今回は不滅のテーマに触れていきます。。。
みなさんこんにちは。
クラブ・マリッジのカウンセラー、朝倉です。
お見合いやデートをすれば、大なり小なりお金がかかりますね。
今回は交際終了のきっかけになることも多い、交際のおカネの話をしましょう。
まず、弊社が加盟しているIBJ(日本結婚相談所連盟)でのお見合いでは「男性がお支払するルール」です。
思うところあっても、そういうものだと思ってください。「必要経費」と考えられる方がよいかもしれません。
女性が髪を整え、季節に合わせた服を選び、朝時間をかけて支度をしてきてくれている、それにかかる費用と手間への御礼だと思いましょう。
男性はスーツ一式あればいいですが、女性は交際デートレベルの服を考えて、季節ごとに綺麗な服が必要になるということは知っておきましょう。
ただ、女性もそれを「ルールだから当然」と思わず、御礼を伝えましょうね。
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さて、問題は仮交際以降のデートですね。
結論、
●男性は、女性が朝から時間をかけておしゃれしてデートに来てくれていることに感謝して、気持ちよくお支払いしましょう。
●女性は、自分で飲食した分はお支払いしましょう。
大事なのは、「どちらが払うか」ではありません。
今日という時間を自分の為に作ってくれたことにお互いが感謝することです。
結局のところ、お金の支払いでトラブルになる場合、自分が「損をしたくない」「大事にされてると感じたい」という気持ちが根底にあるのではないでしょうか。
それって、保身ではないでしょうか。
婚活は、ひいては結婚という事自体が、自分を守ってばかりでは成り立ちません。
結婚生活に大事なのは、「感謝」と「思いやり」です。
それが交際中に感じられなかったら、結婚したいと思ってもらえないでしょう。
「相手(他人)を大事にする」ということでお支払い問題は解決できます。
男性と女性の考え方の違い
相手を大事にするには、まず「相手を知ること」が大切です。
思いやりが自分よがりになってしまわないために。
男性のキモチ
女性によくある「おごられないということは大事にされていないと感じる」という点について。
私も女なので、感覚的にはとても理解できます。
「お金を払ってもらう価値が自分にある」と感じられますよね。
ただ、男性にとって「おごる」とは、「割り勘がめんどくさい」なだけだったりするんです。「相手を大事にしたいから」という理由だけではないんです。
つまり、
おごられない=蔑ろにされている ということではありません。
「デートが楽しい」それが目的の短期交際ならともかく、婚活は「結婚が目的」です。
当然、結婚したらお財布が一緒になるか、お互いに出し合うことになりますよね。将来的に「おごってもらえないのが不安」なんて言わないでしょう。
友だちと食事に行ったら普通に割り勘でしょう?
旦那さん候補だとしても、友人と同じで「他人」です。
自分の分は自分でお支払いしましょう。
現代の男性は、割り勘を申し出られたら負担が減って嬉しい(また会いたいと思う)し、経済的にも感覚的にもしっかり自立してる人なんだな、と思います。
女性のキモチ
一昔前は「支払いを任せるのが男を立てるという事」なんて価値観すらありました。
むしろ35歳以上だったらまだその価値観は残ってます。それを人から伝え聞き、不本意ながらそれをやってしまっている「恋愛慣れしていないけれど気持ちが優しい女性」も多いです。本当は自分で支払った方が美味しいご飯を食べれることを知っているけど、どう気遣うべきか、どうしたら男性に失礼じゃないのか、正解なのかわからずやってしまっています。
「支払いをお任せするのが女性らしい気遣いなのかな」と思っているかもしれないという事を知っていてほしいです。
割り勘しないからといって、「結婚してからも自分が負担するつもりがない女性」という証明にはなりません!
しかし、
男性も女性も、正直なところ、お金を出してくれる=思いやりだと感じますし、お金に細かく自分の懐を大事にする人との結婚は不安に感じるでしょう。
男性は、自分が支払うことになっても重くないように、
女性が「半分払います」と言い出しやすいように、
2人が楽しく過ごせそうなお値段帯のお店を決めましょう。
高いお店は真剣交際のお申し込みやプロポーズの時だけでいいんですよ。
胃を痛めながらかっこつけないこと!
あんまり高いと女性も「半分払います」って言いずらくなるよ!
平均的にはまだまだ女性の方が年収は低いですからね。
だからといって、さすがにファミレスはやめとくのが無難!!
結婚したらもちろんファミレスでいいんだよ!「家族」でファミレスはアリだけど、せっかくお互いおしゃれして会ってるんだから。
周りが家族や友だちとワイワイしている中でゆっくりお話しできないでしょう?
えっ、ならどこがいいのか?
「デートで人気のお店」とかでググってくださいね!
デートまでの会話でさりげなく相手が好きなものを聞き出せると素晴らしい!
割り勘とは…
ただ、
「めっちゃ食べる男性」と「お酒飲む男性」は気を付けて。
割り勘とは、半額出し合うではなく、「お互い自分が食べた分を支払う」です。
自分がたくさん食べて飲んだなら、
8割くらい支払うのが正しい割り勘ですから忘れないでね!!!!
食べた量もだけど、年収が違う分は少し高めに出してあげるのも気遣いです。
「7:3」くらいにしておくのがベター。
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「お相手が支払う意思があるか試す」
というの、
マジで止めましょう。
もうそのメンタルがダメ。性格が悪い!
試されてるの、相手は気付いてますよ。
もちろん、相手に全く支払う意思がないのもよくないですよね。
でも、あまりそこに執着しない方がいいです。それが一番の条件になってしまって、相手の気遣いが見えなくなってしまいます。
男VS女ゲームしてる場合じゃない。
戦うべきは同性のライバル。
今だけ気前よくお支払いをすることを武器にしてもいいじゃないですか。
「男性がおごってくれなかった」
「女性が割り勘を申し出なかった」
そんな不満を言っている間に、素敵な異性は普通に自分のお財布を出す相手に掻っ攫われていきますよ。
大事なのは、自分が出すことになっても辛くないデートやお店を探して、2人が楽しめることを一緒に決めていくことです。
本来であれば、婚活は「相手と一緒にいて楽しいかどうか・安らぐかどうか」を見ていくことです。
そこでデート代問題に意識を持って行かれるのはとっっっっってももったいないです。
短期決戦で抜けていくためにも、今だけの必要出費と割り切ってお相手と向き合う状態を作りましょう。
「相手の負担にならないように」「自分も辛くない」「一緒に楽しむ」を意識したら、ご縁に繋がる良いコミュニケーションが取れると思います。
結婚とは、「対等の関係で家庭を作る」ということです。
お相手に「自分の懐を心配する人だ」と思われたら、絶対に将来の話へは進めません。
あなたは某SOS団に勧誘されたエスパーではないですよね?
「○○な行動をしたからきっと△△な人なんだ」というのは思い込みであることが多いです。相手の情を信じないと真実は見えません。
相手の金銭感覚は、勝手に感じ取らず、話し合って直接聞きましょう。
交際が進めば、話し合っていく機会は作れます。
交際の初めのうちは、頭より心を動かして、お相手と「楽しい気持ち」を共有できるかどうかを確認しながら楽しみましょう。
自分が損をすることばかりに目を向けず、
自分ばかり負担していると思い過ぎず、
頭でっかちになりすぎず、
「一緒にいて楽しい」
と心を動かせる状態を心がけましょう。
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