【必読】仲人に聞く、知っておくべきお見合いのマナー

お見合いは婚活における重要な初期ステップ。ここでチャンスを失わないように、しっかりお見合いのマナーを心得ておきましょう。
服装や話し方などはもちろんですが、メニューの頼み方や立ち振る舞いなど、ちょっとしたところで相手に幻滅される可能性もあるので要注意。

今回はクラブ・マリッジ婚活プロデューサーの笹岡さんに、お見合いを成功させるために知っておくべきマナーについてお聞きしました。

目次

マナー1:服装や臭いなど、身だしなみを整える

笹岡

身だしなみを整えることは、お見合いにおける基本マナーです。男性の場合は、お見合いはスーツスタイルが基本。
お見合いはホテルのラウンジなど比較的フォーマルな場所で行いますし、結婚を意識した上で異性に初めて会うわけですからね。
女性は派手すぎたり露出が多すぎたりする服装は避け、清楚な雰囲気を心がけましょう。
マリブロ編集部

男性の場合は“清潔感”も重要ですよね。
笹岡

もちろんです。スーツにしわがないか、ジャケットにフケや埃がついていないか、シャツの襟元や袖口に黄ばみがないかきちんとチェックしておきましょう。
また、意外と見落としがちなのが「臭い」です。
タバコの臭い、口臭、きつすぎる香水などは女性に嫌がられるので注意しましょう。暑い時期は汗の臭いにも気を付けてください。
お見合いのときに大切にして欲しいのは、オシャレよりも相手に対する気遣いです。
マリブロ編集部

しかし暑い日にスーツを着ると、汗の臭いは気になってしまいそうですが…。
笹岡

暑い日はクールビズスタイルでもOKです。ただし、着用しなくてもジャケットは持参するようにしましょう。
また、事前に相手の女性に「明日はクールビズで行かせていただきます」と伝えておくだけで印象がぐっと良くなると思いますよ。

マナー2:15分前には現地に到着

笹岡

お見合いに限らずすべてにおいていえることですが、遅刻は厳禁です!
お見合い場所には、15分前には到着するようにしましょう。
暑い時期は早めに到着してクールダウンしておけば、お見合い中に汗だくになる心配もありません。

マリブロ編集部

時間に余裕があれば、気持ちにも余裕が生まれそうですね。
笹岡

男性はもう少し早く到着して、お見合いする店が混雑していたときに移動できるよう、別のお店に目星をつけておくのがベストです。
もし相手が遅れてきた場合は決して不快な顔をせず、「大丈夫ですよ!」と寛大に受けとめることで好感度が大きくアップします。

マナー3:あらかじめ話題を準備しておく

マリブロ編集部

お見合いの成功の鍵を握るのは、会話が弾むか否かですよね。
笹岡

そうですね。会話を弾ませるためにも、ある程度話題を事前に用意しておいた方が良いでしょう。
相手のプロフィールには必ず目を通して、自分との共通項を見つけておくのがおすすめです。
ただしプロフィールに基づいて質問するだけでは、就職活動中の面接のようになってしまうので気をつけてください。
プロフィールに書かれてあることだけでなく、もっと話を広げられるように努力しましょう。
マリブロ編集部

例えば、どんな話をすれば良いのでしょう?
笹岡

「最近涼しくなりましたね」といった季節の話題や、旅行に行ったこと、テレビの話題でも良いと思いますよ。

それから、意外と見落としがちなのが挨拶です。
「お見合いをしてくれてありがとうございます、よろしくお願いします」という最初の挨拶と、「今日はありがとうございました、楽しかったです」という最後の挨拶を忘れてしまう人は案外多いのです。
この挨拶があるだけで、ぐっと印象が良くなるのではないでしょうか。

マナー4:お見合いでは「支払いは男性」が基本

笹岡

ほとんどの結婚相談所では、お見合いの際に発生した飲食費などは男性が負担するというルールになっています。

しかし女性によっては「私も払います」とお財布を出す人がいるのですが、そこで男性が「じゃあ、お願いします」と言って割り勘にしてはいけません。
また、女性にも一つ注意していただきたいことがあります。
甘いものが食べたいからといって、ケーキセットなどを注文するのはNGです。

マリブロ編集部

ケーキセットはダメなんですか?
笹岡

男性にご馳走になることを前提としているお見合いシーンで、お茶以外のものを勝手に注文するのは良くないと思います。
男性に“厚かましい”という印象を与えてしまう可能性があります。
ただし男性の方から「ぜひ召し上がってください」と言われ場合は、空気を読んだ上で注文しても構いません。

マナー5:仲人への配慮も忘れない

笹岡

たまに仲人(=結婚相談所の担当スタッフ)がお見合いに同行するケースがあります。
お見合いに終始立ち会うわけではなく、お見合いする二人を引き合わせるために最初だけ立ち会うことが多いですが。
その場合は、仲人にもきちんと挨拶をしましょう。仲人がお店の席を確保してくれる場合は、それに対してもちゃんとお礼を言いましょう。
マリブロ編集部

お見合いで緊張しているときでも、周囲への気配りや配慮ができる人は素敵だと思います。
笹岡

それに、相手の仲人に気に入られておいて損はありませんからね!
仲人がお見合い相手に、自分をプッシュしてくれる可能性があります。
マリブロ編集部

なるほど、そういうメリットもあるんですね。
笹岡

それに、相手の仲人に気に入られておいて損はありませんからね!
仲人がお見合い相手に、自分をプッシュしてくれる可能性があります。

マナー6:お見合い写真とのギャップに驚かない

マリブロ編集部

お見合い写真とのギャップに驚かない…これはいったいどういう意味ですか?
笹岡

お見合い当日に二人は初めて対面しますが、事前にプロフィール写真は見ています。
そのプロフィール写真で得た情報をもとに、当日待ち合わせ場所で相手を探すわけです。
しかし、プロフィール写真と実物のギャップが激しい可能性もゼロではありません。
マリブロ編集部

お見合い写真は“超ベストショット”を選びますからね…。
笹岡

髪型やメイクがいつも以上に気合が入っていたり、光をたくさん当ててしわや肌荒れをカモフラージュしたりすることもあります。
自分をよりよく見せるために工夫するのは決して悪いことではありませんが、お見合い当日に「写真と違う!」と相手に驚かれてしまう危険性があります。
しかし、もし相手がプロフィール写真とギャップがあっても決して驚いた表情を見せず、スマートに接してください(笑)。
マリブロ編集部

自分も相手に同じことを思われている可能性もありますしね(笑)。
笹岡

もしかなり気合を入れてプロフィール写真を撮ったのであれば、お見合い当日もできるだけプロフィール写真に近いコンディションまでもっていけるよう努力しましょう。
それも相手に対するマナーだと思います!
マリブロ編集部

今回も参考になりました!ありがとうございます。

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