【40代再婚男性】10歳年下の女性と成婚するまでにやった、たった一つのこと。

笹岡
こんにちは。クラブ・マリッジの婚活プロデューサー笹岡です。

コロナ禍で前妻とすれ違い、離婚して娘様とも離れ離れになった44歳の男性(会社員)Mさん。これからの将来を考えたとき、もう一度、一緒に温かい家庭を築けるパートナーと出逢いたい!という想いから婚活を始めたところ、なんと!入会からわずか4ヶ月で成婚退会となりました。

Mさんは一体どうやってこの短期間で再婚に至ったのでしょうか。この記事では、そんなMさんの婚活を入会のキッカケから順を追ってお届けいたします。

婚歴のある男性にとっては、将来、理想の女性と再婚する参考にもなりますのでぜひご覧ください。

目次

入会編~婚活のキッカケは?

離婚が決まった日の帰り道に結婚相談所を検索

Mさんの離婚が成立したのは2021年1月のこと。Mさんは離婚調停の決着がついた日の帰り道に結婚相談所の検索を始めたとおっしゃいます。

男性の40代半ばといえば、それなりの役職につき、まだまだバリバリと仕事をこなす世代。それがこの先も独身でいるのかと考えたとき、Mさんは今の現実が、自身の思い描く人生とかなりのギャップがあると感じたそうです。

Mさんは当時の心境を次のように語っています。

Mさん
妻と娘が出ていったとき、戸建てに一人で住んでいるのは寂しいと思いました。 今は人生百年時代と言われているので、100歳まで生きるなら、あと56年一人きりです。でも自分は100歳になったときに「10歳くらい年下の妻がいて、子どもは3人いて、4人くらいの孫に囲まれている」みたいなイメージを持っていました。 それで、最初は婚活アプリで出会いを求めたんですが、全く反応がなかったんです。なので、婚活はかなりシビアな世界だなと思いましたね。 妹に相談したこともありました。妹からは「お兄ちゃんは結婚相談所の方がいい」と言われました。ただ、結婚相談所に対しては、あまり良いイメージを持っていませんでした。それは女性に(年齢とか年収とか)数値で見定められると思ったからです。 実際に、知り合いの女性が婚活をしていて、男性に対してそういう目で見ていると話していたことがありますから。 ただそうは言っても、このまま婚活アプリを続けても見込みはなさそうだし、婚活パーティーも気が進まないので結婚相談所を調べることにしました。

婚活を始める男性のキッカケは人ぞれぞれですが、婚歴のある男性は意外といらっしゃいます。Mさんもその一人だったわけですが、結婚相談所のイメージが良くなかったのに、クラブ・マリッジに入会いただけた理由は何だったのでしょうか。

Mさんは相談所選びについて、次のようにおっしゃっています。

Mさん
結婚相談所は全部で6社、お話を聞きに行きました。最初はIBJ(日本結婚相談所連盟)の直営店に話を聞きに行ったんです。何も知らない業界なので、なかなか決められなくて・・・。 クラブ・マリッジも含め会社の福利厚生(リロクラブ)に載っていたので、それで相談に訪れたのですが、6社回った中で一番印象が良かったのが入会の決め手でしたね。

Mさんは私自身のことも気に入ってくださったそうで、自分のことを言われると照れるのですが、会員様から褒められるとやはり嬉しいものです。

以下は、Mさんが相談所選びをされていたときのクラブ・マリッジに対する印象です。

Mさん
笹岡さんからお話を伺って印象に残ったのは、クラブ・マリッジは一人一人細かいところまでサポートするので、パーソナルジムみたいなものだと言われたことです。それでいてIBJに加盟していることやプロフィールは「写真が命」と言われたこと、また同年代の同じような状況の男性を例に活動のシミュレーションも見せてくださいました。 そこまで踏み込んで説明してくれたのはクラブ・マリッジだけで、笹岡さんなら親身になってくれそうだと思ったのが、本当つい4ヶ月前のことです。

プロフィールに命をかける

結婚相談所に入会すると、最初の作業はプロフィール作成です。現代の婚活において、プロフィール作成は非常に重要度が高いと言えます。

なぜなら、最初の段階(お見合いをするかしないか)ではプロフィール以外に判断する材料が乏しいからです。もちろん、男女の関係なので、実際に会ってみないとわからないことが多いと思います。また外見や条件を重視していたけど、交際してみると、内面の方が大事ということにも気づくことでしょう。

しかし、それはあくまでも会ってからのこと!

なので、どの会員様にもお伝えしていますが、私たちはプロフィールに命をかけるくらいの意気込みが必要だと思っています。

そして今回、Mさんは私たちのプロフィールにかける想いに素直に応えてくださいました。

Mさんのプロフィール作成時の感想

Mさん
入会前に聞いていましたが、プロフィール写真の撮影に同行してくれるのも6社の中ではクラブマリッジだけでした。これはありがたかったですね。 笹岡さんとLINEでやりとりして、撮影当日に来ていくスーツをやネクタイのアドバイスをもらったのを覚えています。お見合いもギャップがない方が良いと言われたので、(お相手に)見つけてもらいやすいように写真と同じ服装で行きました。 (プロフィールに掲載する)写真を選んでもらえるのも嬉しいですね。たくさんあって、どういう写真を載せれば印象が良いとか自分にはわからないので。 PR文章も好アピールになると思って書いたことが、逆に悪い印象を与える場合もある!と言われたときは、専門家に聞くのが一番だと思いました。

Mさんがおっしゃったように、プロフィール写真の撮影同行をする相談所は少ないと思います。ご入会のきっかけとなった福利厚生(リロクラブ)サービスには、大手相談所の登録が多くパーソナルな部分までサービスする相談所はあまりないのが現状です。

また写真だけでなく、PR文章もしっかり書き上げるようにしております。会員様に仕事や趣味、結婚観など、細かい項目についてインタビューさせていただき、その情報を元にプロのライターさんに手を加えてもらって仕上げます。

これは男性の感性ではわからない部分を補うためです。たとえば、Mさんのように持ち家(財産)があることで、女性は安心すると考える男性は少なくありません。

ですが、女性からすると将来の住まいは一緒に決めたいですし、相談したい。それが原因で揉めて破局するカップルもいるんですね。これは持ち家などの財産に限った話ではなく、男性がアピールしたいことが必ずしも女性の好感を得られるとは限らないのです。

だからこそ、理想とする女性層に響くようなPR文章を提案しています。Mさん自身も提案したPR文章を妹様に見てもらって「ここはこうした方がいい」と女性目線での助言をもらったそうです。

お見合い編~メモの魔力が功を奏した!

慎重かつ戦略的だったお見合い候補選び

完成したプロフィールを掲載したら、次はお見合い候補選びです。この段階でどんな方向性で進めていくのかを会員様と面談(月イチ面談の初回)しながら決めていきますが、Mさんとはかなりしっかりと話し合いました。

そして、お見合い候補選びは基本的にIBJのシステムを使用するのですが、Mさんはシステムにログインしたとき、登録されている女性の数(2021年6月現在:71,546名)を見て「これだけの人がいれば結婚できる(自分と合う人はいる)だろう」と実感したそうです。

一方、最初はお見合い候補選びに迷った部分もあったようで、Mさんはそのときの様子をこうおっしゃっています。

Mさん
正直、基準が難しいというか、誰に申し込んだらいいのかわからないところがありました。私は月に20名までお見合いを申し込めるコースだったのですが、20名をランダムに選ぶわけにはいかないですし、かなり慎重だったと思います。 でも、実際は女性からの申し込みの方が多かったんですよね。とにかく一生懸命でデータは気にしていなかったのですが、お見合いは活動を始めた頃に申し込んだ方と成立しやすかった気がします。

ちなみに、Mさんのお見合い&交際データは、

・お見合いを申し込んだ人数が29名、うち4名とお見合い成立
・女性からの申し込み人数が40名、うち4名とお見合い成立
・お見合い人数8名、うち5名と交際

という状況でしたが、Mさんは毎回メモをしっかりとって自己分析をされていたのが印象的です。

Mさん
メモは習慣的にとるようにしていました。 今振り返ってみると、 ・〇〇さんは人気がありそうだから厳しいかも ・〇月〇日にお見合い申し込み、翌日にお見合い不成立で残念な気持ち ・・・と書いてありますね(笑)。

Mさんの活動は戦略的に進めていこうと提案しました。苦戦する場面もありましたが、Mさんが素直に行動してくださったので、結果的にはかなりスムーズだったように思っています。Mさん自身も以下のようにおっしゃっています。

Mさん
活動が始まってすぐの頃に、面談で笹岡さんから「再婚OK」の人に絞ってはどうかと提案していただいて、そういう方を中心に申し込むようにしました。 笹岡さんの提案は的確でした。「自分は44歳ですし、子どもを希望していたので、相手が安心して子どもを産める年齢を考えたら30代の女性の方が可能性がある」とか、そんな風に考えていましたね。 あとは、それほど高い価格じゃなかったので、申し込める人数を増やせるオプションサービスも頭にありました。もしお見合いが成立しなかったら追加しようと。 それから笹岡さんからご紹介いただいた(システムでお互いにお気に入り登録をしていて、それを教えてくれた)方にも可能性があると思ってアプローチしました。

このように、Mさんはかなり慎重に活動を進めていましたが、ご自身の中でもちゃんと考えがまとまり、お見合いの成立率は高かったと言えます。

ご本人は、こちらから紹介した(お互いにお気に入り登録をしていることを伝えた)方とお見合いが成立しやすく、比較的、派手目の印象がある女性とはお見合いが不成立だったとおっしゃっていました。

またMさんは当時を振り返って、「笹岡さんからは、戦略的にやっているから大丈夫!と言われていましたが、半信半疑でした。でも、こうしてお見合いが成立することを実感できて良かったです」との感想をいただいております。

こうしたお気持ちはすごく理解できます。ただ実をいうと、婚歴のある男性は成婚する確率も高いことがデータにも表れているんですね。

婚歴があることでふるいにかけられてしまうのでは?という不安が先行しがちですが、女性と接すること(コミュニケーション)に慣れているので、相性や実生活の折り合い次第で十分上手くんです。加えてMさんの場合は、再婚OKの女性に絞ったことも功を奏したと言えるでしょう。なので、逆に初婚だったらむしろ難航したかもしれません。

お申し込みからのお見合い成立は全体平均7%位、良くて10%前後です。Mさんの成立率は非常に良く、写真・PRも大切ですが、お申し込む層(自分の条件を希望していない層)を間違えると平均の7%も下回ってきます。

苦戦しながらも乗り越えたお見合い&仮交際

ここからはMさんが実際にお見合いをしたときの様子をお伝えしていきたいと思います。

お伝えしています通り、Mさんは結婚相談所での活動は初めてでした。そのため、お見合いが決まってから当日まで、お相手のプロフィールを熟読して質問事項を書いたり、こんなことを話そう的なイメージをしたり、入念に準備されていたことを今でも覚えています。ただ、それでも当日はかなり緊張したそうです。

お見合いは初対面の男女が話し合う場です。システム上は、就活や転職活動と似ていますが、企業の面接とは雰囲気や感覚が大きく異なります。なので、なかなか思い通りにいかない方も少なくありません。

実際に、Mさんもお見合いは疲れたとおっしゃっています。

Mさん
お見合いは総じて疲れましたね笑 初めてのお見合いを含め、最初の頃は、余計なことを結構話しちゃったなぁと反省点がありました。たとえば、時間も1時間くらいと言われていましたが、「もったいない」とか「もっと話したい」と思って1時間半になってしまうなどです。 あとはコロナ禍ということでマスクを外すか外さないかとか。お見合いした方のうち2名とはマスクをしたまま話しましたが、他の方とはお互いに顔が見たいという認識で、距離を保ってマスクを外しました。

またお見合いと聞くと、昔ながらのししおどしが見える和室で行うようなかしこまったイメージがあるかもしれませんが、今のお見合いはホテルのラウンジを中心に行います。お見合いは疲れたとおっしゃるMさんですが、お見合いの楽しさも語ってくださいました。

Mさん
高級ホテルのラウンジに行くのが初めての経験で、毎週京王プラザホテルに通ったのですが、おそらく一生分行ったのではと思っています。 婚活をしなければ知り合うことのない方たちと出会えたのも良かったです。再生医療の研究をしている方、企業で人事を担当している方、出版社の方など、お話を聞くだけで社会勉強になり楽しかったですね。またお見合いは1対1でじっくり話せるのもいいと思います。

さて、お見合いから交際が成立すると、連絡先の交換が叶います。ですが、大人になって女性と気を遣いながら連絡をとり合うのは意外とハードルが高いものです。LINEのやりとり一つとっても、学生みたく頻繁に送り合うことはないですからね。

Mさんは私とのLINEでも即レスするなど、本当に真面目な方なのですが、お見合いから仮交際のステージでは苦戦を強いられる場面がよくありました。

お相手から返信が来ないときは、だいぶ落ち込んだそうです。得意のメモで感情をコントロールしていたようですが、そのときの様子を次のように話してくれました。

Mさん
あのときは1回目のデートが終わって、お礼のメッセージをしたんですね。お相手からも返信があって、再度メッセージを送ったら既読にならなかったんです。だから、脈なしだと思いましたが「落ち込むのはフラれてからにしよう」と自分に言い聞かせました。メモにもそう書いてありますね(笑)。 結局その方からは、翌日連絡があって4往復くらいメッセージのやりとりができて、脈なしでもないと思いましたね。 そうやって色々な方とお会いしていく中で、全然連絡が来ない方もいて、そのときはさすがにへこんだりもしました笑 交際が成立してもお見合いは続けていたので、それも疲れてしまって。

ちなみに、Mさんはこのメッセージのやりとりをした方が運命の人かも?と感じていました。結果的には交際お断りになってしまったのですが、実はその方にフラれたことが運命の出会いにつながったのです。恋愛の神様はちょっとした試練も与えるのでしょうか。Mさんはそのときのエピソードを赤裸々に語ってくださいました。

Mさん
彼女は2人目にお見合いした方だったのですが、実家が歩いて5分のところだったんです。これだけの会員数の中で、そんな方とはめぐり逢わないと思って、のめり込んでしまったのですがあっさりフラれてしまいました。 1回デートした後、LINEのやりとりで何とかつないでいたのですが、笹岡さんから交際終了希望が届いていると言われてしまってさすがにショックでした。そのときは本当に婚活って大変だと思いましたね。 でも、そのフラれた翌日が彼女(成婚相手)とのお見合いだったんです。フラれたばかりだったので、ここは気持ちを切り替えて、しっかりアピールして逃さないようにしなきゃ!と気合いを入れて臨みました。結果論ですが、あの時点でフラれて良かったですね。

フラれた翌日のお見合いで知り合った女性と成婚!それもまた運命ですよね。でもなぜ、Mさんが最初にいいと感じた女性とは上手くいかなかったのでしょうか。

相性が合わないと言ってしまえばそれまでですが、男性と女性は気持ちの高まり方が違います。そのため、男性は結論を急ぎすぎて失敗してしまうことが少なくありません。

Mさんはフラれた方に対して、お見合い時のお会計で「お支払いしましょうか?」と言ってくれたり、手土産をいただいたりして、お相手の気遣いに舞い上がったと言います。ただ結果的には、当時のMさんにとって、その方は良い意味で相性が合わなかったのだと思います。。

またMさんは先ほど交際お断りなってしまった方以外でもあっさり交際終了となったケースがありました。たとえば、お見合いでは会話が盛り上がったのに、デートをしたらあまり話すことがなかったとか。そのときはMさん自身が「お綺麗な方だったけど疲れる」と感じたそうです。

ただ、Mさんは自分が勝手に勘違いしてたと振り返り、前向きに次のお見合いに臨みました。婚活ではこういう思考と行動がとても大切なので、男性の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

成婚退会編~運命の人とは不思議と相性が合う

順調な交際も真剣交際までには時間がかかった

紆余曲折を経て成婚相手と出会ったMさん。お相手とのお見合いはどのような感じだったのでしょうか。ここからはお二人の馴れ初めをお伝えしてまいります。

交際お断りを告げられた翌日のお見合い。第一印象が良く、いつもはお茶だけなのに、その日は一緒にケーキセットを注文して楽しんだそうです。

また性格や価値観も合いそうで、何よりとても話しやすかったとのこと。Mさん曰く、後にも先にもお見合いでケーキセットを頼んだのは彼女だけだったそうです。

何かインスピレーションみたいなものを感じていたのでしょうか。婚活は何人と出会っても、成婚相手は一人だけです。そして、成婚した方はこぞってお相手の方の印象を「今までとは違った」とおっしゃいます。

Mさんも成婚相手とそれ以前に交際した方との違いを語ってくださいました。

Mさん
一言で言えば相性なのだと思いますが、常に笑顔でちょっとした話でもリアクションしてくれて、居心地が良かったんですね。それまでのお見合いでは、外見の印象で選んでいたのですが、彼女に対しては外見だけでなく内面にも惹かれました。そのときのメモにも「内面重視で選んだ方がいい」と書き残してあります。 実はクラブ・マリッジに来る前、別の相談所の話を聞きにいったとき、こんなことを言われたんです。「外見はいずれ誰でも衰えてくるけど、内面の美しさは変わらず維持されるから、結局は相性だよ」と。なので、内面が良くて一緒に居て楽な人を選んでいこうと、改めて思いました。 写真でいいなと思って、会ったら疲れるということもあるので、やはり写真だけじゃわからないですね。

Mさんはここでもメモの魔力を発揮していますね。男性の皆さんの中には細かい作業が苦手という方もいると思いますが、こうして自己分析と客観的な状況の把握をすることで結果が出ることは間違いありません。

こうして無事に交際が成立したMさんは週1回、会えるときには週2回と、頻繁にデートをしていました。Mさんはお相手との居心地の良さを「ありのままでいられる」と表現しています。

一緒に居て疲れる人がいる一方で、ありのままで居られる人、この違いはどこにあるのでしょうか。Mさんはお見合いで2時間近く話し、そのときすでに初デートという感覚だったようです。

男性はカッコつけたがることが多いのですが、そうしなくても済むことにMさんは安心感を得ていたのだと思います。まさにこれこそが相性の良さなのでしょう。

その後も順調にデートを重ねていたMさんですが、デートではちょっとしたハプニングもあったようです。それでも一緒に楽しんでくれたお相手との慎ましいエピソードを聞かせてくれました。

Mさん
彼女がお見合いのときの話でスリランカカレーを食べに行くと言っていたので、カレーを食べに行こうと、ディナーに誘ったんですね。そしたら、そのお店が凄まじいところでして、、、コースにそばがきが入っていて、誰でもカレーにそばがき?と思いますよね。 それにライスがパリパリしてて、カレーも激辛、「お店選び間違えた」と思いました。でも、彼女は笑って過ごしてくれて、楽しかったと言ってくれたんです。 ただ、その次に行ったベトナム料理店でも予想以上に大盛の料理が出てきて食べきれなかったり、デートの日はいつも雨でお花見のときも傘をさしながらおまんじゅうを食べたりと、(自分の中では)失敗した感がありました。 もちろん、良かったこともたくさんあります。彼女が行きたいと言って一緒に体験したガラス工芸の教室がそれなりに高額だったのですが、いつもご馳走してもらっているから!と気前よく払ってくれたんです。奢られるのが当然みたいな人とは合わないので、彼女のこうした気遣いには惹かれましたね。 本当、まだ出会って3ヶ月ですが思い出がいっぱいです。

ハプニングがありながらも仮交際はとんとん拍子に進んだMさんですが、真剣交際までは少し時間を要しました。実はカウンセラーとして、私の方から真剣交際の告白は待つように申し上げたんですね。

男性と女性ではどうしても気持ちの高まり方が異なります。Mさんは早い段階で真剣交際に進みたがっていましたが、お相手の相談所には丁寧にヒヤリングしていただくなど、慎重に進めました。

事実、先方のカウンセラーからもお相手は感情が温まるのに時間のかかるタイプだから、楽しさを伝えるのは良いが「好き」とか「真剣交際に進みたい」という結論を急ぐことは控えるように言われました。

Mさん自身も当時を振り返ると、何回デートしたから真剣交際みたく、回数でOKだと思ってしまうところがあったとおっしゃいます。でも、婚活ではそれで破局するケースが少なくありません。

実際にMさんも5回目のデートのとき、お酒の勢いで気持ちを伝えてしまったところ、お相手は大変驚かれたそうです。

Mさんは真剣交際までは他の方ともお見合いを続けるというスタンスで進めていましたが、Mさんの中ではすでに「この人」と決めていたのでしょう。それでも、お相手からはなかなか返事をもらえず、7回目のデートでようやくOKの返事をいただけました。

なぜ、そこまで時間がかかったのかは、お二人の真剣交際に対する感覚が違ったようです。お相手の方は真剣交際=婚約という認識だったそうで、Mさんは「彼女の方が僕より真面目だった。でもお互いに真剣交際の意味合いを話し合えて良かった」とおっしゃいます。

入会からさほど時間が経っていない中、Mさんの思考や行動は間違いなく良い意味で変わりました。特に過信しないように自分を律し、ギブの精神で臨むというアドバイスを意識してくださったことはとても素晴らしいです。

成婚のポイントは恵まれた人間関係だった!

真剣交際後は至って順調でしたが、やはり住まい(持ち家)の問題では意見の相違があったようです。しかし、Mさんは周りの協力を得ながら、お相手の気持ちを考えた行動をされていました。

Mさん
結婚したら当然、一緒に済むので一度、家を見に来てもらいました。でも「空気感が嫌だから、ここには住めない」と言われてしまい、さすがにどうしようと思いました。 それで、会社の人たちに相談したんです。そしたら、みんなの意見は一致していて「前の奥さんが住んでたところになんか住みたくないよ」ということでした。また「相手がマンション持ってるならラッキーじゃん!」とも言われました。周りに言われて、たしかに!と思いましたね。 後輩の女性にも女性目線でアドバイスをもらったのですが、「今の家だと過去を引きずりそうだから、心機一転ということで引っ越せばいい」とのことでした。 自分はあまり自己開示をしないというかオープンな性格じゃなかったのですが、婚活に関しては会社の人に結構相談していて、いろんな視点でアドバイスをいただきました。本当すごくありがたかったですね。結局、その翌日には引っ越しの決意をして、その後しばらくしてから家を売る手続きを始めました。

会社は仕事をする場所ですから、人のプライベートには踏み込みづらいものですが、Mさんの職場は助け合いの精神があるのでしょう。特に男性はプライドが優先して、一人で抱え込みやすいのですが、基本的には暖かく見守ってくれる人が多いので、自分から言い出すことで人間関係が深まるもの。Mさんは、その後も周りが察してくれて気軽に話しかけられるようになったそうです。

実際に、Mさんがお相手の機嫌を損ねてしまったときも、会社の人から「早く謝った方がいい」と言われて事なきを得たとか。職場の人間関係に恵まれていることは大切ですね。

Mさんはその後も順調に交際を続け、お互いの家族の顔合わせもスムーズに運び、めでたく成婚退会となりました。Mさんの成婚はひとえにお相手の寛容な性格や周りの人間関係に恵まれたことが大きいと思います。Mさんもお相手に対して感謝の気持ちを述べておられます。

Mさん
彼女は内面が本当に美しい人です。娘と月に一度面会があるのですが、「ちゃんと会ってあげてね」と言ってくれるし、「別れた奥さんと娘さんが上手くいかなくなったら、私たちで育てよう」とまで言ってくれて、なんて優しい人なんだと思いました。 彼女にとっては経験が豊富ということがプラスに働くようで、私は離婚経験がマイナスだと思っていたのでその寛容さも素敵です。自分の母にも「あなたはラッキーよ!今度は失敗しないように」と言われました。

Mさんの婚活を振り返って

それでは最後に、Mさんに婚活を振り返って、結婚相談所のイメージやおすすめ度・Mさんと同じような悩みをお持ちの男性へのアドバイスをいただきましたので、婚活中の方や婚活を始めようと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

Mさん
結婚相談所は当初、ギラギラした女性に査定されるイメージでおっかないところだと思っていました(笑)。でも、お見合いした人は穏やかな人が多くて、イメージしていたものとは違うと実際に活動してみて思いました。 最終的にはお互い恋愛につながりますし、出会いのキッカケとしては良いと思います。入会前は本当にお見合いできるのかと思いましたが、安心して活動できると言えます。 入会とか登録という言葉を聞くと、上手いこと言われて騙されるんじゃないか?と思うかもしれません。でもお見合いまで一瞬だし、過去の恋愛と比べても普通に暮らしていたらそうそう出会えない人たちと出会えます。 今回8人とお見合いしたのですが、今までの自分なら8人と出会うのに4-5年はかかったでしょうから、結婚前提という意味でも効率が良くおすすめです。
笹岡
Mさんは入会からわずか4ヶ月という期間での成婚退会となりましたが、ご覧いただいた通り、非常に中身の濃い4ヶ月だったと言えます。 Mさんが婚活を始める前にイメージしていた100歳まで生きるなら10歳くらい年下の妻がいて・・・という理想通り、10歳年下の女性と結ばれました。 男性は女性の気持ちやお互いの状況をロジカルに理解しようとしますが、実際はロジカルに解決できないことが多いものです。でもMさんは面談を真面目に受けてくださるなど、とても誠実に行動されていました。 またメモによって自身の状況を客観的に把握し、感情を上手くコントロールしながら進めたからこそ、自身が再婚でお相手との年の差がありながらもスピード成婚につながったのだと思います。 インタビュー後日、Mさんとお相手女性と3人で成婚お祝いランチ会をしました。 お相手の女性は初見から本当に素敵な方で、Mさんが仰る通り終始ニコニコされていて、とてもお気遣いくださりつつも、盛り上げ上手。Mさんもニコニコとされていましたがこの日はきっとのろけ笑いだったように感じたことがとても印象的でした笑 実はインタビューの後にも、お住いのことなどで少しけんかになりそうになったらしいのですが、今考えるとそのおかげで言いたいことをよりきちんと言い合えるようになったようです。 早い段階から苗字より名前で呼び合うようになり、真剣交際後はスキンシップもとるようにして愛を育んだMさん。この度は本当におめでとうございます。いつまでも末長くお幸せに!
MARIBLO
成婚インタビュー | MARIBLO クラブマリッジで実際にご成婚された会員様のインタビューです。結婚相談所の活動や体験について本音で語っていただきました。

❣ この記事を書いた人

クラブ・マリッジ代表の笹岡です。これまで1000名以上の恋愛・婚活相談を経験。200名以上の男女を成婚までをご一緒してきました。確実に成果のでる活動提案と一人ひとりの気持ちに寄り添ったマンツーマンサポートを大切にしています。

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