男性にとって憧れの女性像ともいわれる女医。ところが、女医がいざ婚活をしてもなかなか進展せず、交際まで至らないこともよくあります。実はこれにはいくつかの理由があるのです。
女医が婚活で理想的な男性と出会うためには、何が必要なのでしょうか。
医師としてのキャリアとプライベートのバランスを考える
女医の婚活は大変？
婚活している30代の女医は、自身が積み重ねてきたキャリアや収入、肩書きに見合う男性を求めがちです。そのため、婚活相手にも同業の医師を選ぶ人も多い傾向にあります。しかし、婚活相手を男性医師に限定してしまうのは自ら成婚のチャンスを逃しているといっても過言ではありません。
男性医師の周りには、常に若い女性がたくさんいます。特に病院には、看護師をはじめとした女性職員が大勢います。ご自身が勤務する院内の男女比率を見ても、それは一目瞭然のはず。圧倒的母数が少ないなかで独身の男性医師と結婚するのは、30代女医にとってかなり厳しい環境です。
ストライクゾーンを広げてみる
同業者との結婚は、互いに仕事に対する理解を求めやすいため、女医にとって最適な結婚相手のように思えます。ですが、あなたが家にいるよりも仕事をしている時間のほうが長いように、男性医師も仕事の優先度が高いのは同じです。
家事・育児の負担を分け合える男性医師ならいいですが、上昇志向の強い医師であるほど家庭がおざなりになってしまうことも多いものです。同業者でなくても高収入の男性は、女医同様に多忙な人も多いため、家庭のことは妻任せになりやすい傾向にあります。ただでさえ不規則で激務の女医が、家庭や育児にまでフルコミットするのは困難です。
結婚後も今まで通りにバリバリ働きたい、キャリアアップをしていきたいと考えているなら、家庭や育児へのサポートが望める環境は必要不可欠といえます。収入が低くても率先して家事をしてくれる男性や、肩書きに華やかさがなくても主体的に子どもの世話をしてくれる男性を選ぶほうが、結婚生活を上手く維持していけるのではないでしょうか。
結婚後のライフプランに合わせて婚活相手のストライクゾーンを広げてみると、意外に良い出会いに巡り会うかもしれません。
男性が集まりそうな場所へ出かけてみる
まずは気軽に足を運ぼう
30代女医の婚活では、職場の外のほうが出会いを見つけやすいでしょう。たとえばゴルフやランニングなどのスポーツサークル、スポーツジムといった場所は、頻繁に男性が出入りします。こうしたところにマメに足を運ぶようにすると、必然的に異性と出会う機会が多くなります。
運動が苦手な人は、文化系のサークルなどでも構いません。あるいは、趣味のサークルに出かけてみるのもいいでしょう。同じ趣味の人となら気も合いやすく、関係も進展しやすいはずです。それに、何かしら趣味を持つ相手なら、なかなか会えなくても一人の時間を有意義に過ごす術を知っています。女医の忙しさに対する無理解を避けることができるのではないでしょうか。
身近にマッチする男性がいないなら、とにかく異性との出会いの数を増やすことが重要です。少ない出会いのなかで自分と合う人を探すのは、簡単なことではありません。ましてや婚活市場における30代女性は、20代女性に比べると格段に価値が低くなるぶん、出会いの幅も狭くなりがちです。とても残念なことですが、それは女医であっても同じです。
積極的な行動が大切
「いいな」と思う相手が見つかったら、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。関係を進展させるには、コミュニケーションは不可欠です。せっかく男性が集まる場に出かけても、壁の華で終わってしまってはせっかくの出会いも無駄になってしまいます。
行動しなければ環境は変わりません。積極的な行動で出会いを増やし、交際のチャンスを手繰り寄せましょう。
受け身をやめて、話しやすい雰囲気をつくってみる
男性に対してガツガツとアピールするのは、モテない女のようで格好悪い。そう考える女性は多いものです。けれど、受け身でいても男性から声をかけてもらいやすいのは20代まで。それは、相手の男性がリードをしてくれるからです。30代女性ともなれば、時に自分が男性をリードするぐらいの気持ちが必要です。
それでなくても女医は、男性から誤ったイメージを持たれていることが少なくありません。“高嶺の花”で声がかけづらい、気が強そう、金遣いが荒そう、可愛げがなさそうなどといったネガティブなイメージを持たれていることさえあります。気が強いのは裏を返せば、しっかり者。これは職業柄必要な素養です。たくさんの努力をしてきた結果“高嶺の花”と思われるのは、女性としても嬉しいことではないでしょうか。
けれど、そうしたイメージばかりが先行して、男性と交流できずにいるなら、本来のあなたに目を向けてもらえるようにイメージを覆す必要があります。誰彼構わず愛想を振りまくことも、あからさまなアピールをする必要もありませんが、自ら話しやすい柔らかな雰囲気づくりはすべきです。アプローチされるのをひたすら待つだけの受け身は、成婚のチャンスを逃すだけですからやめましょう。
素敵な男性がいたら、日ごろ業務で磨きをかけている傾聴スキルで相手をよく観察し、どんな事柄に興味・関心を持っているのか。どんな話題なら会話が弾むのかを分析してみてください。これは、常日頃から患者の声に耳を傾け、細やかな心遣いをしている女医だからこそできるテクニックです。
男性は、聞き上手な女性を好みます。傾聴力のある女医は、男性から見てもとても魅力的です。受け身と聞き上手は、全くの別物。受け身でいては、せっかくの魅力も半減してしまいます。男性が「また会いたい」「また話したい」と思うように、女医ならではの傾聴スキルを存分に活用しましょう。
結婚相談所を利用してみる
結婚相談所は女医にとって効率的
女医で「結婚したい」という方が出会いを増やすには、友人・知人からの紹介、交流会や婚活パーティーへの参加、マッチングアプリの利用などいろいろな方法があります。なかでも女医におすすめなのが結婚相談所です。互いのプロフィールや婚活相手に対する希望を登録し、その条件にマッチする人を紹介してくれるサービスは、多忙な女医にとって便利なサービスです。
話し下手でも大丈夫
紹介にも段階があり、まずは書面やインターネットブラウザで相手のプロフィールがチェックできます。双方が互いに興味を持ったら、結婚相談所を通してお見合いの日程が決まります。お見合いはホテルのラウンジやレストランなどを利用して、基本的には1：1でおこなわれます。特定の男性を多数の女性で取り合うような婚活パーティーとは違い、ゆっくりと話せるため、異性とのプライベートな会話が苦手な女医でも気負わずに話せるメリットがあります。
理想の男性は必ずいる
結婚相談所には独身の男性医師やエリート会社員をはじめとした、様々な職種・条件の人がたくさん登録しています。結婚相談所がピンポイントで条件にマッチする男性を選び、出会いまでセットアップしてくれ、さらには成婚までフォローがあります。職業柄、自由になる時間が少ない女医が婚活を成功させるには、サポートしてくれる存在は必須です。その点、結婚相談所なら相談にも乗ってもらえますし、間に入って仲を取り持ってくれます。
忙しさで連絡が途絶えがちな女医も、結婚相談所なら求めていた理想の男性に巡り合うことができるはずです。
まとめ
30代女医が理想とする男性に巡り合うには、出会いの母数を増やすために、積極的に出会いの場へ出向くことです。しかし、多忙で時間を割くことが難しく、効率的に出会いを求めるなら、結婚相談所を活用するのがベストでしょう。サポートやアドバイスも得られますから、個人的に婚活するよりも条件に合う男性と出会いやすく、結婚にも至りやすいはずです。結婚したい！と思う女医はこの機会に行動を起こしてみるのもよいでしょう。
