【40代理系男子の婚活】他社からの移籍で入会から約半年でご成婚!結婚の決め手は将来のイメージのすり合わせだった。

▼目次

  • 1.入会編:海外旅行で芽生えた結婚観とクラブマリッジを選んだ理由
  • 2.活動編:本人もビックリ!200人以上の女性からのお見合い申し込み
  • 3.成婚退会編:破局危機を乗り越えて感動の入籍
  • 4.婚活を振り返って
  • 5.おわりに
  • 3.成婚退会編:破局危機を乗り越えて感動の入籍

    仮交際のステージで二人の女性とデートを重ねたIさん。一時は破局の危機があったなか、そこからIさんの誠実な行動で挽回します。それでは運命の出会いから紆余曲折を経ての成婚ストーリーをどうぞご覧ください。

    マリブロ 編集部
    並行して交際していた女性はそれぞれどのような方でしたか?また交際期間はどのくらいでしたか?
    Iさん
    二人とも同じ時期にお見合いをして、それぞれ10回くらいデートしました。

    最初は別のもう一人の方に魅力を感じていました。その方は国家公務員なので仕事が忙しそうでしたが、前向きで明るく、話が面白かったんです。特に海外の話を聞くのが楽しかったですね。でも、その方と会うときはいつも緊張感がありました。

    成婚相手は自宅から自転車で10分くらいのところに住んでいて、気軽に会えたんです。また話しやすいので、ありのままの自分でいられるのが良かったです。ただお見合いのときは正直、盛り上がるほどじゃなかったのですが、断る理由もないので交際希望を出しました。

    でも私が決断するまでに2ヵ月くらいかかってしまったので、仮交際の終盤で彼女は交際をやめようと考えていたみたいです。
    藤井
    Iさんの成婚相手は最初からIさんのことを気に入っておられたようです。でも、Iさんが決断できないままもう一人の女性との交際も続けていたこともあり、お相手の気持ちが徐々に冷めてしまって交際終了の考えがあることを担当者経由で聞きました。

    ただ、Iさんはお相手に対する強い気持ちがあって、結婚生活をイメージしたときに価値観が合うのはやはり成婚相手の方だと思っていらっしゃいました。なので、最後にもう一度会ってもらえるように担当者さんかお相手女性様に説得していただくようお願いしました。そしてご担当者様のお陰でなんとか首の皮一枚つながり、最後にお会いできることになったのです。ご担当者様には本当に感謝しています。
    マリブロ 編集部
    複雑ですね。でも女性って一度、交際終了を考えていて気持ちが戻るものですか?
    藤井
    タイミングにもよりますね。正直、もしあと一歩でも遅ければどうなっていたかわかりません。

    今回の場合は、お相手がIさんのことを最初から気に入っていたことや最後はIさんが誠実に向き合ったからこそ上手くいったのでしょう。正直、確率的には相当低かったと思います。
    マリブロ 編集部
    Iさんは具体的にどんなアクションを起こしたのですか?
    Iさん
    お互いの価値観をすり合わせるためのリストを作っていたのですが、それをお相手に見せて、きちんと話し合いたいと伝えました。

    そこまで型にはめるのは窮屈に感じてしまうかなとも思いましたが、彼女にとってはそれで進展すると感じてくれたようだったので、少しホッとしました。元々は自分の撒いた種ですけどね(笑)。
    マリブロ 編集部
    なるほど!ですが、婚活の場合、そういう話は真剣交際に入ってからするものですよね?
    藤井
    細かい話はそうですが、女性は真剣交際=結婚前提と考える方が多いので、Iさんが用意したリストを元に一緒に話し合い、価値観が合いそうだとお互いが実感できたことで安心感を得られたのは事実だと思います。
    マリブロ 編集部
    コロナ禍の交際でしたが成婚相手とのデートはどんなところに行かれましたか?
    Iさん
    家が近かったので同じ市内で食事をしたり、公園に行ったりすることが多かったですね。

    ただ、毎回同じところだとマンネリ化するので、海ほたるへドライブにも行きました。お土産も多いし景色も楽しめると思って。

    でもそこで余計な一言を言ってしまって、それで彼女は交際終了を考えたみたいです。
    マリブロ 編集部
    地雷を踏んでしまったのですね。どんな発言をされたのですか?
    Iさん
    ドライブをしていて、婚活(全般的な意味で)の話になったのですが、私は職業柄データを扱っているので数字が好きなんですね。それで、データから40代女性の婚活は厳しいよね的なことを言いました。
    藤井
    女性は男性の何気ない発言に対して気持ちが下がってしまうことがあります。たとえ男性に悪気がなかったとしても、女性はその言葉の真意を深読みしようとしてしまうのです。

    これは男女問わず言えることですが、お相手に対して不安に感じたことは担当者に相談するべきです。また、自分の発言で相手を不安にさせた時も同様です。私たちカウンセラーは、がお話を聞いて客観的に真意を推測することできますし、場合によってはお相手のご担当者様に相談することもできます。
    マリブロ 編集部
    それでこじれてしまったのですね。

    ドライブデートは二人きりでゆっくり話せる一方、まだ関係が深まっていないと、お相手の地雷を踏んで失敗しやすいので、真剣交際前は控えた方が良い場合もあると聞きます。

    それでも藤井さんの計らいで再度会えることになったのは幸運ですね。

    ラストチャンスのデートで真剣交際の告白をされたのですか?
    Iさん
    いえ、そのときは価値観のすり合わせをして、これからも会う機会を得ただけです。

    真剣交際への希望は、それから2回くらい会って伝えました。でもそのときは「考えます」と言われて、すぐに返事はもらえませんでした。
    マリブロ 編集部
    どのタイミングでOKの返事をもらえたのですか?
    Iさん
    連絡すると言われていたので、待っていました。デートの翌週に電話で「あなたとならやっていけそうだから、お願いします」とお返事をいただきました。
    マリブロ 編集部
    連絡を待つ間はどのような心境でしたか?ソワソワしましたか?
    Iさん
    ソワソワすることはなかったですね。

    なるようにしかならないと思っていましたし、追いLINEとかも逆効果だと思っていたのでしませんでした。
    藤井
    偉い!男性は焦って女性にプレッシャーを与えてしまって交際終了になることがありますが、冷静に対応されていたIさんは、流石ですね。

    でも実は、真剣交際に進むとき、もう一人の女性の担当者から「こちらも真剣交際に進みたいので考え直してもらえないか」という連絡があったんです。

    Iさんはすで成婚相手の方と進みたいと決断していたから、この話を伝えないという選択肢もありましたが、Iさんの大切な人生ですので、本人の意思を確認するためにもあえて伝えました。あらゆる選択肢のなかで、本人に人生を選択してもらうことが私たちカウンセラーの役目だと思いましたので。
    Iさん
    そういう対応をしてくれる、藤井さんが担当者で良かったと思いました。 正直、あのとき違う選択をしていたら、どうなっていたか気にならないと言えば嘘になります。

    でも恋愛や結婚って正解はないですよね。

    なので、二人のどちらなら長く人生を過ごせるのか?一緒に暮らすイメージをしたとき、やっぱり成婚相手の方だと明確に思ったんです。
    マリブロ 編集部
    真剣交際OKの返事をもらって、その後は順調に進みましたか?
    Iさん
    はい。その後は週1ペースで会って、2ヵ月くらいで無事に成婚退会となりました。

    特別に思い出のある場所に行くようなデートはしていませんが、彼女が誕生日を迎えたのでフレンチレストランに行ったり、結婚指輪を選びに行ったり、スムーズだったと思います。
    マリブロ 編集部
    真剣交際からプロポーズまでは順調なカップルが多いのですか?
    藤井
    Iさんのお相手の場合は、Iさんがリストを見せて価値観が合うか真剣に話し合ったからこそ、他のカップルよりも安心感をもって進められたのだと思います。

    女性によっては、とりあえず真剣交際に進むけど、プロポーズを受けられるかどうか気持ちの面で時間がかかるケースは少なくないですね。実際に、男性の期待に応えられず、破局してしまうカップルもいますので。
    マリブロ 編集部
    以前、結婚後の住まいで揉めて交際終了になったカップルの話をお聞きしましたね。

    Iさんはどのように話し合われたのですか?
    Iさん
    価値観のすり合わせができていたので、特別なことは話していないです。

    お互いに戸建てでもマンションでも、良い物件があったら見に行こうという感じでした。

    指輪は最初はなくてもいいと言われたのですが、彼女が両親や友人に「指輪は男性の覚悟も込めてあった方がいい」みたく言われたようです(笑)。

    それで一緒に見に行って、ティファニーの指輪が気に入ったようなので、それに決めました。
    藤井
    大したことはしていないと言いながら、きちんと行動に表すことはさすがです。

    Iさんは、何かを与えたい!というタイプじゃないけど、お相手が欲しいと言えば、素直に応えてあげる優しさがありますよね。そういった寛大な心と柔軟さはとて素晴らしいです。
    マリブロ 編集部
    それって簡単なことじゃないと思いますが、過去の恋愛ではどうでしたか?
    Iさん
    これまでにお付き合いしたのは5人くらいで、結婚を意識するまでの出会いはなかったから、その辺はよくわからないですね。

    でも無理して合わせているわけではないです。お金は大事ですが、こだわりが強い方じゃないので、彼女が望むことはしてあげたいと思っています。
    藤井
    そういうところが素晴らしいです!
    マリブロ 編集部
    それではプロポーズのシチュエーションをお聞かせください。
    Iさん
    品川プリンスホテルのレストランで景色を見ながら食事をして、指輪を渡してストレートに「結婚してください」と伝えました。
    マリブロ 編集部
    ロマンチックですね。

    その日にプロポーズをすることはお相手の相談所とも連携されていましたか?
    藤井
    はい。お相手も受けてくれるとのことでした。

    でも実はプロポーズについてはおもしろ話がありまして。プロポーズのシチュエーションをIさんと相談しているとき、Iさんはレストランでプロポースするのは恥ずかしいから嫌だと当初おっしゃっていました(笑)

    ですが、担当者を通してお相手の希望を聞いたら、夜景の見えるレストランでプロポーズしてほしいという希望だったので、「Iさんの嫌がっていたシチュエーション希望がまいりましたが、彼女の希望に応えてあげてくださいね」と言いました(笑)

    それでも、Iさんはちゃんと彼女の希望を叶えてあげていました。
    マリブロ 編集部
    その後、ご両親とのご挨拶はいかがでしたか?
    Iさん
    何事もなく無事に終わりました。

    彼女の実家ではお茶とケーキをいただいて、近所ということもあり気楽に過ごせました。
    マリブロ 編集部
    明日(インタビューの翌日)、入籍すると伺いましたが日取りは記念日とかですか?
    Iさん
    彼女が天赦日(日本の暦上、最上の吉日として何かをスタートさせるのに良いと言われています)が良いとのことで、そうしました。縁起の悪い日よりは良い日の方がいいに決まっていますからね。

    4.婚活を振り返って

    マリブロ 編集部
    それでは婚活を全般的に振り返っての感想をお聞かせください。
    Iさん
    お見合いについては申し受けが想像以上で、藤井さんに写真撮影を付き添ってもらったおかげかなと思います。

    また結婚相談所は、真剣交際前なら他にも選択肢がある(同時並行できる)のが良いですね。最も交際中に他のお見合いは受けない方が良いと思いますが、一人の方とだけの交際はダメになったときに精神的なリスクが高いです。

    私の場合は、二人と交際して逆に迷ってしまったので、あまり偉そうなことは言えませんが。
    藤井
    おっしゃる通り、女性は結婚相手に対して結婚後も誠実さや安心感を求めます。なので、自分の他にも交際している方がいると少しでも感じると、女性のモチベーションは下がりますし交際においても自信をなくします。ああ、他にも女性がいるのか。自分が一番ではないのか、とね。女性は勘が良いので要注意です(笑)

    なんたって一生を過ごす相手を選ぶのですが、自分を優先してくれる、大切にしてくれる相手と結婚したいとどの女性も願っています。

    だから、Iさんの考えは正しいです。最後のほうではお二人の女性と並行して交際しましたが、お二人とも違うタイプで異なる良さを持っていたからこそ、決断することができたと思います。
    マリブロ 編集部
    結婚相談所としては、仮交際から一人に集中して交際する男性がもしフラれてしまったら、どんなサポートを施すのですか?
    藤井
    状況を聞きながら、会員様一人ひとりに合ったアドバイスを心がけています。

    なので、交際中もお相手の感触がなさそうだなと思ったら、他も探すことを提案します。ただそれは、会員様の性格や状況にもよります。体力的・スケジュール的に目一杯という方もいますので。

    しかしリスクヘッジはきちんと伝えますし、安易に「大丈夫」と背中を押すことはないですね。

    それに実際、何人もの女性と並行して交際というのは毎週会えていないでしょうし、婚活の週1で会う重要性を理解されていないと思います。
    Iさん
    たしかに複数交際していて毎週会うのは無理ですね。

    最初は交際中にお見合いもして、お相手の方は交際希望してくれた方もいたようですが、自分のキャパを超えるのでお断りしました。
    マリブロ 編集部
    それでは同世代で婚活中の男性にアドバイスをお願いします。
    Iさん
    そんなに確実なことは言えませんが、唯一正解だと思うのは、交際中にお見合いの申し受けがあっても受けないことだと思います。

    お受けして上手くいくパターンもあるでしょうけど、目の前の人と向き合わないと泥沼にハマって決断できなくなりますので、目の前の人を大事にするのが成婚への近道ですね。

    それと藤井さんがこれまでに担当した男性の成婚率は53%だと後から聞きました。私も相談所に入るときは不安でしたが、やはりサポートしてもらえることで願望は叶うと思います。

    クラブ・マリッジは毎月面談でこういう話ができることや何かあればすぐに電話で相談できるので安心感がありますね。

    5.おわりにーー

    マリブロ 編集部
    それでは最後にIさんの婚活を振り返って藤井さんからメッセージをお願いします。
    藤井
    この度は成婚退会、誠におめでとうございます。

    Iさんは、入会前から1年以内に成婚したいというご希望でしたが、結果的に見事半年で成婚できたことは本当に凄いです。Iさんが成婚できた理由は、Iさんがおっしゃったように目の前の人を大切にする誠実さや愛情深さだったことは間違いありません。

    実際に、そういう思いやりがなければ、どんなに相性の良いお相手でも交際は進展しないでしょう。

    ただ、頭でわかっていても、なかなか行動に起こせないものです。Iさんのように女性からの申し込みが200件もあったら、目移りして決断できない男性は多いはず。

    でもIさんは誘惑に負けず、途中二人の女性と並行して交際した時期はありましたが、最終的には成婚相手と誠実に向き合いお相手の希望を優先して交際を進展させました。

    女性にとってはそういった男性の行動が、「大事にされている」と感じられます。

    仮交際に1ヵ月〜2ヵ月、真剣交際に2ヵ月という期間で女性がプロポーズを受けられる心境になるのは簡単ではありません。

    女性と柔軟な姿勢で接するからこそ短期間でも成婚することができるのです。

    目の前のことを大切に、お互い健康で仲良く暮らしていただければきっと幸せな家庭を築いていけると思います。

    改めまして、本当におめでとうございます。いつまでも末永くお幸せに!

    <<Profile>>
    藤井亜美:パナソニック・エイジフリーで福祉用具の営業を経て、店舗の店長に就任。その後、広告代理店で勤務。現在はクラブ・マリッジの婚活プロデューサーとして従事する。男性会員において【成婚率50%】を越え業界トップクラス。成婚率・マッチング率の高さと親身なサポートに定評があり、ご成婚カップルは50組を越える。

    婚活に、プロデューサーの力を。

    1年以内の成婚率は78.9%!