37歳男性が友人と一緒に婚活!オンラインお見合い&デートからの成婚秘話

IT企業で働く37歳男性Sさん。過去には結婚を考えたお相手がいたものの、仕事の忙しさもあり気づけば10年近い年月が経っていたことに焦りを感じ、友人の勧めもあって婚活を始めました。

そんなSさんは活動から9ヶ月でめでたく成婚。この記事では、Sさんの婚活を支えたクラブ・マリッジの婚活プロデューサー藤井さんを交えたインタビュー形式でSさんの婚活を振り返ります。

▼目次

  • 1.入会編:友人の勧めがキッカケで結婚相談所に登録
  • 2.活動編:オンラインお見合いと実際に対面で会うお見合いの違い
  • 3.成婚退会編:オンラインデートからの成婚への道のり
  • 4.婚活を振り返って
  • 5.おわりにーー
  • 1.入会編:友人の勧めがキッカケで結婚相談所に登録

    マリブロ 編集部
    この度は成婚おめでとうございます。まずは婚活を始めたキッカケやSさんの結婚観をお聞かせください。
    Sさん
    もう10年近く前ですが、4年ほど付き合って結婚するつもりの女性がいたんですね。でもいろいろあって別れてしまい、それ以来、彼女はいませんでした。

    それからずっと仕事に打ち込んでいたのですが、気づけばアラフォーの領域になって「ヤバい」と思うようになったんです。

    そんなとき、仲の良い友人が婚活を始めて、彼の婚活話をよく聞くようになりました。それで僕も婚活を始めてみようと思ったことががキッカケです。

    友人は所属している結婚相談所を変えようとして色々と相談所を調べていたようで、僕に「クラブ・マリッジが良さそう」と勧めてきました。

    僕も自分なりに調べていましたが、婚活の右も左もわからないので、とりあえず彼に勧められたクラブ・マリッジに話を聞きに来ました。藤井さんの説明も含めて対応が良かったので、「クラブ・マリッジで婚活を始めてみようと思う」と友人に伝えたんです。

    そしたら、彼も「俺もクラブ・マリッジにする」と言って他社の結婚相談所から乗り換えたんです。僕は彼の毒見役でしたね(笑)。
    マリブロ 編集部
    婚活は結婚相談所だけでなく、マッチングアプリやパーティーなどもありますが、それらのツールは考えなかったのですか?
    Sさん
    一応調べてみたのですが、本気でチャレンジできる(結婚を真剣に考える人同士が出会える)ところを求めていたので、結婚相談所の方が良いと思っていました。恋人探しではありませんから。

    また結婚相談所は入会にあたって独身証明書の提出が必要と書いてあったので、それも安心感がありました。
    マリブロ 編集部
    恋愛よりも結婚をゴールに考えておられたのですね。
    Sさん
    年齢的なこともありますので。あとは子どもが欲しいので(授かれるかどうかは別として)早い方が良いと思いました。
    マリブロ 編集部
    クラブ・マリッジに話を聞きに来たとき、藤井さんの印象や結婚相談所のシステムについては、どう思われましたか?
    Sさん
    若い方だなと思いましたが、特に不安は感じませんでした。

    これは今だから言えることですが、婚活を始めてからは「藤井さん(女性)で良かった」と思うようになりました。たくさんの女性と付き合ったことがあるわけじゃないので、女性の気持ちとかアプローチ方法などを教えてもらえて助かりました。

    また結婚相談所のシステムは全く知らなかったので、最初は、応接室みたいな場所で「この人どうですか」みたく紹介されると思っていたんです。

    でも、IBJ(日本結婚相談所連盟)のシステムを使ってお見合い相手を探すので、良い意味でシステマティックなものでした。だからこそ目移りしちゃいそうでしたが、真剣に活動できるとは思いましたね。

    2.活動編:オンラインお見合いと実際に対面で会うお見合いの違い

    マリブロ 編集部
    結婚相談所に入会すると、最初の作業は写真とプロフィール作成ですが、Sさんはお見合い写真のような写真撮影の経験はありましたか?
    Sさん
    いえ、なかったです。だから、撮影後の自分の写真を見て「こんなに見た目が良くなるのか!すごいサポートだな」と驚きました。

    でも、それは女性も同じだから、写真は当てにしづらい?とも感じましたね。プロフィール文章も藤井さんに提案してもらって、最初に自分で書いたものとはだいぶ変わっていて、プロは違うなと思いましたね。
    藤井
    写真とプロフィール文章はお見合いが成立するかどうかの重要な判断材料です。どんなに素敵な人でも、プロフィール写真やプロフィール文章が悪かったら、マッチング率が低下してしまいます。

    マッチング率はプロフィールのクオリティ次第で決まります。だからこそ、お客様の魅力を最大限引き出せるように努めます。もちろん、嘘は一切書きませんし、お見合いでのギャップがない程度にしながら個性も大切にします。また写真と違いすぎる格好はしないようにアドバイスしています。
    マリブロ 編集部
    自身の写真やプロフィール作成を経て、システム上で掲載されている女性に対してどう思われましたか?
    Sさん
    ある程度は許容範囲だと思っていました。

    たとえば、料理好きと書いてあるとき、実際に週一回でも料理を作っているなら気にしないです。週末の過ごし方が土日のどちらかはお出かけするとの記載でも、疲れていたら両日ゴロゴロすることだってありますから、僕は気になりません。

    なので、まるっきり違うとかじゃなければ、多少オーバーな内容でも良い気はします。会ってみないとわからないですし、藤井さんの言うように、プロフィールの印象が悪いとお見合いを申し込もうとは思わないですからね。
    マリブロ 編集部
    Sさんのお見合いはご自身で申し込んだのが16件(うち2件成立)。約5か月間で、女性からの申し込みが136件(うち6件成立)。合計8名の方とお見合いが成立し、うち3名と交際というデータです。

    136人もの女性からお誘いがあったことはすごいですね。ちなみにどんな基準で会うお相手を選びましたか?
    Sさん
    正直、年齢は気にしていました。子どもがほしいので年上よりは年下の方が可能性が高いですから。

    あとは仕事をしている(自立されている)かどうか、家族と仲が良いかどうかも重視していました。

    僕は家族と仲が良いですし、結婚したら僕の両親と仲良くしてほしいと思っていました。もちろん、僕もお相手の家族と仲良くしたいと思っています。

    それに、自分の家族と仲良くできない人は他の家族と仲良くするのは難しい気がします。

    マリブロ 編集部
    女性の写真では、どんな部分をチェックされていましたか?
    Sさん
    写真は自然な感じの表情で、無理してつくった笑顔じゃないかどうかを見ていました。これは実際に会って話しているときも見ていました。やっぱりお相手が笑顔だと「あ、いいな」と思いますからね。
    マリブロ 編集部
    Sさんは合計8名の方とお見合い成立しましたが、うち2件はオンラインお見合いでした。Sさんは対面とオンラインのどちらが良かったですか?
    Sさん
    僕はオンラインよりも直接対面したい派です。オンラインだと全体の雰囲気や普段の仕草とかわからないですから。
    藤井
    Sさんのように、特に男性は実際に会いたいという対面お見合い派が多い傾向にあります。
    マリブロ 編集部
    初めてのお見合いはいかがでしたか?
    Sさん
    とても緊張しました。特にホテルのラウンジで名前を伝えてお相手を待っているとき、何をしていいかわからず、顔を合わせて話を始めるまでは緊張しっぱなしでした。

    席が決まっていて、時間になったら相手が来る形なら良いんですけどね。自分で探して声をかけなきゃいけないし、今はみんなマスクしているから「間違って声かけたらどうしよう」という気持ちが先行してしまって…。

    最後までお見合いは慣れなかったですね(笑)。
    藤井
    弊社の会員様がお見合いを申し込まれた場合は、私たちがお店のセッティングもサポートするのですが、コロナ禍の影響で(お店側で予約を受け付けていないなど)予約が取りづらくなってしまったんですね。

    なので、特に直近の日程でのお見合いの場合は、男性会員様にはお見合い場所に早めに行っていただき、席の確保をお願いしているのが現状です。
    Sさん
    間違って声をかけたことはなかったですが、お見合いしている人って結構いるんですよね。

    だから、チラ見して「あの人かな」みたく考えている最中に、お相手から「もしかして、〇〇さんですか」と声をかけられたこともありました。これはある意味、失敗ですよね。(笑)
    マリブロ 編集部
    お見合いの会話で「失敗した!」と思ったことはありましたか?
    Sさん
    個人的にはどの女性とも楽しく話せたと思っているので、失敗したと思ったことはないですね。

    女性からしたら、僕の発言とかで「それはダメでしょ」と感じた部分があったかもしれませんけど。
    マリブロ 編集部
    成婚相手と出会うまでに2名と交際されましたが、その2名との交際はいかがでしたか?
    Sさん
    1人目の方はLINEのやりとりがあまりに大雑把で、連絡しても返信がないし、話題を振っても一方通行な感じでお断りしようと思っていました。それで一応デートはしたのですが、デート後にお相手からお断りの連絡が来たのでホッとしました。

    2人目の方は結構続いたんです。4回デートして真剣交際を考えていたのですが、そのタイミングで彼女と音信不通になったんです。それから数日後に交際終了の連絡がありました。

    お相手にとって不安や嫌なところがあったのかもしれないですが、自分では思い当たる節がないので今でも不可解です。

    事実、水族館でデートしているとき、クリスマスが近かったこともあり先々のデートの話もして、お相手からも「ぜひ」と言われていたんです。
    藤井
    お相手のご担当者様にも聞いたのですが、ライバルがいて別の方と同時交際していたというわけでもなく、突然退会してしまったそうです。なので感情面の問題なのか、結婚へのモチベーションが下がってしまった可能性も要因として考えられるかと思います。
    マリブロ 編集部
    そういう思わせぶりな態度を見せておきながら交際終了となったり、突然婚活をやめてしまったりする女性は多いのですか?
    藤井
    正直、いらっしゃいますね。まず女性は社交性が高い方が多いので、表面上は相手に良い素振りをしてしまうことは多いです。また女性は男性より気持ちが高まるまでに時間がかかりやすいので、本当にこの人と結婚してよいのか悩み、さらには自分が本当に結婚したいかどうかすら悩んでしまったりする方も少なくないです。なので、 Sさんの2人目のお相手は、もしかしたら婚活疲れもあるかもしれません。
    マリブロ 編集部
    そんな中で成婚相手と出会ったわけですが、お見合いはオンラインだったそうですね。
    Sさん
    彼女の希望でオンラインお見合いになりました。ホテルのラウンジのような緊張感はなかったのですが、普段と違うので不安もありました。

    そこで友人を呼んでウェブカメラの位置を合わせてZoomでの見え方をチェックしてもらったんです。でも明るさが微妙で、光量を変えたりしたんですが上手くいかないので、ユーチューバーが使うようなリングライトを買って設置しました。そしたら、画面での印象が全然違いましたね。
    マリブロ 編集部
    ご準備も素晴らしいですね。お見合いはスムーズに進められましたか?
    Sさん
    はい。普段通りに話せました。

    彼女も「オンラインお見合いってどうなんだろう」と思っていたみたいですが、私とのお見合いで「オンラインお見合いはイケる」と言っていました。それを聞いて僕は内心、他の人とお見合いしてほしくないんだけどと思いましたけどね(笑)。
    マリブロ 編集部
    それはそうですよね(笑)オンラインお見合い時の服装はどうされましたか?
    Sさん
    通常と同じようにプロフィール写真に近い格好をしました。画面越しだと上着だけ整える人がいますが、念のため上下ちゃんと着用しました。
    藤井
    リングライトから素晴らしい準備ですね。私たちもオンラインお見合いでカメラや照明のセッティングは非常に重要なので、リングライトを推奨しておりますが、男性で見え方を意識してそこまできちんと準備をされる方は少ないです。
    Sさん
    それでもデスクトップのPCにウェブカメラを外付けしたので、位置がズレていて、彼女の画面からは斜めに写っていて不思議に思っていたそうです(笑)。
    マリブロ 編集部
    オンラインお見合いの準備のコツみたいなものはあるのですか?
    藤井
    結婚相談所が推奨するオンラインお見合いでは、

    ・カメラの角度(レンズ)を目線の高さに合わせる

    ・画面の正面から写るようにする

    ・明るさを考えて光量を調整する

    ・背景は壁やカーテンなど生活感が見えすぎないようにする

    ・・・などですね。

    画面が暗かったり、人物がの見た目が悪かったりすると、好感度が下がるので注意が必要です。またバーチャル背景を遣う方も多いですが、違和感が強く印象を損なうのでやめたほうが良いです。人によっては、「見せられないほどそんなに部屋が汚いの?」と疑問に思います(笑)

    婚活に、プロデューサーの力を。

    1年以内の成婚率は78.9%!