高卒ながら大手企業に就職して22年。それなりに出世を果たして仕事は充実しているけど、同期はおろか後輩たちも結婚して子どもがいる中、自分は家に帰って「おかえり」と言ってくれる相手がいない。40代でも結婚をあきらめないと思いながら、現実に悲観することも・・・。
そんな40代男性にお伝えする婚活のススメ。40代の結婚は決して遅くないことやまだチャンスがあることを中心に理想の結婚相手と出会うコツをお伝えします。
今すぐ婚活を始めたほうがいい理由
「40代でも結婚をあきらめない」男性は意外に多いのではないでしょうか。もちろん、40代で結婚をあきらめるのはまだ早いので、悲観的になる必要はありません。
しかし、婚活は今すぐ始めたほうが無難です。
40代は人生の分岐点
結婚相談所のデータでは、男性は44歳を過ぎると成婚率が下がる傾向があるんですね。あくまでもデータなので、44歳を過ぎて成婚された方もちゃんと存在します。
実際に、男性は女性と違って出産リスクがありません。ですが、歳を重ねれば結婚して子どもが産まれたとき、「子どもを育てること」への不安が出てくることもあるんですね。
例えば、子どもが成人になるまでちゃんと働けるかどうかなど。
40代は人生の分岐点といえます。結婚するかしないか、独立するか会社でさらなる出世を望むかなど、将来が大きく変わるかもしれない年代です。
そういう意味でも、婚活はできるだけ早いほうがいいといえます。
出会いがある場所を求めよう
40代でも結婚をあきらめないと言いながら、何も行動することなくただ毎日を過ごしている男性は少なくないはず。
年齢的に合コンにも誘われないし、友人・知人に相談しても、出会いの場所に行くように言われるだけ。インターネットで情報を検索すると婚活パーティー・街コン・結婚相談所・・・などが挙がってくるけど、一歩を踏み出す勇気がない現状。
でも考えてみてください。
40代でも結婚をあきらめないというのなら、女性と出会いのある場所に足を運ぶしかないのではないでしょうか。ドラマみたいに、道端で偶然出会いがあるみたいな話は基本的にあり得ません。
ですから、結婚したい40代の男性は今すぐ婚活をはじめましょう。
仲良しクラブでは結婚できない
40代男性の婚活は早く始めるに越したことはありませんが、40代で結婚をあきらめないという男性が婚活をはじめて失敗するケースもあります。
社会人サークルのワナ
40代で結婚をあきらめない男性の中には、できるだけ自然なかたちで出会いたいという願望から社会人サークルに入る方も少なくないと思います。
社会人サークルはたくさんの種類があり、フットサルや野球など一緒にスポーツを楽しむグループや趣味のお酒(ウイスキーや日本酒など)を楽しむ交流会が人気を集めています。
こうした社会人サークルは一見、出会いがたくさんあるように思えますが、出会いのない人たちの集まりになってしまっている可能性も否めません。
そうなると、同性の婚活仲間はできるかもしれませんが、肝心の恋人候補の女性と出会える可能性は低いでしょう。サークル内に女性の数が少ないと、当然ライバルも増えますから、彼女いない歴が長かった男性にはなおさらハードルが高くなります。
そう考えると、社会人サークルはオフの時間に打ち込めるものがない人が趣味を見つけるには良いですが、結婚相手を探すことには向いていないかもしれませんね。
プライドは捨てたほうがいい理由
40代で結婚をあきらめない男性にとっていちばん大切なのは余計なプライドを捨てることです。
結婚したいならプライドは捨てよう
婚活をはじめると、慣れないうちは自己中心的な考えで行動してしまい、うまくいかないことが多いかもしれません。
・街コンで同席した女性の話がつまらない。もっと自分の話を聞いてほしい。
・婚活パーティーに参加したけど、自己紹介をバカにされ、こっちから願い下げだ。
たしかに、こうした経験をした男性はプライドを傷つけられた感から、出会いの場所に足を運ぶことに抵抗を覚えることが多いでしょう。
しかし、結婚はまず縁あって知り合った女性と交際をはじめることがスタートラインです。だとしたら、自分よりも相手に興味を持ってもらえるように接しなければいけません。
つまり、利己的ではなく利他的な態度・行動が大切なんですね。会社でしか通用しないような変なプライドは捨て、女性目線での行動を心がけましょう。そうしないと、結婚への道のりは厳しくなるばかりです。
結婚相談所は出会い系じゃない
40代の独身男性に結婚相談所の利用をすすめると、中にはすごく抵抗する方もいらっしゃいます。でも、その理由を聞いてみると、結婚相談所を出会い系と勘違いしているケースが目立つんですね。
もちろん、結婚相談所は出会い系ではありません。ただ、10年くらい前まではその手のものに近い結婚相談所も多かったんですね。そのため、結婚相談所=出会い系というイメージをもたれる男性も少なくないんですね。
でも、いまの結婚相談所は本気で結婚したい男女が集まる場所です。お見合い自体も昔でいう「親の決めた相手との結婚」とは180度違います。
むしろ、自分自身で活動して結婚相手を見つける場所です。ただ、1人で活動するにはうまくいかないこともあるため、そのサポートをするのが結婚相談所の位置付けといえます。
結婚相談所での活動方法
では実際に結婚相談所で出会いを求めるとして、40代の男性はどんな活動をすれば良いのでしょうか。
40代男性がうまくいくコツ
先ほど結婚相談所のデータについて少し触れましたが、40代男性が結婚相談所で理想の相手と出会うにはいくつかポイントがあります。
例えば、相手の婚歴を気にしないことです。40代は20代と違って人生経験も豊富ですよね。周りにバツイチでも幸せに暮らしている方や再婚カップルだっているでしょう。
そういう人たちを見ていれば、お見合い相手がバツイチだからといって断ってしまうのは、みすみすチャンスを逃しているようなものです。
また、40代になっても自分磨きをすることが好感度アップにつながります。例えば、ファッションセンスを磨くとか読書で知性を高めるといったことです。
40代男性の中には、いまさらと思う人もいるかもしれませんが、こうした努力を女性はしっかり見ているんですね。お見合いや交際で相手に気に入ってもらうためにも、柔軟な考えと自己投資を積極的に行いましょう。
結婚相談所でも恋愛できる
実をいうと、結婚相談所でも恋愛することは十分可能です。そこで、40代後半で理想のパートナーと出会った男性の成婚事例をご紹介します。
40代で理想のパートナーと出会った男性の成婚事例
クラブ・マリッジに入会したYさん(40代後半)は、はじめは普通に婚活していたものの、たまたま参加した結婚相談所の会員限定パーティーで知り合った女性と交際をはじめました。そして、無事に4ヶ月で成婚退会となったのですが、お相手の女性とはごく普通の恋愛に近い交際でした。
おわりにーー
こうして考えると、結婚に年齢は関係なく、また結婚相談所でも普通に恋愛できることがわかります。40代で結婚をあきらめないという男性は、何も行動せずにそう思うのではなく、あきらめたくない想いをぜひ行動に移すことが結婚への最大の近道です。
将来を真剣に考えるなら余計なプライドは捨てて、今すぐ出会いのある場所に足を運んでくださいね。