。

それと月に一度の面談なんかもすごくありがたいですね。ちなみに、面談では藤井さんに根掘り葉掘り聞かれるので、自分は「取り調べ」って呼んでいます笑

(笑)

取り調べはさておき(笑) クラブ・マリッジは中規模の結婚相談所ですが、嬉しいことに良い評価をいただいているサイトは多くあります。 またMさんが仰るように、担当プロデューサーがつくことによって、自分を客観的に見ることができますし、お見合いやデートなど、細かい部分までフィードバックできるので、次にどんな行動をすればうまくいくかをきちんと把握できるのは確かですね。

ビジネスでも市場における自社の立ち位置を考えることは非常に大事です。だからこそ経営コンサルタントの手を借りる会社があるわけですが、婚活でも自分の潜在的な部分をきちんと知る意味では、結婚相談所がまさにその役割を担っていますね。 ところで、入会するとまずプロフィールの作成をすると思いますが、そのあたりのご感想をお聞かせください。

実をいうと、最初は無料相談からの流れで笹岡さん(クラブ・マリッジ社長)に担当してもらっていました。 自分は普段からラフすぎる格好(パーカーにジーパン)をしていまして、笹岡さんに買い物を同行してもらったんです。それで、ジャケットとパンツ姿で似合う服装をコーディネートしていただき、爽やかな写真を撮ることができました。 身だしなみって当たり前のことなのに、婚活は初めてでしたし何も考えていなかったので、買い物に付き合ってくれて、さらにプロの人たちに写真をとってもらえるのはとても助かりました。

クラブ・マリッジで婚活をはじめたことが、良い意味でファッションセンスや考え方を変えるきっかけになったようで良かったですね。
すぐに結婚できそうだった状況が一転


クラブ・マリッジで成婚したMさんですが、奥様と出会うまでには1年ほどかかったそうですね。その1年間の活動はどんな状況だったのですか?

お見合いは合計25人としました。最初の方は女性からの申し込みも多く、とりあえず4人に絞って、そのうち2人と交際しました。贅沢な選択ですけど、スケジュール的に何人も同時に交際するのは難しいですからね。 それで、2人のうち1人とは初デートで「合わない」と感じて、もう一人の女性と交際を続けました。その方とは性格や価値観がかなり合ってる感じで、週一ペースの順調な交際でした。 でも、3ヶ月くらい経って真剣交際を申し込もうとしたら、話が合わなくなったんです。交際はうまくいっていたんですが、結婚は例えばお金など、現実的な問題が出てくるじゃないですか。 彼女としては、男性の貯金はこれくらいあるべきという考え方があり、これから貯めていくとは言ったのですが、私のビジョンは曖昧に感じたようです。 それで結局、相手から交際終了の通知が来ました。 当時は彼女との交際に注力していたので、他の方からのお見合いは断っていました。また、活動開始から割とスムーズだったので、そのときは急につまづいた感じでしたね。 その後は、なかなかうまくいかなくて、お見合いもデートもしたのですが、3回くらい会うと交際終了になってしまうことが続きました。

ご苦労されたんですね。 これは結果論になってしまいますが、Mさんご自身は、最初の1年で真剣交際に進まなかった理由をどうお考えですか?

最初のお相手の方は真剣交際の意思が少しはあったと思うんですね。ただ、相手が示して欲しかった将来のビジョンに対して、自分は明確に示すことができませんでした。 なので、結果的には彼女の求める理想と現実のギャップを埋められなかったのだと思います。 その経験も踏まえて、その後は「いいな」と思える人と交際したときは、早めに将来のビジョンを話すようにしました。ただ、それが早すぎたケースもあって、そのまま真剣交際につながらず1年が経ってしまったんです。

Mさんはお見合いから交際に進む確率が、平均的には30%前後のところ、44%とかなり高い数値でした。Mさんの社交的さや共感力の高さは、女性はとても楽しく話しやすいものと思います。なので、出会いも多くきちんと交際に繋げていかれていました。 女性からのお見合い申し込みも多かったですから、婚活の進め方は問題なく、あと一歩という状態だったと思います。 また、失敗を踏まえて将来のビジョンを早めに話したことも、結果的にタイミングが合わなかっただけで間違いではなかったと思いますよ。ただ女性を安心させるために、丁寧にヒアリングしたり伝えていくことが大切となります。
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このたびはご成婚おめでとうございます。早速ですが、Mさんが婚活をはじめたきっかけを知りたいと思います。