バリバリ働く女性にとって、仕事は生きがいでもあり、自分のアイデンティティーの一つ。それでも、ときどき一人の寂しさを感じると、やっぱり結婚への憧れが募りますよね。けれど、出会いの場に行ってみても、理想の相手に出会えずに時間ばかりが過ぎて、焦りを感じることもあるでしょう。
仕事が好きで、男性とも対等にわたりあえることを誇りに感じる女性ほど、パートナーにお互いを高め合えるようなハイスペックな相手を望むもの。ところが、選ばれる女性はなぜか自分とは違うタイプばかり。どうしてバリキャリ女性はハイスペック男性にモテないのでしょうか? また、どんなところに気をつければ、求める理想の男性を射止めることができるのでしょうか。
プライベートの時間も大切に
仕事を頑張る女性は、輝いていてとても素敵ですよね。その一方で、バリキャリ女性には生活感や女性的な穏やかさが感じづらく、恋愛対象や結婚相手として見られにくいというのも正直なところ。勤勉さが高じて、休日も仕事のことばかり考えていないでしょうか。せっかくの休日やアフターファイブは、プライベートの時間と割り切るのも大切です。
ハイスペック男性は女性のここを見ている
ハイスペックな男性は、女性に対して優しさや穏やかさ、母性的な包容力があるかどうかを見ています。なぜなら、ハイスペック男性もバリキャリ女性と同じように、社会で戦っているからです。高め合えるような同士としてのパートナーよりも、疲れた心身を癒してくれる女性を望んでいるのです。
バリキャリ女性は、男性を前にするとつい相手と対等であろうとしてしまいがちです。ですが、それは仕事だけに留めましょう。婚活相手に職場の男性に対するような態度では、相手も心が休まりません。また、自分に対して自信がある女性ほど、男性も選ぶ側にいることを忘れがちです。婚活でも恋愛でも、双方に選ぶ権利があることを忘れてはいけません。
ハイスペック男性にモテる4つのコツ
相手をありのまま受け止める
ストイックなバリキャリ女性は、自身が努力家ということもあり、男性にも同じレベルを求めがちです。たとえば、服装や持ち物などの外見に、厳しい目を向ける。レストランやカフェなどに、オシャレさや高級さを求め過ぎるといったことがあれば、今一度立ち止まって考え直したほうがいいでしょう。
男性は女性のアクセサリーではありません。ましてや、男性が女性に一方的に合わせるような交際は、対等な関係とは言い難いですね。婚活する男性の多くは、ハイスペックといえど女性との交際経験が少ない人が多いものです。最初のうちは頑張って女性に合わせていても、積み重なれば男性も疲れてきます。
なぜなら、普段しないようなことを頑張ってくれているのですから、それはその人の本来の姿とはいえないからです。ところが、自分に釣り合うかどうかを判断基準にしている女性は、そうした男性の頑張りに気がつきません。そのため、女性の要望が高くなるのに対して男性は、交際を破棄したい気持ちが高まるという悲しい結末になりがちです。
女性がありのままの自分を受け止めてほしいと願うように、男性も同じことを望んでいます。特に婚活の場で出会った男女なら、互いに理想はあっても、お互いを受け止めることができなければ、結婚生活など続けていくことなどできないからです。自分の要求を押し通していないか、ときには自分を振り返るようにしましょう。
”してもらう”ことを当たり前にしない
デートをする際、男性側にリードを求めたい女性もいるでしょう。たとえば、どこに行くのか、何をするのか、どんな店に食事に行って何を食べるのかなど、何でも男性任せにしてしまうのはよくありません。特に、デートプランは男性が考えるものと思っている女性のなかには、自分からは何も提案しないのに、考えてくれたプランに文句を言ったり、不満を持ったりする人がいます。
してもらうことを当然とするスタンスでいると、自分の理想からかけ離れたときに、相手のチョイスが悪いと不満が出てしまうものです。相手に直接言わないにしても、不満を感じていることは言葉や態度の端々に表れます。それは、男性にも伝わります。それが積み重なれば、女性とのおつき合いに慣れていない男性にとっては、デート自体がプレッシャーになってしまいます。
男性は甘えてくれる女性が好きだといっても、限度があります。結婚を前提にしたおつき合いであれば、なおさら女性のこうした振る舞いは、相手に配慮できない人だという認識を与えてしまいかねません。相手に一任することと甘えることは全く違います。大人の男女がつき合うのですから、互いに負担にならないようにするのが最低限の思いやりであり、マナーです。
さりげなく気遣う
「相手がしてもらって嬉しいこと、されて嫌なことは何か?」を考えられる女性は、男性から見てもチャーミングです。人との関りにおいて当たり前のことなのですが、自身を振り返ると意外とできていなかったという女性も多いのです。男性がとると思われる行動を先回りし、男性がしてくれて嬉しいと感じることをする。してもらうことが当たり前になっている女性は、それを感じ取ることができなくなっています。
たとえば、食事終わりに男性が会計をする際、「ごちそうさまでした」と言うのと、受け取らないとわかっていても幾らか差し出すのとでは心象が違います。また、差し出す金額も五千円札や一万円札のように大きなお金で渡すのと、千円札で渡すのとでも受け取る印象が変わります。
前者だと、男性側も明らかに遠慮するしかありませんが、後者では申し訳ないなと思いつつも、よく気がつく人だなと好印象を抱きます。男性のメンツを潰さずに、相手を立てられる、この気遣いこそがモテる女性のモテる所以です。互いに自立した大人同士だからこそ、お互いの負担にならないようにするのは、
心遣いさりげなく実践できる女性になりましょう。
上手に甘えて、上手に頼る
男性は女性に頼られると嬉しいものです。これは、自分が女性にとって重要な存在だと感じるからです。ところがバリキャリ女性は、男性に対して対抗心を燃やしやすいため、甘えたり、頼ったりすることを避ける人が多いのです。男性に負けないようにと頑張ってきた自分を否定するようで、さらにはか弱い女性を演じているようでプライドが許さないからかもしれません。
しかし、そうしたプライドこそが、実は男性を遠ざけているのです。外では異性と対等にわたりあいながら頑張っている女性が、自分にだけ甘えてくれる姿は、男性にとって男としての自信を与えてくれます。このことからも、バリキャリ女性の甘える姿はギャップがあり、より魅力的に見えることでしょう。
ここで注意しておきたいのは、甘えるときや頼るときには、相手のタイミングに合わせるという点です。疲れているときにワガママを言われても、精神的な余裕がなく、受け入れられないことも多いものです。これが積み重なると負担になってしまい、男性から距離を置かれる要因になってしまうのです。
甘え上手な女性は、男性がどんな甘え方をされると嬉しいのか、どんなふうに頼られたいと思っているのかを把握したうえで、ワガママを言っています。それを知るには、相手と実のあるコミュニケーションをとることが大切です。相手の言葉や態度から、相手が受け入れられるタイミングを見計らい、男性が応えやすい甘え方、頼り方を見極めているのです。
上手に甘えたり、頼ったりするには相手をよく観察しましょう。決して、自分のタイミングだけでワガママを言わないこと。これがモテる賢い女性の甘え方、頼り方です。
結婚相談所なら理想のハイスペック男性と出会える
ハイスペックな男性との出会いの確率を上げるなら、結婚相談所がおすすめです。結婚相談所であれば、年収や学歴、家柄などを予め申告することになっていますから、バリキャリ女性が望むスペックの男性とも出会いやすいのです。婚活でなかなか理想の男性に巡り合えない女性は、結婚相談所を利用してみると、意外とスムーズに理想の相手に巡り合えるかもしれませんよ。
まとめ
バリキャリでもモテる女性は、ふとしたときに家庭的な一面や、女性らしい気遣いと穏やかな包容力を発揮しています。反対に、モテないバリキャリ女性は、いつも男性に対して対抗心を持ち合わせています。いつも敵視するような目を向けられていては、男性も心休まるはずがありません。
ハイスペック男性が求める女性は、外ではバリバリ仕事をしていても、自分と過ごすときには働く女性の鎧を脱ぎ、癒しの存在になってくれるような相手。また、男性は女性に必要とされることに喜びを感じます。甘える時には甘え、頼るときには頼る、そんな”賢い女性”を目指し、理想の男性をゲットしてくださいね。