マッチングアプリと結婚相談所はどう違う?出会いから交際初期のデートの誘い方までを徹底解説

笹岡
こんにちは、クラブ・マリッジの婚活プロデューサー笹岡です。

コロナ禍により対面で会うことが減りつつある一方、出会いを求める人は増えています。実際にマッチングアプリを利用して彼女を探している男性は多いはず。でも現実はデートに誘うまでの間にフラれてしまうこともありますよね。

それなら結婚相談所の方が効率的?と思いながらも、一歩を踏み出せない・・・。

そんな恋愛や結婚に対してどう向き合えば良いか迷っているアラサー男子に向けて、マッチングアプリと結婚相談所の違いを弊社の女性カウンセラーである朝倉との対談も交えながらくわしくお伝えします。

2つの出会いツールの違いを知ることで、自分に向いているのはどちらか?

そして、女性をデートに誘うときはどのようなコミュニケーションを図れば良いかがわかりますので、どうぞご覧ください。

目次

マッチングアプリは文章力が9割

マッチングアプリは登録後、好みの女性を探してお互いが「いいね」をすると、マッチング成立となりメッセージを交換できるようになります。そしてメッセージのやりとりで盛り上がってきたら、実際に会う、つまりデートの約束をするのが一般的な流れです。

ただマッチングアプリの場合、メッセージのやりとりがデートの約束を取りつけられるかどうかのポイントになります。

笹岡
マッチングアプリってマッチング後、早いときは1日か2日、遅くても1週間以内にデートの日程が決まるよね。でも、いきなりメッセージが途絶えて消息不明になる人もいるから、期待値を下回ることがそれなりにありますよね。
カウンセラー朝倉
私もアプリを使ってましたけど、まずはお互いの感触を確かめるやりとりですよね。そこで趣味が同じだからと好きなのYouTube動画をどんどん送ってくる人がいました(笑)。趣味も合わないしその人には疲れちゃいましたね。 これは結婚相談所でも言えることですが、最初からお友だちモードで連絡し過ぎるのはNGです!
笹岡
マッチングアプリって、上手くいく人は毎回デートできるけど、そうでない人は同じメッセージのやりとり(最初は趣味を聞くなど共通点を探すこと)に疲れちゃうことが多いよね。 新規に結婚相談所に来る方と面談するときも「マッチングアプリやってたけど、このまま続けたところで出会いはなさそう」という声をよく聞くし。 それに結婚相談所に来る人は結婚を意識しての出会いを考えているから、気軽にできるマッチングアプリでのメッセージのやりとりは大変だと思う。
カウンセラー朝倉
結婚相談所は最初から結婚目的の「お見合い」という形で相手と会えますから、メールなどメッセージが苦手でも、会話で自分のアピールが始められますもんね。 ですが、アプリは女性側もマッチングした相手全員と会うわけじゃないので、メッセージのやりとりは通常よりも一歩進んだ文章力が必要です。 中には嘘をついている人もいると聞きますし、そういう人は文章が上手いから、真面目な人だと文章が堅すぎて不利だったりしますね。
笹岡
そう考えると、マッチングアプリはモテる人の独壇場になっているかもしれませんね。嘘をつく人はNGだけど、自分をよく見せてアピールすることは悪いことじゃないから。 なので、メッセージのやりとりに慣れていない人は経験を積まないとアプリでデートに漕ぎ着けるのは難しいかな。
カウンセラー朝倉
そうですね。遊びのない真面目な人は、マッチングアプリだとコミュニケーションの上手いライバルが多すぎて出会いに恵まれないケースはよく聞きますね。

結婚相談所とマッチングアプリはここが違う!

結婚を目的とした出会いを求めている場合、マッチングアプリでは相手の趣味趣向、目的などが自分と合致するかどうかを見据える必要があります。そのため、彼女が欲しいというだけの人もライバルになってしまい、結婚相談所ならライバルにならない存在をライバル視しなければいけません。

でもそうなると、単にモテる人が有利になるので、結婚という目的から遠ざかってしまいます。ではマッチングアプリで上手くいかない人が結婚相談所に登録する場合、どんなメリットがあるのでしょうか?

カウンセラー朝倉
結婚相談所ではアプリでいうメッセージのやりとりが不要です。これは、そもそも論としてマッチングの概念が違うからですけど。
笹岡
そうだね。マッチング=お見合い成立だからね。
カウンセラー朝倉
お見合いって何?と言えば「まず会いましょう」ってことなので、マッチングアプリとは全然違います。
笹岡
マッチングアプリの段階に当てはめれば、お見合いがメッセージのやりとりに値するのかもしれないけど、相手の顔を見て話すから文章だけの言葉とは感覚が全く違う。 同じ言葉でもその場の雰囲気や声のトーンなど、話し方でみんな違うから、メッセージよりも伝えやすいよね。
カウンセラー朝倉
メッセージのやりとりでふるいにかけられることがないのは気持ち的に楽だと思います。
笹岡
メッセージのやりとりが得意な人はマッチングアプリの方がデートに漕ぎ着けやすいけど、結婚相談所は条件でお見合いが決まり、人柄で交際(デート)が決まるから、結婚を目的にしている人はやはり結婚相談所がベストだと思う。
カウンセラー朝倉
結婚相談所なら本人確認だったり、各種証明(年収や独身であること)だったり、書類をきちんと提出して活動していますしね。 これは男性だけでなく女性の皆さんにも言えることですが、結婚相談所はすべてが正しい情報なので安心感があります。なので、遊び目的じゃなく結婚を意識しているなら、アプリよりもオススメの出会いツールです。
笹岡
それに、お見合い(会いたいというオファー)も僕たちカウンセラーが間に入るから、最初は日程調整や場所決めのストレスがないよね。 マッチングアプリだと、いざ会おうという話になっても、そこでまたメッセージのやりとりが必要だし。 最近はいきなりデートができるアプリもあって、僕たちでいう仲人的な人が間に入ってお店のチョイスまでしてくれるみたいだから、メッセージのやりとりが苦手な人で結婚相談所の敷居が高い人はそれもアリかな。
カウンセラー朝倉
お見合いっぽいですね。ルールに縛られないメリットがありますから、利用しやすいかもしれません。 ただ女性からすると、ルールが緩い分、怖い面もありそうですね。 ですが、婚活の始まりとしてご縁につながれば良いことなので、メッセージのやりとりが苦手な人はそのストレスがないツールを利用すればいいと思います。

結婚相談所で好感されるデートの誘い方

結婚相談所とマッチングアプリ、それぞれの違いがわかったところで、今度はデートに誘うプロセスをご紹介します。結婚相談所では、お見合いから交際成立となると、仮交際(お友だちレベル)のステージに移行します。

※結婚相談所における交際の定義については下記の記事でくわしく解説しています。

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また仮交際が成立すると、そこで初めて連絡先を交換します。そして男性から、「ファーストコール」といって女性に電話(出れない場合はSMSなど)をかけ、デートのお誘いをします。

ただ、このファーストコールによって女性の気持ちが下がってしまうこともあるため、デートの誘い方は非常に重要です。

笹岡
ファーストコールはデートを誘うタイミングとして捉えるべきだよね。 お見合いの御礼を言うことは大切だけど、「交際希望をありがとう。これからもよろしく」だけで終わってしまうのはもったいない。せっかくお見合いという場で顔を合わせて、相手も好感を持ってくれたからこそ交際が成立しているのだから、デートは誘いやすいはずだし。 ただ、鳴れていなくて男性がデートの場所に迷ったりと、誘いづらいという少し気持ちはわかるかも。
カウンセラー朝倉
たしかに、初デートらしくない場所に誘われたら、「この人どういう人だろう?」という気持ちになりますね。 それから、これは初デートの誘いではないですが、デートの場所が男性の住んでいる地域ばかりだと女性は「自分ばかり遠出するの?」って気持ちになります。そうすると結婚を考えた時にお相手のお人柄にも不安を感じますから、場所を決めるときは気づかいが必要ですね。
笹岡
じゃあデートの場所も含めて、どんな風に誘われたら嬉しいかな?
カウンセラー朝倉
いくつか候補を挙げて誘ってくれるのがいいですね。 場所はできるだけメジャーなエリアが良いと思います。駅前だけど静かに話せる!というお店はたくさんあります。お見合いをするようなホテルのラウンジでもいいと思います、おしゃれでケーキも美味しいですし!お見合いと変化を付けてアフタヌーンティの予約をするとか、嬉しい女性も多いと思います。あとはお互いの住んでいるエリアの中間地点など、住まいから遠くないところですね。 女性は気づかってくれているという感覚があればどんな誘い方でも嬉しいものなので、男性の皆さんは自信を持ってデートに誘うべきです。日程や場所の候補を連絡するだけでも女性の受け取り方が違いますから。 それがないと、女性は「私から誘っていいの?お相手はどういう予定なんだろう?」と疑問を感じて、どうすれば良いかわからなくなってしまいます。
笹岡
日程を先に決めるのは大事だよね。好みは後からLINEとかのやりとりとで聞けるから、その情報を元に場所の候補を連絡すればいいし。 でも最初はお茶かランチですよね。
カウンセラー朝倉
そうですね。過去の対談記事でも申し上げましたけど、最初から夜に会うのは不安もあります。 それと、デートの誘い方と言えば、一つ気を付けてほしいことがあります。 男性の中には、女性の希望に添いたいと思って『丸投げ』しちゃう人がいます。「〇〇さんの行きたいところに一緒に行きますから、どこに行きたいですか?」って。 女性も自分から希望を言うことは大事ですが、最初は男性にカッコつけて欲しい!というのが本音です。 だから、男性の皆さんは女性に好きなもの・苦手なものを聞いたり、会話から相手の好みを覚えておいて、相手の気持ちを汲んで候補を探す努力が大切ですね。
笹岡
相手の意図に従っているようで、女性からすると気づかいができていないと感じられることって会員さんからの相談でも多いですもんね。
カウンセラー朝倉
そうなんです。相手の気持ちになって、気づかいの仕方にも気をつかう必要があるかと思います。 「男性には気づかいを求める!」ということではなく、女性の間だと普通にやっていることだったりするんですよね(笑)。だから「普通大切な相手にはこうするよね」のラインが違う。男性も女性も相手の満足ラインに近づけ合えたらお互い嬉しいですよね。 そういったコミュニケーションで結婚を考えていけるところもあるんじゃないかな。
笹岡
一方で、仕事とかでもそうなんだけど、男性は決めたがる一面があるんだよね。自分の中である程度の方針を決めてから、上司に「これがベストだと思います」って提案する。 ただ朝倉さんが言うように、女性の気持ちを考えると、初デートでそういう提案はまだ早やそうですね。。
カウンセラー朝倉
決めすぎるのは良くないと思います。どちらかと言えば、二人の意見の中間を取り計らう方が良いですね。
笹岡
なるほど! たとえば、女性に好きなことを聞いて「〇〇や〇〇はどうですか?」と提案する。それでもし「私はそれより〇〇な感じがいいな」と言われたら、「そしたら、こういうのもありますけど、いかがですか?」と再度提案するようなやりとりですね。
カウンセラー朝倉
はい。女性はそういうやりとりに慣れてますから。 相手の話も聞くけど自分も提案をする。その会話の中に思いやりが伝わる発言があることに嬉しさを感じるんです。 初デートでそこまで気にする人はいないかもしれませんが、このやりとりができると、ライバルから一歩リードを奪うことができます。
笹岡
つまり、それができる男性がモテるってことなんでしょうね。 女性は男性経験に関わらず、普段から朝倉さんが言うようなやりとりをしている。だから、女性とのコミュニケーションが苦手な男性とはプロとアマの差がある位に意識した方がいいかもしれませんね。
カウンセラー朝倉
男性はそれくらいの気持ちで良いと思います。女性は言葉の端々をしっかり見ていますから。 …見てますよ、男性の中身!(笑)

デートの誘い方で交際は進展する!

笹岡
そうすると、さっきも話題に出たけど、女性を気づかっているようで「できていない男性」はどんなデートの誘い方がいいかな?
カウンセラー朝倉
女性と話し合った上で、たとえば、 おしゃれなレストランがお好きとおっしゃっていたので調べてみたのですが、渋谷の〇〇・新宿の〇〇・六本木の〇〇のどれかはいかがですか?もし、場所が遠かったり、苦手な食べものがあったりしたら、他も調べますので言ってくださいね。 というように、男性の皆さんは「初めの定型文」みたいに使っていただければと思います。 これなら、女性も提案された場所に理想のものがないとき、断りやすいですから。断るといっても相手が嫌で断るのではなく、別のものを求めているだけなので、再度提案すればいいだけです。 初デート前はまだあまり知らない間柄なので、これくらいのアクションがちょうど良いと思います。交際が進めばもっとラフな会話ができるようになっていきますし、より好みを知って相手に合わせた話ができますよね。 なので、女性をデートを誘うポイントは「女性の希望を取り入れながら、自分の意見を推しすぎずに提案する」です! 女性に決断を委ねすぎる男性には頼もしさや男らしさを感じないですし、それこそプロポーズとか人生の決断をちゃんとしてくれるのか不安になります。 婚活って選択と決断の連続ですからね。女性は常に総合的に考える人が多いです。
笹岡
いやー、男性の皆さん聞きました?(僕も含め笑)女性って日常のちょっとしたことからそこまで膨らませて考えているんですよ! もちろん、すべての女性がそうだとはいわないけど、婚活の場合は多数派であることは間違いない。 おそらく男性目線だと、そこまで考えるの?って思うし、それならそれでもっと語ろうよ!(議論)って考えるだろうけど、女性はとことん話し合いをしたいわけじゃないし、できれば察してほしいと感じる方が多い。
カウンセラー朝倉
お互いに歩み寄れればいいですよね。 男性は女性が先を考えて日常のちょっとしたこと膨らませることを理解し、女性は男性はそこまで考えていないと認識して考えすぎない・自分の気持ちを知ってもらう行動する関係を目指して欲しいです。女性も言い方だけ考えて、自分の意思や不満を伝えていきましょう。
笹岡
初デートが終わって2回目以降のデートを誘うとき、今度はお互いにLINEとかでやりとりすると思うけど、これって自由恋愛でも同じ流れだよね。 まずはデートの日程を決める。日程を決めておけば、場所はあとでゆっくり決めてもいいわけだから。
カウンセラー朝倉
早めに次のデートの話題を出しておくことが大切ですね。 連絡先の交換だけで終わっちゃうと、女性は連絡くれるのを待っていればいいのか、自分が連絡するのか迷ってしまいますから。 男性の「デートのこと、また連絡しますね」という一言があるだけでも気持ちが違います。 そして男性は、言ったからには自分から早めに連絡しましょうね!望ましいのは翌日、遅くても二日後には!
笹岡
男性の場合、連絡のやりとりに関しては無理に連絡し過ぎず、要件くらいでも良いかもしれないね。 ちなみにデートの約束をしてから当日まで間は、連絡した方がいいのかな?
カウンセラー朝倉
人それぞれなので、どちらが良いとは一概に言えないですね。
笹岡
そしたら、「おはよう」や「お疲れ様」の1日1往復くらいのやりとりで、相手からあまり返信がないようなら、デートまでの間はリマインド程度で済ませる感じかな。 「今度の週末、楽しみにしてます」とか「お店予約しました。楽しみです」のように、返信不要だけど、相手にちゃんと覚えていることをアピールする感じで。
カウンセラー朝倉
それは良いですね。女性も嬉しいと思います。 女性は意外にリアリストなので、連絡がないのは自分に興味がないのかなと思ってしまう人も多いです。
笹岡
でも連絡頻度って難しいよね。 人によっては、なぜ毎日連絡くれないの?って思うし。反対に、連絡のやりとりが面倒に感じる人もいるし。相手の性格次第ってことかな。
カウンセラー朝倉
連絡の頻度は本人同士でさりげなく話し合った方がいいですね。メールやLINEが得意じゃないなら、そう伝えてもいいので。
笹岡
そうすると、連絡のやりとりは正解がないから無難に進めるのがベストかも。 返信しなくてもいい程度の連絡をして、相手に好意を持っていることをアピール。相手から連絡があったときはちゃんと返信!まずはこのアクションを大事にすることが交際進展への第一歩。参考になれば嬉しいです。

まとめ

笹岡
いかがでしたか。

結婚相談所での出会いは、マッチングアプリで苦手なメッセージのやりとりをするより精神的な部分でも遥かに楽なはず。

もちろん、交際初期のデートの誘い方は結婚を目的とした出会いでも、それを最初からは言い出すことはできません。そのため、カジュアルな連絡で徐々に相手の理想を探っていくのが無難と言えます。

ですが、結婚相談所での活動には、ゲームのように確かな攻略法があります。なので、男性の皆さんは攻略法に沿って前向きな姿勢で女性と接し、相手を不安がらせないようにすれば自然と交際は進展するものです。

最終的にはマッチングアプリと同じく、LINEなどで連絡のやりとりをするときの文章力が求められますが、お見合いという形で先に顔合わせができるので、メッセージのやりとりが苦手な方は結婚相談所がオススメと言えます。

自分一人では思い通りに婚活を進められない・・・という方のために、僕たちカウンセラーがいるので、一緒に解決策を考えながら成婚を目指していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

MARIBLO
カウンセラーの座談コラム | MARIBLO カウンセラーが結婚相談所の婚活あるあるや活動事例、よくある質問などに座談形式でお応えしていくコラムです。

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