結婚相談所でお見合いをしたら、その返事をしなければなりません。しかし、異性との交際に慣れない人やコミュニケーションが苦手な人にとって、返事の仕方やタイミングは難しいですよね。
そこで、今回はお見合いから交際へつなげるまでのポイントをご紹介します。お見合い後の返事は、その仕方やタイミングで交際につながる可能性が高まりますから、ポイントを押さえてコミュニケーション力を高めましょう。
お見合い後の基本的なマナー
お見合いは、もしかしたら結婚するかもしれない相手とするものです。そのため、お見合いが終わると、緊張の糸がほぐれてどっと疲れが出るかもしれません。
とはいえ、お見合いが終わったら、きちんと挨拶をすることがお見合いのマナーでもあります。例えば、仲人型の結婚相談所ならカウンセラーがつきますから、まずはカウンセラーにお見合い終了の連絡を入れましょう。
そして、お見合い相手と交際をどうするかの結論を出して、返事をすることが大切です。また、返事のタイミングは早ければ早いほうが良いといえます。
なぜなら、返事が遅くなることで迷っていることが、相手に伝わってしまうかもしれないからです。ですから、遅くてもお見合いが終了してから翌日のお昼すぎくらいまでには連絡しましょう。
お見合いは、お互いが結婚を意識してするものです。恋の駆け引きとは違いますから素早い連絡で誠実さをアピールすることが交際への第一歩でもあります。
お見合い後の返事の仕方
お見合い後の返事は早いほうが良いとお伝えしましたが、そのときの言い方も大切です。これは交際を希望する場合も、お断りする場合も言い方には気をつかう必要があります。
※仲人型結婚相談所の場合、必ず仲人が仲介をしますので、交際可否とその理由について具体的に伝えるようにしましょう。
交際を希望する場合
「本日はお見合いありがとうございました。ぜひもう一度お会いさせていただきたく、交際希望です。趣味が一緒だったり、仕事への考え方も共感・尊敬するところが多く、なによりとても誠実な対応に好感を持ちました。よろしくお願いいたします。」
もちろん、こういえば正解という言い方があるわけではありませんので、シンプルに交際を希望することを伝えれば良いとも言えますが、具体的に伝えることでお相手からすると「そんなことを感じてくれたんだ」と好印象を持ってくれる可能性がありますし、お相手のどんなところに良い印象を感じたのか自分自身への気づきにもなります。
お断りする場合
「とても素敵な方だと感じましたが、結婚観や将来の考え方について、考え方が少し合わないように感じました。申し訳ございません。貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。」
お断りする場合は、嫌悪感を示したりする言い方は相手を傷つけてしますので良くないですが、仲介する仲人には伝えられる範囲でお断り理由を伝えましょう。もちろんフィーリングや価値観の違いで、、とご回答いただいても問題ないですが、例えば、お見合いをしたラウンジの定員さんへの態度が横柄に感じた、服装に清潔感が無く（しわや汚れが目立つ等）、と言った理由であれば、仲介する仲人がお相手へのアドバイスの参考になりますので、ぜひ具体的にお知らせください。但し、ご本人の承諾のなく、お相手に直接的な理由を伝えたりしませんのでご安心ください。
これは、お見合いは一般的な恋愛と違ってほんの少しの時間だけで相手を判断しなければいけません。そのため、緊張で普段の自分を見せられない人もいるはずです。だからこそ、お見合いの返事はその言い方に十分気をつかう必要があるのです。
迷ったらカウンセラーに相談を！
さて、ここまでお見合いの返事の仕方やタイミングについてお伝えしましたが、どうしてもお見合い後の返事に迷ってしまう方もいると思います。
そんなときには、やはりカウンセラーを頼ることが大切です。仲人型の結婚相談所はお見合いのセッティングや意思確認など、会員さまのサポートが手厚い特徴があります。
実際に、1人で悩んだり仕事が忙しかったりして返事が遅れるより、カウンセラーに相談して結論を出したほうがスッキリするでしょう。それに、カウンセラーは返事の仕方やタイミングもきちんとアドバイスしてくれますから、迷ったらすぐにカウンセラーに連絡することをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうして考えると、お見合い後の返事ひとつとっても、なんだか仕事みたに感じる人もいるかもしれません。でも、結婚相談所は真面目な交際を目的に利用するところです。
そういう意味では、仕事と同じように誠実な対応が求められます。お見合い後の返事は、ぜひそのタイミングや返事の仕方に気をつかい、思いやりのあるコミュニケーションを心がけましょう。
