海外移住や旅行先としても人気があるシンガポール。日本からのアクセスも良くビジネスもしやすい国として知られていますが、実際にシンガポール人男性と結婚して住むとなったら、果たして暮らしやすいのでしょうか?そのあたりに迫ってみたいと思います。
シンガポール人男性と結婚したら・・・
シンガポール人は家族や親族を大切する性質があるため、シンガポール人男性と結婚したら、日本人女性はとても大切にしてくれるでしょう。とはいえ、日本とは文化や習慣の違いもあるはずです。まずはシンガポールの生活事情について考えてみましょう。
シンガポールの生活事情
シンガポールはとても小さな国で、日本でいえば東京23区の1.5倍くらいの面積です。電車やバスなど、交通機関が発達しているので利便性は高いといえます。そのため、中心部から離れた場所に住んだとしても、1時間もあれば中心部まで移動できます。また日系の病院やスーパーもあるため、シンガポール人男性と結婚して移住しても、住みやすい環境といえるでしょう。
家族はいつも一緒
シンガポール人は中華系・マレー系・インド系の人たちが入り混じっているため、シンガポール人男性と結婚したら、はじめはその国際色に驚くかもしれません。
とりわけシンガポール人は家族といつも一緒に過ごすことが多いのも特徴です。日本人は比較的、若い年齢で実家を離れ一人暮らしをする人が多いせいか、結婚して親と同居するケースは減少傾向にあります。
しかし、シンガポール人は夫か妻いずれかの親と同居するケースが多く、休日は家族みんな(義理の親兄弟)とお出かけすることが珍しくありません。そのため、休日は毎週のように旅行や宴会気分を味わう感覚といえるでしょう。
日本では、結婚すると親と会う機会が減り、ゴールデンウィークやお盆・年末年始などの大型連休に実家に帰省するのが一般的ですよね。ですから、シンガポール人男性と結婚したら、こうした生活スタイルの違いに慣れることが大切です。
国際結婚の手続きは?
シンガポール人男性と結婚するということは当然、国際結婚となります。国際結婚はいろいろと面倒に感じますが、実際のところどうなのでしょうか。
まずは基本的な結婚の条件をクリアしていることが求められます。
シンガポールの法律における婚姻の条件
・21歳以上であること(18歳以上21歳未満は親または保護者の同意が必要)
・婚姻歴がある場合は離婚していて、その証明が書類で可能であること
・シンガポール人でない場合は結婚前に最低15日間の滞在が必要
次に求められるのは、挙式執行官と呼ばれる人の雇用です。挙式執行官とは、夫婦としての宣誓に立ち会い、結婚に関する書類を確認して、結婚証明書に署名する人を指します。
ちなみに、シンガポール婚姻登録局という場所で結婚の誓いをする場合は、同局が対応してくれるので挙式執行官を雇わなくても結婚することができます。
そして、結婚式の日から最低3週間前に結婚を知らせる登録が必要です。
・2人のパスポート
・2人の証人(21歳以上)となる人のパスポート
・夫婦としての宣誓をする日時
・宣誓会場の所在地
・シンガポール婚姻登録局で結婚をしない場合は挙式執行官の名前と免許番号
・手数料の決済方法
以上を経ていよいよ結婚式当日を迎えるのがシンガポール人男性と結婚するときの流れです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はシンガポール人男性と結婚する場合の流れや結婚後の生活についてお伝えしました。
当たり前ですが、国際結婚である以上、文化や習慣の違いは避けて通ることはできません。しかし、相手の男性が好きという強い気持ちから絆を深めていけば、シンガポールでの生活は時間ととも慣れるはずです。
たしかに、シンガポール人男性との結婚はそれなりの覚悟が必要かもしれません。でもシンガポール人男性は細かいことにこだわらず、家族を大切にする傾向がありますから、きっとあなたをやさしく守ってくれるでしょう。
国際結婚や海外移住に不安はつきものですが、結婚まで考えられる相手なら、シンガポール人男性との結婚生活はうまくいくといえます。