▼目次
2.お見合い編~メモの魔力が功を奏した!
2-1.慎重かつ戦略的だったお見合い候補選び
完成したプロフィールを掲載したら、次はお見合い候補選びです。この段階でどんな方向性で進めていくのかを会員様と面談(月イチ面談の初回)しながら決めていきますが、Mさんとはかなりしっかりと話し合いました。
そして、お見合い候補選びは基本的にIBJのシステムを使用するのですが、Mさんはシステムにログインしたとき、登録されている女性の数(2021年6月現在:71,546名)を見て「これだけの人がいれば結婚できる(自分と合う人はいる)だろう」と実感したそうです。
一方、最初はお見合い候補選びに迷った部分もあったようで、Mさんはそのときの様子をこうおっしゃっています。

ちなみに、Mさんのお見合い&交際データは、
・お見合いを申し込んだ人数が29名、うち4名とお見合い成立
・女性からの申し込み人数が40名、うち4名とお見合い成立
・お見合い人数8名、うち5名と交際
という状況でしたが、Mさんは毎回メモをしっかりとって自己分析をされていたのが印象的です。


Mさんの活動は戦略的に進めていこうと提案しました。苦戦する場面もありましたが、Mさんが素直に行動してくださったので、結果的にはかなりスムーズだったように思っています。Mさん自身も以下のようにおっしゃっています。

このように、Mさんはかなり慎重に活動を進めていましたが、ご自身の中でもちゃんと考えがまとまり、お見合いの成立率は高かったと言えます。
ご本人は、こちらから紹介した(お互いにお気に入り登録をしていることを伝えた)方とお見合いが成立しやすく、比較的、派手目の印象がある女性とはお見合いが不成立だったとおっしゃっていました。
またMさんは当時を振り返って、「笹岡さんからは、戦略的にやっているから大丈夫!と言われていましたが、半信半疑でした。でも、こうしてお見合いが成立することを実感できて良かったです」との感想をいただいております。
こうしたお気持ちはすごく理解できます。ただ実をいうと、婚歴のある男性は成婚する確率も高いことがデータにも表れているんですね。
婚歴があることでふるいにかけられてしまうのでは?という不安が先行しがちですが、女性と接すること(コミュニケーション)に慣れているので、相性や実生活の折り合い次第で十分上手くんです。加えてMさんの場合は、再婚OKの女性に絞ったことも功を奏したと言えるでしょう。なので、逆に初婚だったらむしろ難航したかもしれません。
2-2.苦戦しながらも乗り越えたお見合い&仮交際
ここからはMさんが実際にお見合いをしたときの様子をお伝えしていきたいと思います。
お伝えしています通り、Mさんは結婚相談所での活動は初めてでした。そのため、お見合いが決まってから当日まで、お相手のプロフィールを熟読して質問事項を書いたり、こんなことを話そう的なイメージをしたり、入念に準備されていたことを今でも覚えています。ただ、それでも当日はかなり緊張したそうです。
お見合いは初対面の男女が話し合う場です。システム上は、就活や転職活動と似ていますが、企業の面接とは雰囲気や感覚が大きく異なります。なので、なかなか思い通りにいかない方も少なくありません。
実際に、Mさんもお見合いは疲れたとおっしゃっています。

またお見合いと聞くと、昔ながらのししおどしが見える和室で行うようなかしこまったイメージがあるかもしれませんが、今のお見合いはホテルのラウンジを中心に行います。お見合いは疲れたとおっしゃるMさんですが、お見合いの楽しさも語ってくださいました。

さて、お見合いから交際が成立すると、連絡先の交換が叶います。ですが、大人になって女性と気を遣いながら連絡をとり合うのは意外とハードルが高いものです。LINEのやりとり一つとっても、学生みたく頻繁に送り合うことはないですからね。
Mさんは私とのLINEでも即レスするなど、本当に真面目な方なのですが、お見合いから仮交際のステージでは苦戦を強いられる場面がよくありました。
お相手から返信が来ないときは、だいぶ落ち込んだそうです。得意のメモで感情をコントロールしていたようですが、そのときの様子を次のように話してくれました。

ちなみに、Mさんはこのメッセージのやりとりをした方が運命の人かも?と感じていました。結果的には交際お断りになってしまったのですが、実はその方にフラれたことが運命の出会いにつながったのです。恋愛の神様はちょっとした試練も与えるのでしょうか。Mさんはそのときのエピソードを赤裸々に語ってくださいました。

フラれた翌日のお見合いで知り合った女性と成婚!それもまた運命ですよね。でもなぜ、Mさんが最初にいいと感じた女性とは上手くいかなかったのでしょうか。
相性が合わないと言ってしまえばそれまでですが、男性と女性は気持ちの高まり方が違います。そのため、男性は結論を急ぎすぎて失敗してしまうことが少なくありません。
Mさんはフラれた方に対して、お見合い時のお会計で「お支払いしましょうか?」と言ってくれたり、手土産をいただいたりして、お相手の気遣いに舞い上がったと言います。ただ結果的には、当時のMさんにとって、その方は良い意味で相性が合わなかったのだと思います。。
またMさんは先ほど交際お断りなってしまった方以外でもあっさり交際終了となったケースがありました。たとえば、お見合いでは会話が盛り上がったのに、デートをしたらあまり話すことがなかったとか。そのときはMさん自身が「お綺麗な方だったけど疲れる」と感じたそうです。
ただ、Mさんは自分が勝手に勘違いしてたと振り返り、前向きに次のお見合いに臨みました。婚活ではこういう思考と行動がとても大切なので、男性の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。