仲良しの友だちが結婚して、寿退社。アラサーにもなると、わりとよくある話ですよね。とはいえ、仕事が好きだから辞める気は全くないけれど、結婚していく友だちを羨ましいと感じてしまうのも正直なところ。一方で、男性を前にすると引っ込み思案になり、チャンスを上手く掴めなくて……という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
こうしたアラサー女性が恋愛をするには、結婚相談所はとてもいいツールです。けれど、できればお見合い結婚よりも恋愛結婚がしたいと思うのも女心。結婚相談所を一つの出会いの手段だと考えれば、引っ込み思案な女性でも理想の男性に出会える確率がぐんと高まります。ですが、出会ったあとはあなた次第。
引っ込み思案さんが愛されキャラになるにはどうしたらいいのでしょうか。
いいなと思う男性の記憶に残る3つのポイント
自然な笑顔
男性にとって女性の自然な笑顔は、とても魅力的。だからといって、自然な笑顔をつくろうとすると、こわばったような不自然な表情になります。相手と過ごす時間を楽しんでいれば、笑顔は自然とこぼれるものです。楽しませてもらおうとするのではなく、自分から楽しむ姿勢が自然な笑顔となり、相手にも好感を与えます。
気さくさ
ツンと澄ました相手に声をかけるのは、気が引けるもの。特に初対面ともなると、最初の一声にかなり勇気がいります。婚活やお見合いの場では、男性側から声をかけることが多いですよね。女性側から率先して声をかけやすい雰囲気をつくりましょう。声をかけられたら、「こんにちは。よろしくお願いします」と一言、男性より先に伝えるだけで相手も安心します。最初に「話しやすい人だな」と思ってもらえれば、お互いに緊張がほぐれて話も弾みやすくなるでしょう。
聞き上手
お喋りとなると、女性のほうが口数が多くなりがちです。自然にまかせていると女性が会話の主導権を握ってしまい、男性が圧倒されてしまうことも。女性は聞き役にまわるようにしましょう。相槌や質問をはさみつつ、相手が話しやすい雰囲気づくりを心がけることで、男性に「この人ともっと話したい」と感じてもらいやすくなりますよ。
お見合いで相手の気を引く3つのしぐさ
見つめる
相手にドキドキ感を与えるには、今も昔も変わらず効果的な方法の一つです。とはいえ、上目遣いや見つめすぎるとわざとらしくなり、警戒心や嫌悪感を持たれてしまいかねません。ベストなのは、相手が話しているときに見つめ、自分が話をするときには、ちらりと相手を見る程度に留めること。
自分が話しているときに別の方向を見られていると、男性でなくても「自分の話は面白くないのかも?」と不安になるものです。見つめながら話を聞くことで、相手に安心感を与えられます。見つめるときは相手の目を凝視するのではなく、相手の顔全体を視界にとらえるようなイメージで見るといいでしょう。
体をやや前に乗り出す
人は興味や関心のある話題になると、自然と体が前のめりになります。常に前のめりで聞く必要はありませんが、男性は自分の話に興味を示してくれる女性に対して好感を抱きやすいものです。ピンと伸ばした背筋は見た目にも美しく品がありますが、始終それでは相手に「自分の話は面白くないのかも?」と思わせてしまいかねません。
ミラーリング
ミラーリングとは、相手の声のトーンや話すスピード、動作などを真似る行為のことです。行動心理学の一つで、恋愛テクニックにも使われています。人は自分とペースが似ている相手に安心感や親近感を覚えるという本能があります。ミラーリングはそれを応用したものです。
相手が水を飲んだら、自分も水を飲む。相手が口を拭いたら、自分も口を拭く。ゆっくりと話す相手なら、自分もゆっくりとしたペースで話すなど、相手と波長を合わせていくことによって、お互いの緊張も自然とほぐれていくメリットもあります。
お見合いで相手の気を引くための会話のコツ
会話のきっかけを作る
会う前には必ず、相手に何を聞きたいのか、どんな話をしたいのかをプロフィールなどの事前情報からピックアップしておきましょう。会話が続かない、上手く話しを広げられないといった悩みを抱えやすい人の多くは、行き当たりばったりで話をしようとするところに原因があります。初対面であれば、お互いのセーフティラインがわからず、話題を見つけるのに意識が向いてしまい、会話を楽しめないのも要因です。
それに、緊張していることを隠そうとする人がいますが、これもよくありません。どちらかが緊張を隠そうとすれば、相手も緊張を隠そうとしてしまいます。素直に緊張していることを伝えたほうが、気持ちも緩み、打ち解けやすくなります。
類似点を見つける
自分との共通点(類似点)が多いほど、相手に親近感が湧きやすくなります。たとえば、同じ趣味があるなら「私は休日に〇〇をしていますが、××さんはどうですか?」といった具合に尋ねてみましょう。先に自分のことを話してから相手に問いかけてみると、相手も抵抗感なく応じてくやすく、会話が広がりやすくなります。相手と自分の似ているところを探すつもりで聞いてみるといいでしょう。
会話に合わせて質問の形を変える
会話を盛り上げるには、相槌や質問は大切な要素です。質問には2種類あり、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンがあります。答えが「イエス」または「ノー」で終わってしまう質問がクローズドクエスチョンです。一方、オープンクエスチョンは「イエス」や「ノー」だけでは答えられない質問です。オープンクエスチョンは、話題を深く掘り下げたり、別の話題への入り口にしたりするのに最適な質問方法です。会話に合わせて、使い分けましょう。
相手の意見や考えを否定しない
どんな人も、自分の意見や考え方に対してある程度、正しさを感じています。けれど、その正しさは人によって異なるため、時にはそれに対して意見を言いたくなることもあるかもしれません。なかにはあまり関係の深くない異性にはイイ格好がしたいと、話を誇張してしまう人もいます。最初から自然体で過ごせる人のほうが少ないですから、否定せずにまずは相手の話を聞くようにしましょう。
少し話したりないくらいにしておく
男性は女性に比べると、上手に話をできる人はそれほど多くはありません。そのため、女性は少し話したりないくらいと思えるくらいがちょうどいいでしょう。自分のことをたくさん知ってほしいと思う気持ちが先走ると、そのしわ寄せは相手にいってしまいます。男性に「いっぱい話しすぎたかな? 彼女のことを聞けていなかったかも」と思わせるくらいがベストバランスです。
交際スタート後もっと愛されるために大切な行動
率先してお礼を伝える
どれだけ外見が美しくても「ありがとう」が言えない女性に、男性は魅力を感じません。相手が割いてくれた時間や労力に気づき、そこにお礼が言える女性はそれだけで素敵です。見た目がそこそこなのに愛されやすい女性というのは、男性のちょっとした気遣いや努力に気づいて、すぐにお礼を伝えます。こうしたところが男性の心を掴む秘訣なのです。
これをあざといと感じる女性もいるかもしれませんが、「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。恋愛も結婚も上手く長続きさせるには、お互いへの感謝の気持ちが重要です。
嬉しい気持ちは素直に表現を
嬉しい気持ちや楽しい気持ちは、素直に相手に伝えましょう。女性との距離感を図りかねている男性にとって、女性の喜ぶ笑顔が見られることは相手へアプローチする自信にもなります。男性は何を考えているのかわからない女性よりも、素直に反応してくれるわかりやすい女性を好みます。もうアラサーだからと自分を殻に閉じ込めてしまわずに、正直な気持ちを素直に表していきましょう。
コンプレックスを隠さない
誰にでも大なり小なりコンプレックスはあります。それを隠そうとすると、不自然な態度になってしまうのは必然です。隠し続けるよりも、早々に打ち明けてしまったほうが、お互いにとって良い結果となるはずです。これから先、一緒に生涯を歩みたい相手ならなおさらでしょう。
まとめ
いつもまでも愛される女性とは、どんなときでも自分と同じように相手を尊重できる人です。いいなと思える相手と出会ったら、相手との距離を縮めるためにもまずは「笑顔」で「気さく」に挨拶を。引っ込み思案でも、最初の雰囲気づくりは頑張りましょう。気を引く仕草は意識して使うよりも、普段から意識しておくと自然に振舞えるようになるはずです。
コミュニケーションについては、自分が話すよりも相手の話を聞くことに意識を置きましょう。こうした姿勢は、恋人から伴侶となっても必要な心得です。自分を大切にするように、相手のことも大切にする意識を持っていれば、お見合いで出会った相手とも愛情を育んでいくことができるはずですよ。