お見合いの成功率を大きく左右するのが服装です。清潔感や品を感じさせるスタイリングを心がけることはもちろん、さりげなく季節感を取り入れるのもモテ度アップの秘訣。今回は、これまで3,000件以上のメンズスタイリングを手がけてきたスタイリストのリナさんに、理想的なお見合いの服装(秋・冬Ver)を考案していただきました。
<<スタイリストprofile>>
リナさん:3,000件以上のメンズスタイリングを担当。
異性に好印象を与えるスタイリングや、爽やかできれいめなスタイリングが得意。
その人の魅力を生かした婚活コーディネートには定評あり。
<<取材協力・紹介>>
▼leeap
男性専用の婚活向けファッションレンタルサービスを提供。(2022年7月:leeapはサービス終了しました)
プロフィール写真、お見合い、カジュアルデートといった様々なシーンにおいて、専属スタイリストがひとり一人の婚活ファッションをバックアップする。
ジャケットは秋らしいカラーで大人の余裕をアピール
まずは、コーディネートのカギを握るといっても過言ではないジャケットから。
黒やネイビーといった“無難カラー”のジャケットを、オールシーズン着ている男性も多いのではないでしょうか?
リナさん「ジャケットのカラーで季節感を演出できれば、ぐっとオシャレな雰囲気になります。
今年はやわらかく落ち着いた印象のチャコールグレーがおすすめ。
淡いグレーよりも秋らしさが増し、黒やネイビーよりも優しさや上品さをアピールすることができます。
ボディラインも、すっきり引き締まって見えますよ。」
<こんなスタイルはNG!>
秋冬はニットジャケットを着用する人もいるかもしれませんが、お見合いシーンではカジュアルすぎるためスタイリングとしてはNGです。
お見合いは結婚を意識した異性と初めて対面するフォーマルな場ですから、あくまでも「正装」を意識しましょう。
<ワンポイントアドバイス!>
ジャケットは全身の印象を大きく左右するアイテム。
普段は洋服にお金をかけない人でも、ジャケットだけは少し奮発して上質なものを持っていても損はないかもしれません!
パンツは体型に合わせたシルエット選びが重要!
リナさん「パンツは必ずしもジャケットと同じ色を選ぶ必要はありません。
あえてジャケットと色を変えることで、さりげなくセンスをアピールすることができます。
ジャケットとパンツのカラーを変える場合は、パンツとシャツのカラーを合わせてバランスをとりましょう。」
今回はチャコールグレーのジャケットと相性の良い、シックなネイビーのパンツをセレクトしました。
リナさんのおすすめは、足首に向かってシルエットが細くなるテーパードパンツ。
テーパードパンツなら下半身が太めの人も、スタイルアップ効果が期待できます。
<こんなスタイルはNG!>
パンツの丈が体型に合っていないのは絶対にNG。「ずぼら」「適当」「自分のことが分かっていない」といった印象を相手に与えてしまいます。
パンツを購入したら、必要に応じてきちんと丈を直しておきましょう。
<ワンポイントアドバイス!>
「自分の体型」や「相手にどんな風に見られたいか」に合わせて、パンツのシルエットを選びましょう。
例)
・お尻や太ももが大きく下半身が太めな人…足首に向かってシルエットが細くなるテーパードパンツで下半身のボリュームをカバーしましょう。
・太ももが太いスポーツマンタイプの人…“パンツがパツパツ”に見えないように、余裕のあるストレートタイプがおすすめ。
・実年齢よりも若々しく見せたい人…パンツ・ジャケット共にジャストサイズの「Iライン」や、余裕のあるジャケットとジャストサイズのパンツを合わせる「Yライン」を意識すれば、トレンド感がある若々しいスタイリングになります。
無地のジャケパンに柄物シャツでアクセントを
チャコールグレーのジャケットとネイビーのパンツに合わせるのは、ライトブルーの細めストライプのシャツ。
清潔感や爽やかさをアピールできるアイテムです。
リナさん「今回はジャケットもパンツも無地なので、シャツは柄物をセレクトしました。
ストライプは涼しげなイメージが強いですが、ジャケットやパンツでしっかり秋らしさを取り入れていれば、季節感のあるスタイリングに仕上がります。」
<ワンポイントアドバイス!>
ストライプ柄には痩身効果があるので、スタイルをよく見せることができます。
流行や年代にとらわれず愛用できるのも魅力。
ネクタイはシャツやパンツと同系色をチョイス
リナさん「ネクタイは秋らしい落ち着いたネイビーをセレクトしました。
シャツが柄物なので、無地を選ぶのが正解です。
柄シャツ×柄ネクタイの組み合わせは難易度が高いので、あまりおすすめできません。
シャツやパンツと同系色なら、全身がバランスよく仕上がります。」
<こんなスタイルはNG!>
ネクタイは素材でも印象が変わってきます。
光沢の強いシルクタイは「派手」、網目の大きいニットタイは「カジュアル」な印象を与えるためお見合いシーンでは避けましょう。
<ワンポイントアドバイス!>
ジャケットの襟幅とネクタイの太さを合わせるとバランスよくまとまります。
ネクタイが細いほど「モード」、太いほど「カジュアル」な印象が強くなるので、お見合いはスタンダードな太さのネクタイがおすすめ。
顔が大きい人は太めにネクタイ、小さい人は細めのネクタイと、顔とのバランスもとれていれば完璧です。
実際に今回選んで貰ったコーディネートを着てみました
※写真はクラブ・マリッジの笹岡です☆
まとめ
ちょっとしたコツをつかむだけで、お見合いの服装を一気にバランスがアップさせることができます。
自分でアイテムを選ぶのが難しいという人には、メンズファッションの月額レンタルサービス『leeap』 がおすすめ。
スタイリストが考案してくれた“自分に似合うコーディネートアイテム”が、毎月自宅まで届きます。
出かける際に何を来ていくか悩んでしまう人や、忙しくて買い物に行く暇がない人にもぴったりのサービスです。
メンズファッションの月額レンタルサービス『leeap』(2022年7月:leeapはサービス終了しました)