カウンセラー藤井こんにちは。クラブ・マリッジの婚活プロデューサー 藤井です。
これまで、会員限定で発信していたお役立ち情報やノウハウですが、婚活業界の実情をもっと知っていただきたくカウンセラー目線の情報をお伝えしたいと思います。
今回は、当社の男性会員向けに、女性の気持ちをつかむコツの紹介です。お見合い後のデートについて、その誘い方や交際の心構えを身につけましょう。
交際成立でお相手の女性はどう思っているの？
男性の皆さんは、無事お見合いが終わり、交際成立となったことで「やったー！」と感じているかもしれません。しかし、お相手の女性からすると、まだ彼氏ができたという感覚ではないので、舞い上がりすぎは要注意です。
ただ、これはある意味、当たり前といえます。お見合いだけでは初対面と変わりませんから、いきなり心を許すことはむずかしいでしょう。
なお、結婚相談所での交際は【複数交際ＯＫ】です。つまり他の男性と比較されている状態ですので、他の男性よりも「楽しい」「居心地が良い」「自分のことを理解してくれる」と女性に思ってもらえなければ、交際継続はむずかしいということを肝に銘じてくださいませ。
まずは、交際が決まったお相手女性の心理を理解することからはじめましょう。
はじめは警戒心が強い
結婚相談所は結婚相手を探す場所といっても、たった一度お見合いしただけでは、お相手がどんな人なのかわかりませんよね。これは男性も女性も同じですが、女性のほうが男性より警戒心が強かったり、慎重という傾向があります。
男性の皆さんは、まずお相手の女性の緊張をほどいてあげることが大切です。
自分に興味を持ってほしい
交際が決まり、LINEやメールでお互いのことを話すと思いますが、女性は自分に興味を持ってほしい、理解してほしいと思っています。ですから、お相手のことを知ろうとする姿勢がとても重要です。その情報収集が今後のデートを誘う鍵ともなります。
例えば、
「◯◯さんは、休日をどのように過ごしていますか？」
「お見合いのとき、◯◯がお好きっておっしゃっていましたけど、よかったら○○とかに行ってみませんか？」
といったやりとりは有効です。
ただ、まだメッセージのやりとりがスタートした段階ですから、唐突すぎることを聞くのはNGです。これはお見合いのマナーと同じですね。
自分のことを好きになってもらうことも大切ですが、まずは相手の良いところを見つけていく、相手を好きになる努力が婚活には必要です。
男性から誘われたい
デートはやはり男性から誘われたいと思う女性は多いです。そのため、男性側が消極的だったり受け身だったりすると、頼りなさや「自分には興味がないのかな」と感じてしまいます。
ですから、お見合い後のデートは男性から誘って積極性をアピールすることが大切です。
「今度のお休み、お時間があったら食事はどうですか？○○が好きと言っていたので、良かったら食べに行きませんか？」のように、初デートを提案してみましょう。
（好きな食べ物を聞いていなければ、好き嫌いがないか、確認しましょう。）
お店選びで気をつけること
お店選びからスマートであるか、気づかいができるのかが問われます。
味や雰囲気も大切ですが、お店のアクセスも大切です。
まずはお相手女性にとって遠くない場所であることが大前提です。ご希望のエリアを確認したうえで、お店選びをしましょう。
また、時間設定も大切です。一方的に時間を指定するのではなく、「○○時以降の待ち合わせなら大丈夫ですか？」など確認してあげましょう。
また、お店選びをグダグダしないことも大切です。
間違ってはいけないのが、ここでお店のリンクを4つも5つも貼って、女性に選ぶ責任を押し付けないことです。
しっかり自分でお勧めのお店を探してあげましょう。女性は、自分のために一生懸命お店を探してくれたという気持ちが嬉しいのです。
お店が決まったら、できるだけ予約をして、当日は余裕をもってエスコートしましょう。
初デートの基本の「キ」
初めてのデートでは、➀並ばない（予約する）、②回らない（回転ずしNG）、③疲れさせない、④提案は複数（お店は2.3提案し男性がある程度選ぶ）が鉄則です！
お見合い後のデートで気をつけること
さて、メッセージのやりとりを重ねたら、いよいよ初デートです。デートは女性にとって男性を見極めるイベントですから、男性はどれだけ女性を喜ばせることができるかが重要です。
そこで、お見合い後のデートについて、詳しくお伝えします。
初デートでオススメの場所
デートと聞くと、一緒にテーマパークに行ったり、ショッピングをしたりすることを思い浮かべる男性も多いでしょう。でも、最初のうちは食事デートが無難です。
お見合い後のデートは、お互いを知ることが大切です。ですから、アクティビティよりも会話を中心にする必要があります。初デートで長い時間付き合わせてしまうと、お相手の女性は疲れてしまいます。食事デートを何回か重ねて、ある程度沈黙がつらくない関係になってから、長時間デートを提案しましょう。
初デートの服装や話す内容
初デートの服装は、お見合いのときに着たものに寄せることが理想です。お互いにまだ、初対面に近い状態ですから、お見合いのときとかけはなれた服装は控えましょう。
会話は好きな食べものや趣味、最近のできごとなど、お相手との共通点を見つけやすいトピックにすると意気投合しやすいといえます。初デートは「次も会ってみたい」と感じてもらえることが一番重要なので、まずは会話を盛り上げることを心がけましょう。
お茶代・ランチ代は男性持ち？
婚活は結婚相手をみつけるためにするものですから、デートは男性がお相手の女性に好かれるためのプレゼンみたいなものです。そのため、デートでのお茶代・ランチ代は男性が支払うほうがスマートにみられます。
結婚相談所のシステムでは年収なども登録されていますから、お相手の女性も男性のスペックは気にしているでしょう。特に初デートで割り勘にしてしまうと、ケチな人に見られてしまうかもしれませんから注意しましょう。
また、男性が持つお財布も女性はチェックしています。お財布は無難にレザー財布を持ちましょう。
2回目のデートを約束しよう
お相手の女性と交際を発展させるためには、やはりデートの回数を増やしていくことが大切です。そのため、初デートの別れる時間前に、2回目のデートを誘ってみましょう。
2回目のデートは、初デートでお互いの趣味嗜好を話しているので、デートは誘いやすいはずです。できれば初デートの当日中に、2回目のデートのスケジューリングまでできることが望ましいです。
例えば、
「今日は◯◯さんとお会いできてとても楽しかったです。さっき、◯◯さんが気に入っているとおっしゃっていたお店、今度一緒に行きませんか？」
というように、お相手女性への好意を伝えたうえで、お相手女性の興味に沿った2回目のデートの約束をとりつけましょう。
女性が心地よいと感じるデートとは？
お見合い後のデートは、お相手の女性が真剣交際、つまり結婚を考えるイベントでもあります。そのため、男性の皆さんは、女性が嬉しいと思うデートを重ねていくことが必要です。
初デートが上手くいった方が、2回目、3回目のデートも成功させるにはどうすれば良いでしょうか。
2～3回目のデートも次につなげることが大事
お相手の女性は、初デートである程度の緊張はほどけていると思います。ですが、まだ心を許すほどの状態ではないでしょう。
そのため、男性側としては、女性がリラックスできる雰囲気をつくってあげることが大切です。人は笑顔で楽しそうに話す姿をみれば、自分の心も開こうとします。
ですから、男性の皆さんは「あなたと一緒にいて楽しい」というアピールを心がけるとよいでしょう。また、トークにユーモアを交えると会話も盛り上がるといえます。
ただし、下品な言葉や自慢話はNGです。また、ランチを一緒にするとき、食べ方が汚いと印象を悪くしますから、食事のマナーなども注意しましょう。
また、ネガティブな発言もできるだけ控えましょう。お相手女性に、「感じが悪い」「不満が多い」「器が小さい」と思われてしまいます。
こうして、お互いのことを理解し合いながら、3回目のデートを約束します。
3回目以降のデートは真剣交際のキーポイント
3回目以降のデートは、食事だけといった短い時間ではなく、街歩きなどお互いのことをもっと知るために長い時間一緒にいるのも良いでしょう。
またそのとき、お相手の女性と真剣に交際したいと思ったら、さりげなく想いを伝えるのもテクニックです。お相手の女性も興味がなければそう何度も会ってくれないでしょうから、3回目以降のデートにこぎつけたということは、真剣交際に発展する可能性は十分にあります。
女性が心地よいと感じるデートは、女性が気楽に自分のことを話せて、相手が自分の話を親身に聞いてくれて理解し、相手からの好意を実感できるデートです。3回目以降のデートが成功すれば、結婚というゴールに向けて大きな一歩になります。
男性の皆さんは、ぜひこうした女性の気持ちを意識して、素敵なデートをエスコートしてくださいね。
まとめ
カウンセラー藤井いかがでしたでしょうか。今回はお見合い後のデートについて、カウンセラー目線でメッセージさせていただきました。
「結婚相談所で活動しても交際がうまくいかない」とか「どうやって女性をデートに誘えば良いかわからない」など、お見合い後の交際で悩んだら、私たちカウンセラーにお気軽に相談してみてくださいね。
ちなみに、今回は会員さん向けの記事ながら、これから結婚相談所を利用しようとする男性のお役にも立てるかと思います。婚活は自分の個性をアピールしつつ、お相手を気遣うことが成功の秘訣ですので、その参考となるメッセージを今後も発信していきたいと思います。
