▼目次
- 婚活をはじめようと思ったキッカケ
- 恋愛経験ゼロ、趣味はアニメやゲーム
- 結婚相談所での活動を選んだ理由
- わからないことはプロに任せる
- 最初は苦戦もカウンセラーは好感触
- いよいよ運命の出会い
- 順調な交際も衝撃のハプニングが・・・
- プロポーズから成婚まで
- 婚活男子に一言
- おわりにーー
わからないことはプロに任せる
Aさんは婚活に対して非常に前向きで素直。わからないことはプロに任せるという姿勢も婚活では成功パターンです。そんなAさんの婚活がいよいよスタートしました。

さて、いよいよ婚活が始まりましたが、プロフィール作成はいかがでしたか?

すっごい、笑顔にさせられるなあ、と(笑)。自分から見るとかなり無理した笑顔だけど「これがいい」と言われました。 真顔が不機嫌そうに見えるんですよね。自分でも「写真写り悪ッ!」っていつも思ってます(笑)。なので、加工なしで上手く撮影してくれたプロの腕はすごいな!と思いました。

撮影時の服はどのようにセレクトされたのですか?

服は婚活leeapのレンタルサービスを利用しました。その後も成婚退会する直前まで婚活leeapを利用したのですが、服装に無頓着で女性とのデートを意識した服がわからなかったので、デートでどんな服を着れば良いか迷わないので安心しました。特に季節ごとのアドバイスをもらえるのが良かったですね。自分の持っている服の組み合わせでもどうしたらいいかわかるので。 わからないことはプロに聞けばいいと思ってました(笑)。
一同 (笑)

あってます、本当に (笑)。

ね、素直なんですよ(笑)。

婚活を始めるまでは、日頃どのような服装を着ていらしたのですか?

服は通気性とか保温性など、機能が優れていれば良いという感覚でした。なので、普段はアロハシャツにジーパンとか。ハワイならそれが正装なのですが(笑)。

女性より男性の方が服のバリエーションが少ないので尚更なのですが、服に無頓着な方は男性専用の洋服レンタルサービスはオススメですね。
Aさんはご自身でどうすれば良いか迷われていたので、婚活leeapの利用を紹介させていただきましたが、わからないことは素直にプロに任せる姿勢も成婚への近道になったとカウンセラー目線でも実感しております。
※婚活leeapについて詳しくはこちら
最初は苦戦もカウンセラーは好感触
結婚相談所は恋愛経験のない人同士が集まるわけではないため、Aさんのようなタイプの男性は、最初は苦戦する可能性があります。でも、プロを信頼し素直に行動できる決断力があるため、キッカケ一つで簡単に成婚できるのも事実です。カウンセラーもそれを自負していましたが、まずは結婚相手に出会うまでの苦労話に迫ってみたいと思います。


プロフィールが完成したら、お見合い相手の候補選びとなりますが、結婚相談所のシステムは使いやすかったですか?またお相手の候補はどのような基準で選ばれたのでしょうか?

絞り込みや、システムは使いやすいと思います。有用な選択肢も多くあったので。 お見合い相手の候補選びは、基本的にまずは会わないと話が進まないので、自分と会ってくれそうな人を優先的に調べてましたね。 歳は近い方が会ってくれそうかな、とか、移動の時間もあるので住所が近い方が会ってくれる確率は高いだろうと、茨城県内、または都内の範囲で5歳差くらいで順番に申し込みました。 東京とか登録者が多いところだと自由欄に趣味の合うゲーム好き・アニメ好きなどでお申込みを送っていたのですが、茨城は登録者が全体的に少ないので、自分の好みを優先するとなかなかお見合いが成立しないと思ったからです。

はじめてのお見合いはいかがでしたか?また、結婚相手と出会うまでのお見合いをおしえてください。

はじめてのお見合いは同い年くらいの女性ですごく緊張してすごいグダグダだった記憶はあります(笑)。 トータル9人とお見合いし、最後に出会った女性が結婚相手になったのですが、半分はお見合いの時点でフラれました。基本こちらから断らないので。仮交際も1〜2回で流れたのがほとんどです。 もちろん、自分なりに分析して直そうとはしました。でも、体に染みついた癖とかってなかなか…、簡単に直らないので、「合わないなら合わないでしょうがないかな。たくさんの女性に会って自分と合う、それでもいいと良いと言ってくれる人を探そう」という気持ちの方が大きかったですね。

印象に残っているお見合いはありますか?

この人とは苦戦しそうだというお見合いはありましたね。 自分自身のいいところ、ポジティブなことを何一つ言わないんですよ。会話が発展できなくて「困った!」って思いました。 「ご趣味は?」「何もなくて~…」という感じの繰り返しで、これは難しいぞ!って(笑)。

頑張りましたね(笑)。
他に交際で自分が良くなかったな、って思うことはありましたか?

自分の知識がない話題に乗れないんですよね。 自分の選択肢のない話題になると月並みな反応というか、話の広がらない受け答えができないのが辛いなと思いました。 同じ趣味の方でもやらないゲームの話題を出されると「有名ですよね!」くらいしか言えなかったり…というのが結構ありました。

そういうお見合いの後、次のお見合いまでに何か対策はとられましたか?

ネットで「聞き上手な話し方」を調べたりしてました(笑)。「こう言えばいいのかな?」みたいな(笑)。 お見合いで弾んだ受け答えの仕方とか聞かれた質問を抜き出して、その受け答えを考えてエクセルにまとめたり、質問事項一覧、相槌の打ち方をまとめてたりしました。後半のお見合いの成功率は高かったと自負してます。 笹岡さんとも会話の展開や話し方について話し合ったり、デートのお店の選び方とか教えてもらったり、参考になりました。

そこまでしてくださってたのですね!(笑) すごいです!!

これはAさんに限ったことではありませんが、恋愛経験の少ない方で成婚に至るのは、1.素直で、2.行動力があって、3.自分を受け入れてくれる人に出会えるまであきらめないという3つを兼ね揃えている方です。
この3番目にたどり着く期間は人それぞれなので、運に頼るような部分があるのですが、自分を受け入れてくれる女性に出会うと成婚まではトントン拍子に進むことが多いですね。
Aさんの場合は会話のフィーリングが合わないという理由でお断りされることが多かったんですね。
婚活女性の中には過去や周りと比べたがる人がいます。「前の彼は〇〇だった」や「友だちの旦那さんは〇〇」みたく。なので、そういう感覚をAさんと比較してしまうのでしょうね。
でも、恋愛経験がなく真面目な方も一定数いるのが結婚相談所です。だから面談では、そういう女性と出会えるのを待ちながら、お断りされた理由を改善する意味で〇〇な会話を心がけよう的なアドバイスをさせていただきました。
とりわけデートに誘うときのお店選びについて、登録している女性が好きそうなお店が載っている一覧を送ったり、LINEで次のお見合いでの話し方を連絡したり。
そんな状況下で、女性目線でのアドバイスの方が良いかも?という考えもあり、担当カウンセラーを朝倉に変更させていただきました。
いよいよ運命の出会い
担当カウンセラーが朝倉さんに変わった後、ついにAさんは結婚相手と出会います。気になる彼女との馴れ初めはどのようなものだったのでしょうか。

彼女とのお見合いは覚えていらっしゃいますか?

彼女とはオンラインお見合いだったのですが、話も合って、お見合いの時点で仮交際お願いします、みたいな雰囲気になって「これはいけるな!」って思ってました(笑)。 私は彼女の第一印象から、もし断られなければプロポーズまで考えるくらいの感覚でしたね。 お見合いの申請を出すのは「会ってくれそうな人」なので自分の好みとかは省いていて、その中で会った人で「よさそうだな」と思う人と絆を深めていくというイメージなので。自分の好みではなく相手の好みを想像しました。

婚活はマーケティングみたいですね。

はい。中学時代、卓球部だったのですが、自分の得意なことではなく「相手の目線に立って」相手の嫌がる戦法を使えと言われていました。だから、その考えが根底にありましたね。

会ってくださった女性の中から自分も合いそうだなと思う方と交流を深めてご縁にしていくという考えですね。とても素晴らしいです。

初デートの感想をお聞かせください。

休日が合わないので仕事帰りに夕飯を一緒に食べに行きました。趣味や仕事の話など、最初は当たり障りのない話だけでした。

それまでのお見合い&交際相手と違う理由は何だったのでしょうか?

相手が接客の仕事をしていることもあり、話が盛り上がったことが大きいかもしれません。もの作るのが好き同士で話も合って。趣味も合います、お互いゲームもしますし。

Aさんはとても真面目で常に前向きでした。男性はどちらかと言えば出不精なことが多いのですが、デートの報告も毎回きちんとしてくれますし、笹岡さんが言う成婚しやすいタイプという人柄に納得でしたね。ネガティブなことを描かないのも共感しました。

悪いことがあった時は自分の技量が足りなかったと考えますし、できないことはできないですけど、自分が変えられるところなら努力します。ゲームで1000回死んでも折れない心を鍛えられてますので(笑)。

相手を変えようとするより自分を変えて成長しようとする方が現実的でご成婚にも近いですし、ご夫婦になった後にも大事なことですね。

モチベーションを保つのが上手ですし、メンタルも強いですから、婚活は向いていると言えますね。他責思考ではなく自責思考での行動も素晴らしいと思います。
さて、交際が始まって真剣交際までは4ヶ月かかったそうですが、スムーズに進んだのですか?

お見合いから初デートまで、新型コロナウイルスの情勢が悪くお店も開いていないので1ヶ月くらい開いたんですね。 その間も、良いなと思う条件に合う人だったので私は交際を続けたいという気持ち100%で、相手の気持ちを切らさないように毎日LINEをしていました。 (その後交際が進んで行く中で)お相手の女性とは一緒にいて疲れることがない。手を握っても嫌がられなかっただけですごい嬉しかったです。

お二人の交際を見守った担当カウンセラーとして、真剣交際までの期間はいかがでしたか?

お相手の女性も恋愛に慣れていないからタイミングをつかめていない部分はありましたから、時間が必要だったことは事実ですね。 ただ、Aさんの熱意と温度差があったので、最初は少し心配でした。

最初はデートも2週に1回くらいだったので、他の男性と並行されてるのかなと思って、多少の迷いもありました。3回目のデート後には朝倉さんに真剣交際の意思を伝えていましたので、返事が来ないなぁ・・・という感じで。 結果的には相手がただマイペースなだけだったので、「なら大丈夫だ、ゆっくり行こう」と思ってそれからは相手のペースに合わせるようにしました。

先方の担当者との連携はしていたのですが、相手の気持ちがハッキリしない時期もありましたので、もう少し相手のペースを汲み取れるようにすれば良かったとは思いますね。 女性経験が少ない男性はどうしても時間はかかりますが、Aさんは包容力がありますし、相手に合わせた行動で彼女の回答を待っていたので無事に真剣交際に駒を進めることができたのでしょう。

真剣交際のタイミングは意外と難しいですよね。
男性と女性には温度差があるのですが、女性側はあと1週間経ったらOKとか、次のデートでこんな発言があればOKみたいな感覚なんですね。
なので、タイミングを見極めて告白するというより、その感覚を理解して行動することが真剣交際に進むコツと言えます。