婚活パーティーは一度にたくさんの異性と出会える一方、一人一人と会話できる時間が限られているため、交際につながりにくいというデメリットもあります。ですが、会話の相手を一瞬で一目惚れされることができれば、「また会って話してみたい」と思われるので交際のチャンスが生まれますよね。今回は婚活パーティーで一目惚れさせるテクニックをご紹介します。
なぜ、婚活パーティーの会話は同じ話題で好感度に差が出るのか?
よく同じことを話しているのに、相手に伝わる場合と伝わらない場合がありますよね。これは婚活パーティーに限ったことではないかもしれませんが、自分に興味のない人との会話は、盛り上がりに欠けてしまうものです。
ましてや婚活パーティーなら、将来の結婚相手を探しに来ているわけですから、最初の印象が悪いと次のステージに上がるのは難しいでしょう。
では一体、同じ話題で会話が弾まない場合と「もっと話してみたい」と思われる場合の違いを見ていきたいと思います。
婚活パーティーの会話「同じ話題でNG事例」
男性:こんにちは、どこから来られたんですか?
女性:埼玉県です。
男性:自分も埼玉なんです。埼玉のどこですか?
女性:浦和です。
男性:浦和ですか。大学が近くでした。
女性:そうなんですね。
男性:職場も浦和ですか?
会話自体はごく普通のものに見えるかもしれませんが、婚活パーティーは初対面の人たちが出会う場ですから、いきなり個人情報を聞くのは「何この人・・・」と思われてしまう可能性が高いんですね。
そのため、アイスブレイクといって、まずは「誰でも共感できる」話題で初対面の緊張をほぐす必要があります。
例えば、「今日は少し肌寒いですよね。寒さには強いですか?」や「このパーティーは音楽好きの人たちが集まると聞いて来たんですが、好きなジャンルを伺ってもいいですか?」といった感じから会話をはじめると、相手は少しづつ心を開いてくれるものです。
婚活パーティーの会話「同じ話題でOK事例」
男性:そういえば、ご出身はどちらなんですか?
女性:東京です。
男性:自分も東京なんです。新宿なんですけど、◯◯さんはどちらですか?
女性:青山です。
男性:青山!私、会社が青山ですよ。奇遇ですね。
女性:そうなんですね。私は青山一丁目の◯◯カフェの近くに住んでます。
男性:◯◯カフェ知ってます。◯◯ケーキが有名ですよね。
女性:ご存知なんですか。隠れた名店ですよね。
こうして緊張がほぐれた状態での会話だと、同じ個人情報を聞いているのに相手も反応しやすいことがわかりますね。
このような状態をラポール(心理的な親近感)が築かれていると呼ぶのですが、婚活パーティーでの会話はまさにラポールを築くテクニックさえあれば、交際のチャンスが大きく広がるでしょう。
婚活を成功させる秘訣は心理テクニック
一目惚れさせるコツはラポール!
ラポールとは簡単にいうと、相手との信頼関係のことです。信頼関係というと、「この人は権威がある」とか「この人は約束を守る人」など、すでに知り合いの間でだけ生まれるものと思う方もいるでしょう。
しかし、初対面でも臨場感があれば信頼関係を築くことは可能です。そして、その臨場感は相手との共通点を見つけて、少しずつ相手の脳に入り込んでいくことで与えることができます。
前項(1.なぜ、婚活パーティーの会話は同じ話題で好感度に差が出るのか?)の内容を読み返していただければ、ラポールについての理解度が深まると思いますので、ぜひこのテクニックを身につけて婚活パーティーでの出会いをゲットしてくださいね。
まとめ
婚活パーティーは結婚相談所のお見合いに比べると、気軽に参加できるため、なかなか交際につながらないリスクもあります。しかし、ラポールを築くことができれば、会話が弾み「もう少し話してみたい」と思われることは必至です。
もちろん、交際を続けていくには、優しさや思いやりが必要不可欠ですし、結婚となれば現実的な課題もクリアする必要があります。ですが、出会いのチャンスをものにしなければ、何も始まりませんから、まずはお伝えしたテクニックを活用することは非常に重要といえるでしょう。
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