結婚相談所で年収の高い男性は結婚できる確率が高いと言われています。もちろん、年収が高くない男性でも成婚事例は多いのですが、婚活において年収が高いに越したことはありません。
では現実的にどのくらいの年収があれば結婚できるのでしょうか。また年収の高い低いにかかわらず、結婚相談所で成婚する男性にはどんな特徴があるのでしょうか。
この記事では年収をベースにどうすれば結婚相談所で結婚できるのかを追求してまいります。
結婚するのか独身のままいるのか?
人生を真剣に考えよう
仕事は何をされているんですか?そう聞かれて「会社員」と答える男性の中には、少なからず年収や学歴にコンプレックスを抱える人がいらっしゃいます。とりわけ婚活では、実際にお相手と会うまで(お見合いをするまで)はあなたの人柄がわからないので、どうしても年収や学歴など、実績的な部分に目がいってしまうものです。
ただ、こうした男性の皆さんには、婚活をはじめる前にぜひ真剣に考えてほしいことがあります。それは、そもそも結婚するのか結婚しないのかということです。
「えっ!結婚って、するしないを自分で決められるの?」
もしかしたら、そんなふうに考えている男性もいると思います。もちろん、結婚は相手があってのことです。でも「結婚するつもりはない」「このまま独身でいい」と決めている人は結婚できません。
ですから、これからの人生を今一度、真剣に考えてみましょう。友人や同僚が結婚しているからではなく、あなた自身が生涯の伴侶を迎えたいかどうか心の声を聞いてみるのです。
・結婚して子どもが生まれ、マイホームを持ち定年まで会社員を続ける人生
・結婚はするけど子どもは作らず、夫婦がお互い好きなことをする人生
・結婚はしないけど同棲して、お互いを思いやるも生き方は自由
・一生独身で自由気ままに生きる人生
・・・と、結婚に対する価値観は人それぞれですし、今は多様な生き方が許される時代です。
なので、この先の人生をどのように過ごしたいかを考えてみてください。その結果、結婚したい!と思うなら婚活をはじめることで成婚に一歩近づきます。
結婚生活に必要な年収
結婚相談所では年収の高い男性が好まれると言われますが、現実問題として結婚生活にはどのくらいの年収が必要なのでしょうか。
年収300万円の結婚生活
年収300万円と聞くと、年収が低いと考える人は多いかもしれません。しかし、日本の会社員の多くは大企業よりも中小企業で働いているので、今の20代・30代の男性で年収300万円という人はたくさんいます。
たしかに、結婚して子どもが生まれ、夫の収入に頼るとなると、年収300万円では不安を抱える女性も多いでしょう。でも、今は子どものいる世帯に助成金や補助金の出る自治体もありますし、東京23区内でなければ家賃の安い物件もたくさんあります。
それに子育てが落ち着いて夫婦共働きになれば、やりくりは可能といえるでしょう。
年収400万円の結婚生活
年収400万円の結婚生活はどうでしょう。2018年に国税庁が行った民間給与実態調査によると、日本人の平均給与は441万円ですから、年収400万円台というのはある意味、普通の生活といえるでしょう。
とはいえ、子どもが生まれてマイホームを持つということになれば、子育てにかかる費用や住宅ローンなどを考えると、年収400万円で家族を養うのは難しいかもしれません。ただ、夫婦共働きなら世帯収入が夫の年収の倍近くなりますから、家計が楽になりたまの贅沢も可能でしょう。
ちなみに、公務員の平均年収は2018年の国家公務員給与等実態調査によると686万円。市場の影響を受ける民間の企業に比べてリストラされることは基本的にありませんから、結婚生活を考ええたとき、自身の趣味を楽しみながら家族団らんで家計を安定させることができる職業といえますね。
・たとえ年収が少なくても将来に向けてコツコツ貯金している
・こまめに連絡をくれて愛情を感じる
・仕事への真面目な姿勢
・・・など、女性が結婚相手の男性に求めることは年収よりも別の部分であることが多いといえます。
年収は高いに越したことはない
こうして現実的な話をすると、やはり年収は高いに越したことはありません。しかし、年収が高ければ結婚できるかと言われれば、それは違います。
年収が高くても浪費グセがあって多額の借金を抱えていたり、高収入の仕事をしているけど、忙しすぎて一緒に過ごせる時間がほとんどなかったりという男性では、結婚は難しいでしょう。
結婚相談所には年収の高い男性が多い?
結婚相談所には年収の高い男性がたくさん所属していると言われていますが、実際にどのくらいの人数がどれぐらいの活動をして成婚に至っているのでしょうか。年収や年齢をベースにそのデータから紐解いていきましょう。
結婚相談所で成婚しやすい人とは?
こちらはIBJ(日本結婚相談所連盟)の統計データで成婚する人の典型です。
一番上の平均値を見るとわかりますが、アラフォー男性が1年半在籍して約19人の女性とお見合いし、1人の女性と約140日の交際期間を経ると、結婚できる計算です。
もちろん、結婚は男女のコミュニケーションですから、単純な計算通りに行くものではないでしょう。中には入会後2〜3ヶ月のスピード婚という方もいらっしゃいます。しかし、結婚相談所で成婚した人の多くは上記データに当てはまっているのです。
男性の平均的な成婚年齢
年々、結婚相談所を利用する男性は増えているのですが、最新のデータでは35歳から37歳が最も結婚しやすい年齢と言えるかもしれません。
ただ、これはデータ上の一般論ですから、あなたが31歳であっても40歳であっても、正しい婚活をしていれば成婚する可能性は高いといえます。
年収と年齢からみる成婚データ
こちらは年収と年齢を掛け合わせたデータです。
ご覧いただくと一目瞭然ですが、年収が500万円を超えると、成婚しやすさが大きく跳ね上がります。もちろん、年収が高い=結婚できるわけではありませんが、年収の高い男性は経済的な余裕から精神的にも余裕があるので、女性に対しても寛容なことが多いのかもしれませんね。
つまり、あなたが今すでに年収500万円以上で結婚願望があるなら、婚活によって結婚できる可能性は相当高いといえます。
女性が男性に求める年収は?
結婚相談所では年収が高い男性は成婚率が高く、とりわけ年収500万円以上なら、結婚が大きく近づくというデータですが、女性が男性に求める年収はどのくらいなのでしょうか。
女性が結婚に求める条件
実をいうと、女性が男性に求める年収は「こだわらない」というのが一般論です。もちろん、年収が低い男性よりは高い男性の方が良いでしょう。しかし、女性が結婚に求める条件で年収は上位にランクインしないのです。
リクルートブライダル総研が2015年に調査したデータによれば、女性が結婚相手の男性に求める条件のベスト3は、
1位:共通の趣味
2位:家事の能力
3位:仕事への理解
という結果でした。さらに、これらの条件をすでに結婚している女性が結婚前、現夫に求めていたかというと、求める割合は未婚者に比べて15%くらい低かったそうです。
年収がすべてじゃない
女性が男性に求める結婚の条件はやはり年収がすべてではありません。また、共通の趣味や家事の能力などにしても、それらは出会ったときの会話のキッカケに過ぎないのかもしれません。
ですから、あなたがお伝えしてきた条件に当てはまらない場合でも解決策はちゃんとあります。たとえば、体を鍛えるためにジムに通ったり読書量を増やして知的になったりと、自分を磨くことで女性に魅力を持ってもらうのも一つの選択肢です。
結婚相談所に聞いた!男性の年収に関するQ&A
さて、ここまで男性の年収と結婚についてのエトセトラをご紹介してまいりましたが、実際に婚活をはじめるのはまだ不安という男性もいらっしゃるでしょう。
そこで、結婚相談所における相談事例と解決策をQ&A形式でお伝えします。
※年齢や職業などは個人特定するものではないのでフェイク情報を含めています。
Q1:Nさん32歳男性 年収400万円
僕の年収でも結婚相談所の活動は大丈夫ですか?
Q2:Sさん37歳男性 年収300万円
結婚相談所の無料相談に行ったら入会を断られてしまいました。年収300万円の男性は結婚できないのでしょうか?
Q3:Aさん41歳男性 年収800万円
すでに結婚相談所で活動していて、お見合いから交際には進むのですが、真剣交際に進むことなく交際お断りになってしまいます。年収が高いことは魅力的ではないのでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。結婚相談所では年収の高い男性が多く所属しており、あなたの年収が日本人の平均以上ならば、結婚できる可能性は十分にあります。
また、たとえ年収が女性の理想に届かなくても、嘘のない女性を思いやる気持ちがちゃんとあれば、それはきっと相手に伝わります。
ですから、男性の皆さんは自身の年収で結婚できる・結婚できないを判断せず、女性目線のコミュニケーションを心がけて婚活をはじめてくださいね。そして婚活を進める中で、一人ではなかなかうまくいかないと感じたら、結婚相談所を利用するのも有効です。
クラブ・マリッジでは火曜日と年末年始を除くほぼ毎日、マンツーマンでの無料相談を実施中で、サポートはオンライン、オフラインどちらでも対応可能です。
できるだけ希望通りの相手と着実に結婚したい方は、一人で抱え込まずぜひ一度クラブ・マリッジに相談してみてはいかがでしょうか。
また、新型コロナウイルスに関しても、感染防止のためお客様の健康と安全を最優先に万全のサポートをしてまいりますので、どうぞご安心くださいませ。