第一印象がその後を左右するといっても過言ではないお見合い。女性はどんな服装なら相手の男性に良い印象を与えられるのか、とても悩みますよね。自分ではこれがベストだと思っていても、シチュエーションや相手によってはNGになることもあります。そうなると、次の展開に進むのも難しくなってしまいます。
どのようなファッションなら「次も会いたい」と思ってもらえるのか。お見合い時から真剣交際に至るまで、女性の服装について段階的に解説します。
お見合い時のファッションで気をつける3つのポイント
年相応で清潔感のある服装
相手への印象は、最初の3秒で決まるといわれています。次があるかどうかは、初対面の瞬間が勝負です。無理に相手好みのファッションに合わせる必要はありませんが、個性を出すのはお互いを知ってからでも遅くはありません。初顔合わせの席では、年相応で清潔感のある、場に相応しい身だしなみを心がけましょう。
【男性が思う清潔感ある身だしなみ】
・汚れやシワのない服
・品の良さそうな指先
・汚れのない靴やバッグ(小物)
・艶感のあるナチュラルメイク
・光沢のある健康的な髪
セミフォーマルを選ぶ
お見合いに使われるのは、ホテルのラウンジなどフォーマルに近い場所です。場に相応しいドレスコードを選びましょう。お見合いの席に合うのは、セミフォーマルなファッションです。ビビッドな色や露出度の高いファッションは、婚活パーティーには使えても、落ち着いた1:1のお見合いの席では派手見えし過ぎてしまいます。無地で柔らかい素材で、パステル系・白・ベージュ・ライトグレーといった優しいカラーのファッションを選びましょう。
セミフォーマルのファッションでは、丈感で見え方も印象も変わってきます。30代女性がスカートやワンピースを選ぶときは、膝丈の長さのものを選びましょう。短すぎる丈は、派手な印象を与えてしまいかねません。パンツスタイルにする場合は、長すぎる丈は老けて見えます。足首が見える丈感のものを選ぶと、女性らしさを与えられます。
ストッキングは、肌の色に合ったナチュラルカラーを選びます。黒やグレーは老け見えします。網目の目立つタイツも、派手で奔放さを感じさせてしまいます。これらは避けるのが望ましいですね。
足下も、シンプルなデザインで、白・ベージュ・グレーといった落ち着いたカラーを選ぶようにしましょう。セミフォーマルにも使えるフォーマルなパンプスのなかには、ビジューやスパンコールが付いているものがあります。キラキラしていてオシャレに見えますが、お見合いの席には華やかすぎます。ヒールの高さは、3~5㎝程度の高さのものを選びましょう。
アクセサリーや小物はシンプルなデザインを選ぶ
身につけるアクセサリーは、小ぶりでシンプルなデザインのものがベストです。大ぶりなものはコーディネイトに華やかさが出ますが、お見合いの席では派手に映り、良い印象を与えません。バッグもデザインがシンプルなものを選び、主張しすぎないものにしましょう。
30代ともなれば、ブランド物のアクセサリーやバッグを持っている人も多いはず。コーディネイトに取り入れるときは、ワンポイントに絞って使うようにしましょう。男性のなかには、ブランド物を付けているというだけで、あなたのことを派手な生活を好む人・金銭感覚が合わない人だとネガティブなイメージを持つ人もいます。いかにも高級ブランドとわかるようなものは、相手を選んで使い分けたほうがいいでしょう。
初デートで理想のファッションは「前回と同じ雰囲気をキープ」がベスト
前回は、お互いを知るための時間でした。初デートも、まだお互いに対して手探りな時期に変わりありません。そんなときに女性が前回とは異なる雰囲気の服装で現れると、男性も驚きます。それがポジティブなギャップであればいいですが、必ずしもそうとはいえません。初デートでの理想的なファッションのコツは、次の3つを意識するといいでしょう。
【ファッション選びのコツ】
・前回と同じ雰囲気を保つ
・TPOに合わせた年齢にふさわしいコーディネイトを選ぶ
・清楚で清潔な印象を与えるものにする
2回目デートのファッションは「清潔感+カジュアル」がベスト
初デートでお互いの価値観や人生観に触れてからの2回目デートともなると、双方ともに「結婚相手に選んでいいのか?」という目線で考えるようになります。2回目デートは、1回目のデートよりも一緒に過ごす時間が少し長くなるのが一般的です。向かう先も、映画や美術館などからカフェへの流れが多くなりがちです。2回目デートでは前回のコーディネイトからカジュアルっぽさを出したファッションで、少し距離が縮んだことをアピールしましょう。
黒やグレーなど黒系をファッションに取り入れるときは、差し色に使う程度にし、明るいカラーをメインに使うように意識しましょう。
【おすすめのカラー】
・パステル系
・白
・ベージュ
・ライトグレー
たとえば、白ワンピースに黒のライダースジャケットのように合わせれば、甘辛カジュアルに。パステル系のブラウスにベージュやライトグレーのボトムスを合わせれば、キレイめカジュアルになります。
3回目デートのファッションは「長時間デートに合ったスタイル」がベスト
3回目のデートは、さらに一歩踏み込んでお互いを知ろうという時期。このタイミングで、真剣交際に進むかどうかがジャッジされます。そのため、デートにかける時間も前回よりも長くなるでしょう。今回のデートでは、長時間デートでも過ごしやすいファッションスタイルを意識しましょう。2回目デートでの彼のファッションを参考にコーディネイトをまとめるのもいいですし、いっそのこと自分の好みを前面に出してしまうのもいいでしょう。
自分好みのスタイルで行く場合は、TPOに合っているか、露出は少ないかを注意しましょう。いくら服装は個人の自由だとはいえ、TPOに合わないファッションでは男性が恥ずかしい思いをするかもしれません。相手への配慮を忘れないようにしましょう。何を着ていけばいいのかわからないという方には、下記に一例を挙げていますので参考にしてみてください。
【パターン別ファッションの一例】
■ドライブデートの場合
締め付けず、シワになりにくい素材を選びましょう。
・シフォン素材のカットソー+レース素材のスカート
・コットンシャツ+ワイドパンツ
■観光スポット巡りの場合
動きやすさと、歩いているときのディテールを意識したコーディネイトを選びましょう。
・ブラウス+スキニーデニム
・コットンレースワンピース+カーディガン
真剣交際以降もラフ過ぎないファッションをキープ
無事3回目のデートも終えて真剣交際に発展しても、成婚まではラフすぎるファッションは避けましょう。男性はいつまでも女性には美しくいて欲しいもの。気の抜けたファッションは、自分に心を許してくれていると感じる反面、自分への興味を失っているのではと感じてしまうことも。
また、早々と気の抜けた格好を見せられることによって、あなたに女性としての興味を失ってしまうこともあります。素を見せるといっても限度がありますから、ラフになり過ぎないように気をつけましょう。
まとめ
ファッションは、ダイレクトに第一印象に影響を与えます。お見合いの席では、オシャレにまとめるよりも、場に相応しいコーディネイトにまとめることを優先しましょう。デートを重ねながらお相手の好みを把握しつつ、それを次のデートに活かしていくと、ファッションで失敗してしまうことはまずないはずです。
それでも何を着ていけばいいのかわからないと悩むことがあれば、遠慮せずに結婚相談所に相談しましょう。結婚相談所には、経験豊富なアドバイザーがいます。お見合い時から女性に似合う服装の悩みなんてすぐに解消してくれるでしょう。