20代半ばで結婚したものの、年齢的にも仕事が忙しくなり、喧嘩別れするように離婚。以来、仕事一筋で出世もしたけれど、ふと「これからずっと一人なのか」と思うと寂しくなって婚活を始めた。こうした40代男性が婚活をするなかで不安を感じるのは、離婚経験者であることがネックにならないかという点ではないでしょうか？
しかし、最近は男女ともに離婚経験がある人は珍しくありません。それでも婚活がうまくいかないのだとしたら、他に理由があるのかも。40代バツイチ男性が婚活で素敵な女性と巡り会い、セカンドマリッジを成功に導くには、どうすればいいのでしょうか。
40代バツイチ男性の婚活状況
40代バツイチ男性の再婚率は4割
離婚経験のある40代男性が再婚できる確率は、およそ4割です。この数字は、明確に発表されているものではなく、厚生労働省による人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」（平成28年度）や明治安田総合研究所の「20代～40代の結婚」（2014年度）調査などからの推測値です。それでも、5人に1人の割合で40代バツイチ男性のセカンドマリッジが成功していると考えられるのですから、希望が持てるのではないでしょうか。
再婚相手の狙い目は30代後半～40代前半女性
40代のバツイチ男性が再婚しやすい女性の年齢層は、30代後半～40代前半です。この層の女性は、結婚願望がありつつも、結婚相手への条件が緩くなることも大いに関係しています。年齢や離婚歴の有無に対する許容範囲が広くなるからです。また、この年代の女性は、男性以上に将来（老後）に対して不安を抱えています。
特に女性の場合は、男性に比べると生涯年収も低くなりがちです。そのため、20代～30代前半女性に比べて、中高年層に差し掛かった女性は、一緒に生きていける伴侶を探したいという気持ちがより強くなるのです。
40代バツイチ男性でも20代女性との結婚は可能
20代で初婚女性の多くは、男性にも初婚であることを望むケースが多々あります。ところが、最近では離婚がそれほど珍しくなくなったこともあり、離婚経験のある男性にマイナスイメージを持たない女性が増えてきています。さらに、明治安田総合研究所の「20代～40代の結婚」（2014年度調査）によると、10歳以上年の離れた相手との結婚を肯定的に捉える女性が増加傾向にあるとのこと。40代バツイチ男性が20代女性と結婚できる可能性はあるといえます。
40代バツイチ男性の再婚に結婚相談所がおすすめな理由
女性との接点がつくりやすい
離婚後、女性とプライベートでつき合う機会が少なくなるという男性は多いものです。そうした男性の場合、恋愛の感覚が鈍り、アプローチのタイミングや仕方がわからなくなっていることがあります。感覚を取り戻すには、女性との接点を増やし、異性とプライベートで過ごす時間を持つのが良いでしょう。そういう点で、1:1で向き合える結婚相談所の利用は、恋愛の感覚を取り戻すリハビリにもピッタリです。
さらに、結婚相談所であれば、年上男性に興味がある女性からアプローチを受けやすいというメリットもあります。
相手の許容範囲がわかり、アプローチしやすい
女性が注目するポイントに、年収や資産があります。相手が40代バツイチ男性となると、先の点に加えて離婚理由や子どもの有無についても注目しています。離婚理由がどのようなものであるかどうかはもちろん、離婚した経緯に対して男性がどのように受け止めているのかまで、女性は意識しています。これは、元妻からの意見が聞けないぶん、男性側の離婚への捉え方が、今後の結婚にも影響すると考えているからです。
子どもの有無に関しては、子どもがいる夫婦の離婚と子どもがいない夫婦の離婚では、離婚に対するハードルが全く異なることを、女性はよく理解しています。子どもがいる女性が離婚を決意するからには、かなり強い離婚への意欲を持っていると考えるのが自然だからです。これは、離婚後の親権が母親である女性にわたることに起因しています。
一般的に、男性よりも女性のほうが収入が低くなりがちです。シングルマザーになってでも離婚するからには、結婚生活が続けられないほど何か大きな原因があったのではと、婚活女性は考えているのです。そのため、子どもがいるにもかかわらず離婚をし、シングルファーザーにならなかった男性に対しては、かなりシビアな視線が向けられます。
こうしたことは、婚活パーティや街コンでは都度、女性に問わなければわかりません。ですが結婚相談所ならば、予め女性側が男性に望む条件や希望がわかるようになっています。このことから、女性に確認するステップを踏む必要がなくなり、許容してくれる女性との接点が作りやすく、さらにはアプローチしやすいというメリットがあります。
再婚への意欲を失いにくい
40代のバツイチ男性は、20代～30代男性と比較すると、若い女性から婚活相手として敬遠の対象になりがちです。そのため、アプローチをしても断られることが多く、再婚への意欲を失ってしまう人もいるほど。ですが、結婚相談所を利用すれば、どんなふうに婚活を進めていけばいいのか、二人三脚で再婚に向けて活動できます。一人で婚活をするよりも再婚への意欲を失いにくいといえます。
40代バツイチ男性が婚活中に注意したい5つのこと
常に清潔感と健康を意識する
バツイチでもモテる40代男性は、ただ容姿がいい、経済力があるというだけではありません。清潔感があり、自身の健康に気を遣っていることも大切な要素です。20代や30代と違い、40代男性に対して女性は、高齢になったときのことまで視野に入れて、結婚相手として相応しいかどうかを見ています。双方に子どもをもうける意思がある場合は、父親となる男性には子どもが成人になるまで健康でいてほしい、長く働いてもらいたいと考えているのです。健康や体形を気遣うことは、婚活相手に好印象を与え、さらには良いアピール材料にもなります。
条件にこだわり過ぎない
男性は、結婚相手に年下女性や若い女性を求めやすく、年齢や容姿などの条件にこだわりすぎるところがあります。しかし、こだわり過ぎると、せっかくのチャンスを逃す可能性があります。外見は時間とともに変わっていきます。ですが、内面の根本的な部分は簡単に変わるものではありません。離婚を経験しているなら、内面の大切さは誰よりも理解しているはず。表面上の条件に捉われ過ぎずに、残りの人生をどのような女性と共に歩みたいのかを考えましょう。
離婚経験をポジティブにとらえる
離婚に対して否定的な感情が根底にあると、自身の離婚を人生の汚点と考えてしまいがちです。けれど、離婚した事実は変えられません。できることは、離婚したことを自分の中で真摯に受け止め、前向きに捉え直すことです。一度でも結婚を経験している男性は、結婚生活がどのようなものかを知っています。そのぶん、未婚男性と比べて、結婚後の生活や女性に幻想を抱くことがほぼ皆無です。結婚を現実的に結婚を捉えられるというのは、実は女性にとって大きなメリットになります。自信を持ちましょう。
目的意識を明確にしておく
離婚経験がある40代男性というだけで、婚活市場での戦況は厳しくなりがちです。心が折れてしまいやすい状況に直面することも多々あり、モチベーションが低下してしまうこともあります。そんなとき、なぜ自分が頑張ってまで再婚をしたいのか、その目的意識を明確にしておけば、モチベーションが維持しやすくなります。婚活を成功させて再婚に至るには、手厚いサポートが受けられる結婚相談所を上手く活用しましょう。
自分のメリットを具体的に話せるようにする
40代バツイチ男性との結婚は、女性にとってもハードルが高めです。結婚後の生活や老後のことなどが、シビアな問題になってくるからです。最低限、自身と結婚するメリットを具体的に伝えることは必須だと考えておくべきです。老後を心配する女性には、どんな生活が送ることが可能なほど、経済的余裕があるのか。
前回の結婚生活が破綻した理由から、今後の結婚生活に不安を感じている女性には、反省点と改善案を伝えるなど。相手の女性も離婚経験者の場合は、同じ経験者同士、離婚の事実については肯定的に受け止めてくれます。ですが、離婚から何の学びも得ていない男性に対しては、未婚女性以上に厳しい目を向けてきます。自身の市場価値にも影響しますので、メリットをしっかりと言語化しましょう。
まとめ
離婚経験があると、よほど自分に自信を持っている男性でない限り、素敵な女性と出会っても及び腰になりがちです。それでは、せっかくの婚活も進展しません。40代バツイチ男性が再婚するには、何のために再び結婚したいと思ったのか、ビジョンを明確にし、それに向けた前向きな行動が良い結果を生みます。街コンや婚活パーティでは上手くいかない男性も、ピンポイントで相手を選べ、なおかつ二人三脚でサポートが得られる結婚相談所なら、理想の相手と巡り会うことができるでしょう。
