結婚相談所に入会し、お見合いが成立。出会いがあるうれしさの半面、お見合い相手に嫌われたらどうしようと不安になる方も多いと思います。そんな方のために、今回はお見合いのマナーやルールについて、特に知っておくべき5つのことを中心にお伝えしていきます。
第一印象の重要性
お見合いで第一印象はとても重要です。よく「人は見かけによらない」と言いますが、それだけ外見で判断されやすいのが世の常です。そのため、第一印象を良くすることはお見合いのマナーといえます。
お見合いにふさわしい服装〜男性編
男性はスーツまたはジャケットなど、マジメさが伝わる服装が良いでしょう。個性が大事だからといってTシャツやジーンズで来るのはマナー違反です。また、髪はきちんと整え、ヒゲもしっかり剃って清潔感を保つことが大切です。
お見合いにふさわしい服装〜女性編
女性は男性の定番「スーツまたはジャケット」みたく決まった服装はありませんが、TPOに合わせた服装を心がけることが大切です。派手すぎたり、暗すぎたりしないように気をつけましょう。また、靴やアクセサリーも目立ちすぎないようにシンプルなものが理想的です。
お見合い当日に気をつけること
お見合いのマナーとして、お見合い当日に気をつけるべきことがいくつかあります。中でも挨拶や時間への配慮は重要です。
計画的な行動を心がける
お見合い当日、待ち合わせ場所には、10分前に着くように余裕のある行動を心がけましょう。社会人なら当たり前の行動かもしれませんが、そのお見合いが「運命の出会い」になるかもしれませんから、特に気をつけましょう。
また、お相手を見つけたら「初めまして、◯◯です。今日はよろしくお願いいたします。」というように、自分から声をかけて礼儀正しい挨拶をするのがお見合いのマナーです。
お見合いにふさわしい話題
お見合いではふさわしい話題があります。初対面ですから相手に対する気づかいを忘れずに、盛り上がる話題を心がけましょう。
地元の話題で盛り上がる
お見合い相手と出身地が同じだったり、お住まいや職場のエリアだったり、地元の話題は共通点が多く話しやすいといえます。
女性「はい、昔からよく行きました」
男性「◯◯のマスター面白いですよね」
女性「ええ、私マスターのギャグが好きなんです」
このように、初対面だとお互いに緊張しているので、地元の話題を振ることが会話を盛り上げる秘訣です。
食べものの好き嫌い
食べものの話題はお互いの好き嫌いを知るために有効です。特に将来、結婚するかもしれない相手ですから、知っておいて損はないでしょう。ただ、嫌いな食べものの話ばかりでネガティブな話題を振ることはお見合いのマナーといえます。
交際につながる共通の趣味
趣味の話は交際に発展しやすいといえます。例えば、アウトドア好きな男女のお見合いではこんな会話が期待できます。
男性「そうなんですか。キャンプ楽しいですよね。よく行く場所とかありますか?」
女性「◯◯が好きでもう何度も行きました」
男性「◯◯知ってます。静かでいいところですよね」
こうして共通の趣味があると、デートのイメージもしやすいので、交際につながる可能性が高いでしょう。
お見合いの時間と費用
お見合い当日の時間や費用はどんなマナーがあるのでしょうか。そのあたりを解説します。
お見合いの時間は1時間程度
お見合いのマナーとして、当日は1時間くらいで切り上げるのが一般的です。初対面ですから、長々と相手を引き留めるのはマナー違反になりますから注意しましょう。
お見合いのカフェ代は男性持ち?
お見合い当日のカフェ代は男性が支払うのがお見合いのマナーです。とはいえ、女性も払ってもらうのが当然と思わず、「ごちそうさまでした」や「ありがとうございます」のお礼は忘れないようにしましょう。
お見合いが終わったら・・・
結婚相談所のお見合いでは基本的に連絡先の交換は禁止されています。そのため、お見合いが終わったら、まずは結婚相談所に連絡をするのがお見合いのマナーです。
連絡をきちんとしよう
お見合いが終わったら担当のカウンセラーに連絡します。また、交際の申し込みはできるだけ早くするのがマナーです。遅くてもお見合い翌日のお昼くらいまでには連絡しましょう。たとえ、迷っているとしても、それを含めてカウンセラーに伝えることが大切です。
おわりにーー
いかがでしたでしょうか。
お見合いにはマナー&ルールがたくさんあるので「そこまで必要?」と思う方もいるかもしれません。しかし、お伝えしてきた第一印象やお見合い当日の行動、話題などは最低限知っておくべきことです。
結婚は人生の一大イベントであり、その最初の一歩がお見合いといえます。一期一会を大切にして運命の出会いをつかむためにも、お見合いのマナー&ルールはきちんと守りましょう。