「私たち、結婚相談所で知り合って結婚しました」
そんなフレーズをよく聞くけど、私も結婚できるかしら?と感じる方が意外と多いのではないでしょうか。実をいうと、結婚相談所を利用すれば成婚につながりやすい!と言われるには一定のルールがあるからなんです。今回はそのルールの真相に迫っていきます。
結婚相談所は誰でも入会できるわけではない
結婚相談所は結婚相手と出会うことを目的として利用するところです。そのため誰でも入会できるかというと、そうでもないのです。そこで、まずは結婚相談所に入会するための条件についてご紹介します。
結婚相談所に行くと、活動を始める前にいくつかの書類を渡されます。その中に、結婚相手紹介サービス入会申込契約書があります。その契約書で最初の方に書かれているのが会員資格です。
結婚相談所の会員になるには、20歳以上の独身である必要があります。もし、既婚者が入会できたら信頼性が無くなりますから、これは当然と言えます。
また、住まいがハッキリしていることも条件のひとつです。結婚相手が住所不定では困りますよね。
そして、男性の場合は収入が安定していることも必要です。もちろん、大手企業じゃないとダメ!みたいなことはありません。しかし、無職やフリーターでは結婚したいとは思わないのが普通です。
このように、会員資格があることで利用する価値は高いと言えます。
会社のようなルールがある?
会員資格に続いてご紹介するのが、会社のようなルールがあることです。
例えば、
・お金の貸し借りはNG
・保険などの営業はしゃちゃダメ
・ウソのプロフィールを書かかない
といったことです。
また、お見合いが終わったら結婚相談所のアドバイザー(カウンセラーと呼ばれています)に申告する義務があります。ほかにも、ID(個人情報)をしっかり管理するといったルールが盛り込まれています。
そして、これらのルールを破るとペナルティが課せられます。ペナルティを受けると、会員資格が無くなったり、サービスの利用が停止されることも。もしかすると、あなたは「ずいぶん厳しいな」と感じるかもしれません。でも、こうしたルールがあることで、安心した出会いの場を提供できることができ、経済的な損失や精神的なダメージも防ぐことができるのです。
お見合いと交際発展時に気をつけるべきこと
結婚相談所が一定のルールによってきちんとしていることはわかったけど、だからと言って、それが成婚とイコールとは言い切れないのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで、キーポイントとなるのがお見合いと交際発展時に関するルールです。
結婚相談所では実際にお見合いするまで、相手と直接の連絡はとれません。これは個人情報を守るためですが、お見合い後、交際が決まったら双方にお互いの連絡先を伝えるので、了承する必要があります。まさに結婚相談所ならではのルールですね。
お見合いで気をつけることはそれだけじゃありません。例えば、一旦決めたお見合いのキャンセルは基本的にNGです。そのため、このルールを破るとペナルティ(違約金の支払い)を受けることになります。お見合いの約束時刻への遅刻もNGです。もちろん、電車の遅れなど、マジメな方が損をしないようにある程度の例外は認められます。
まとめ
いかがでしたか。まとめると、結婚相談所には、主に5つのルールがあります。
・会員になるには条件がある
・会社の規則のように、やってはいけないことがある
・ルールを破るとペナルティがある
・交際が決まるまで相手の連絡先はわからない
・お見合いは原則キャンセルできない
もちろん、結婚相手紹介サービス入会契約書には、この5つ以外にも多くの項目があります。でも、ご紹介した5つのルールは交際相手の信用するために、とても重要なことです。つまり、こうしたルールによって成婚につながるのです。