30歳を過ぎて友だちや同僚など、自分の周りに既婚者が増えたこともあり婚活を始めたけど、交際が続かない・・・。お見合いやデートの雰囲気はそんなに悪くなかったと思うけど・・・。そんな悩める婚活男子に交際を続けるために必要な女性心理について紹介します。
婚活で交際が続かない男性の特徴
デートは盛り上がるのに交際が続かない・・・。婚活中の男性にはそういった経験を持つ方がいると思います。そして、自分の中ではうまくいっているはずのに「なぜ?」と疑問符がついていることでしょう。
実をいうと、交際が続かない男性にはいくつかの共通点があるんですね。ですから、まずはうまくいかないパターンを知って、そこを改善していく行動が大切です。
男性は女性心理をわかっていない
男性は女性心理をわかっていないケースが目立ちます。女性は男性と違って自分を察してほしいと思っていることが多いんですね。
しかし、男性はそういう部分に気づかないことが多く、自分のペースで交際を続けようとして失敗してしまうのです。
そもそも男性と女性は生きている社会が違います。男性がタテ社会なのに対して、女性はヨコ社会です。ママ友とか女子会なんて言葉があるよに、女性は女性同士のつながりを大切にする傾向があります。
もちろん、全員が全員がそうではないし、男勝りの活力のある女性もいるでしょう。しかし、結婚を意識する女性との交際である以上、女性の特性をよく理解すべきことは当然といえば当然です。
そのため、それができない男性は女性心理をつかみ、これまでの態度や行動を改めることが大切ではないでしょうか。
心理テストでわかるNGパターン
交際が続かない男性が女性心理を知るために、ある心理テストをしてみたいと思います。
例えば、女性をデートに誘うとき、あなたはどんな言葉で伝えますか?
それまでの背景や文章の内容は別として、最後の誘い文句は以下のような感じならどちらを選ぶでしょうか?
a:今度の土曜日は暇ですか?
b:暇だから、食事でも行きませんか?
実をいうと、これはaを選んだ方、bを選んだ方どちらもNGなんですね。
そもそも「暇」という言葉をつかっている自体、女性をバカにしています。女性にしてみれば「私は暇つぶしの道具じゃない」と思うのが当然です。
そのため、最低でも「◯◯さん、今度の週末はまだ予定が空いていますか?もしお時間がありましたら、◯◯さんが好きとおっしゃってた▲▲に行きませんか?」くらいの表現は必要といえます。
お見合いが成立して、無事に交際ステージに進んだけど、デートでいきなり失敗する男性は少なくありません。でも、よくよく話をきくと、こうした女性心理をわかっていない行動も多々あるので、男性の皆さんは十分気をつけてくださいね。
デートが楽しいと感じたら実はピンチ?
デートの誘いひとつとっても、女性心理を知ることが大切だと実感できたと思いますが、女性心理はそんなに単純なものではありません。
よく会話は盛り上がったのにお断りされたというケースがあります。そのあたりの深層にせまってみましょう。
数回のデートで舞い上がるのはNG
まず男性の皆さんが理解しなければいけないのは、女性と2〜3回デートしただけで舞い上がってはいけないということです。
もしかすると、男性の皆さんは「えっ!なんで?」と思うかもしれません。男性視点では「デートが楽しかったのだから、相手は自分のことが好きなんじゃないの?」と考えるのが普通かもしれませんが、女性はそうではない場合が少なくありません。
なぜなら、女性はその場は楽しかったけど、この先もずっと楽しいのか、ずっと大切にしてもらえるのかを考えているからです。
女性は男性に合わせるのが上手
女性はヨコのつながりを重視する社会で生きていることが多いため、相手に合わせるのが上手なんですね。
男性の皆さんは交際相手にこのような言葉を使われたことはありませんか。
社交辞令かもしれない言葉
「また連絡しますね」
「まだ予定がはっきりしないんです」
「また誘ってください」
「まじめなんですね」
「今度みんなで行きましょう」
特に最初の3回くらいまでのデートやデートに誘うときのメール・LINEでそう言われていたら、それはピンチかもしれませんから注意が必要です。
女性はだんだん好きになる
そもそも男性と女性は好きになるまでのプロセスが違います。男性は女性にやさしくされることですぐに感情が高まり、女性に好意を持ちやすいんですね。
しかし、女性は男性のことを観察して少しずつ興味をもち始めます。つまり、徐々に好きになっていくのが一般的です。これは女性が男性よりも不安になりがちで、本当に自分を大切にしてくれるのかどうかを見ているからといえます。
ですから、デートが盛り上がったからといっても慎重な行動が必要なのです。
実際にあったお断りケース
さて、ここからは結婚相談所で実際にあったお断りケースをお伝えします。
割り勘男の行く末
ある結婚相談所の女性会員からこんな相談がありました。
こうした相談は女性が男性に対してどう思っているか?といった参考にもなりますよね。
婚活は結婚を意識した交際ですし、結婚後の生活を考えれば、お互いの金銭感覚はとても重要です。しかし、付き合いはじめた頃は男性が負担したほうが良いでしょう。
現代は夫婦共働きなど、助け合って暮らす世帯が増えていますから、デート代の割り勘が悪いわけではありません。でもまだデートの数が少ない段階で、女性に割り勘を求めると、金銭感覚を疑われます。
また返報性の法則といって、いつもご馳走していることで、女性からお返しに素敵なプレセントをされることだってあります。
女性はだんだんと好きになることが一般的ですから、最初から感情が冷めるような行動は控えましょう。
コミュニケーション力がすべて
婚活男子が交際をお断りされないためには、女性心理を知ることが大切とお伝えしてきましたが、それは結局のところコミュニケーション力なのです。
コミュニケーション力は会話を盛り上げたり、相手を楽しませたりするだけではありません。相手のことをよく見てよく知り、相手に寄り添うといったコミュニケーション力があれば、交際は長く続くでしょう。婚活がうまくいかないと嘆く男性は、ぜひ女性心理を理解してコミュニケーション力を高めてくださいね。
おわりにーー
さて、今回は婚活中の男性が交際を続けるためのコツについてお届けしてきましたが、いかがでしたか。
実はクラブ・マリッジではカウンセラーがこうした男性の悩みを一問一答で解決に導きます。婚活はなんだかんだ孤独な活動でもあるので、うまくいかないと不安やストレスを抱えるものです。
しかし、結婚は人生を大きく左右するものですから、こうした悩みを一人で抱え込むのはよくありません。女性の気持ちに寄り添った行動ができるようになるためにも、カウンセラーと二人三脚で婚活を進めることが大切です。
女性の気持ちを察する努力をすればあなたの交際は必ず進展します。ですから、もし婚活疲れを感じたり、婚活がうまくいかない現状に悩んだりしているなら、ぜひカウンセラーに相談しましょう。