1年以内に結婚するための秘訣!婚活PDCA【計画編】

婚活をする上で最も意識しなくてはならないこと、それは時間です。
とくに30代からの時間はあっという間。気が付けば40歳になり、あっという間に50代をむかえてしまいます。どんなに魅力がある素敵な人も”婚活“というフィールドで動くなら1歳でも若い方がよいと婚活業界に携わってきた経験からはっきりと断言します。

「いい人がいたらそのうちに」

なんてのんびり動くのはとても勿体ない。
けれど出来ることなら婚活をしている期間は少しでも短くしたいですよね。
その為に必要なことは婚活PDCAサイクルをしっかり回すことです。
婚活も仕事も結果を出すプロセスは同じなのです。
ゴールを明確にして計画を立て、活動し、振り返って改善する。

そして婚活PDCAで一番大切なフェーズが計画、プランです。

<<この記事を書いた人>>
西澤史子:TV/雑誌などのメディアに出演し、連載を抱えつつの講演会、婚活セミナー、レッスン等を実施。多数の芸能人へも婚活アドバイスをする。

目次

PDCAのPLAN、婚活の計画で一番大切なことは“いつまで”ということ

婚活で一番重要なのはこの計画をしっかり立てるというフェーズ。
特に一番最初に決めて欲しいことは“いつまで”ということ。

このいつまでかという期限を決めずにゆるい婚活をして結局誰とも巡り合わずに結婚したいと願いながら生涯独身を迎えてしまった人を数多く見てきました。

仕事でもそうですが期限無き計画は”夢“のようなものであり、現実化しないフィクションのストーリーになってしまいます。

まず、いつまでに結婚をしたいのかをあなた自身が決めましょう。

女性の場合は特に出産も意識した計画を立てる事が大切です。
妊娠したくても直ぐに妊娠出来る人もいれば、時間がかかってしまう人もいます。
現在の医学では妊娠出来るか出来ないかの判断はある程度予測できたとしても妊娠しやすいか、しにくいかまでの体質を判断するには至っていません。「内閣府 平成28年版少子化社会対策白書」によると、初産の平均年齢は2011年に平均30歳を突破し、2014年には平均30.6歳という結果となっています。ちなみに第二子は平均32.4歳、第三子は平均33.4歳だそうです。これはあくまで平均値ですから、この年齢を過ぎてももちろん妊娠、出産をしている女性はたくさんいます。
ただ、年齢が上がれば上がる程に妊娠率は低くなるということもデータに現れていますし、子供が20歳という成人まで育てるということは夫婦で子供を育てる為の収入を確保し続けなくてはならないということです。

例えば、あなたが現在32歳で35歳の結婚というゴールを定めると、出産は35歳以降です。子供は1人にするか2人するか?2人欲しい場合は年子で生んでも36歳以降が第2子出産の最短のスケジュールになります。いかがですか?

これで問題ない場合は3年間の婚活スケジュールに基づいて次の相手の条件というステップに進みますが、2人子供を持ちたいから出産を早めたいと判断するなら結婚を33歳、つまり婚活期間を1年に定めるという様にスケジュールを再調整して活動期間を決めましょう。

次に結婚相手に望む条件を設定する

婚活スケジュールが決まったら次のステップは相手の条件を設定します。
そして自分の理想とする相手の条件は婚活アドバイザーや担当カウンセラーというプロに相談しながら決めることをお勧めします。
親や友人のアドバイスは余り参考にしないことです。

以前50代の男性が定めた条件は“20代の女性のみ”でした。理由を聞くと同じ世代の友人が年若い女性と結婚して幸せそうだからということでした。正直、彼が望む20代女性と巡り合う確率はかなり低い印象でしたので、30代の魅力的な女性のプロフィールを紹介しながら年齢の条件範囲を広げることを提案しました。“50代で20代の女性しか望まない男性”というプロフィールを作成することで20代女性からも敬遠されてしまいます。
結局彼は条件を20代~40歳までの女性に範囲を広げて活動し、めでたく30代前半の女性と知り合い結婚しました。

もちろん条件を定めるのは自由ですが、その為に費やす時間は貴重です。
だから婚活アドバイザーや担当カウンセラーに意見を聞いてみましょう。

繰り返しになりますが婚活にとって貴重なのは時間です。婚活は時間的なロスを最小限にすることが大切です。

もう一つの例を紹介しましょう。

私が以前担当した40代の女性は相手に求める条件を “30代、年収800万以上、上場企業もしくは公務員”という希望条件を設定しました。これで登録したいというのです。その女性は素敵な女性ではありましたが30代男性、年収800万以上、上場企業もしくは公務員という3つの条件全てに当てはまる登録されている男性が希望する女性は“20代か30代前半の女性“がほとんどでした。出会いは確率です。その確率が余りにも低い場合は活動しても出会えない確率が高くなります。その女性には、登録している男性会員データを見せながら説明しました。最終的に条件を”30代~50未満、年収600万以上“の2つの条件を設定し、活動をスタートしました。
そして彼女は活動1年で同じ40代の希望年収を上回る素敵な人と出会い、めでたく結婚することができました。

相手に望む条件は高すぎる、多すぎるとせっかくの縁を遠ざけてしまいます。
今の自分に合う条件をプロの意見を聞きながら設定
しましょう。

最後は具体的な活動計画に落とし込む

スケジュールが決まり、条件を設定したら最後は具体的な活動計画への落とし込みです。

婚活は活動量が重要です。動かなければ何も変わりません。婚活に限らず、人との縁は動くことで生まれます。なので、現実的に自分が動ける活動計画を具体的に立てることが大切です。その際に、“今自分が動ける時間範囲で活動計画を立てる“のではなく”活動計画に合わせて時間を作る“ようにしましょう。

例えば1年の婚活計画を立てるとします。1年としても出会って1カ月以内に真剣交際から退会というスケジュールは現実的ではありませんよね。もちろん、そういう運命の出会いもあるかもしれませんが確率は低くなります。
婚活計画は➀お見合い・②交際・③真剣交際・④成婚退会&プロポーズ・➄結婚準備という5つのフェーズに分けて期間を振り分けます。

例)

➀お見合い  2か月
②交際    2か月
③真剣交際  1カ月
④成婚退会  1カ月
➄結婚準備  6ヶ月

結婚まで    1年

お見合いは徹底的にお見合いをする期間です。この期間は1週間、1カ月に何件お見合いを申し込むか具体的に数字を決めましょう。そして最低何名と会うかを必ず決めておくことをお勧めします。

交際はお見合いをして可能性がある人とのデート期間です。
他の人とも変わらずお見合いができるので、お見合い期間の延長のようなものですがこの期間は必ずデート、つまり2回以上会える人を見つけてデートをします。この時期もお見合い期間と同じように何名とデートをするか具体的に最低人数を定めておくことが大切です。

お見合いと交際期間はかなり活動量が多い時期なのでこの時期は仕事や他のプライベートの予定を調整して婚活に集中できる環境を整えましょう。

真剣交際は1人に絞り込み成婚退会までカウントダウンに入る期間です。
担当カウンセラー経由で相手の結婚相談所のカウンセラーと調整をしてもらいましょう。その為の結婚相談所です。自由恋愛とは違い、結婚相談所に加入している時点で相手も結婚をしたい意思を明確に持っていますが婚活スケジュールが違うかもしれません。

そして成婚退会です。お互いに結婚の意思を確認しあったら成婚退会の時期を合わせて、相談所に申し出て、婚活を終わらせましょう。
そして、ゆとりをもって結婚準備に入りましょう。

結婚準備は結婚式を挙げるとなると最低でも半年は必要です。招待客にとってもお互いの両親や親族にとってもいきなり1カ月後に結婚するとなるとスケジュール的に出席が難しくなり、希望の会場も空いていない可能性が高くなります。

こうしてスケジュールを各フェーズに落とし込んで具体化するプロセスをしっかり立てる。それが結果を出す婚活の為に最も大切なことなのです。

次回はこの立てた計画通りに活動し、振り返って改善する婚活PDCAの後半DCAについて説明していきます!

婚活PDCA【行動,評価,改善編】はこちら

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