笹岡
こんにちは、クラブ・マリッジの婚活プロデューサー笹岡です。
街中を歩く夫婦やカップルを見ると、男性がさっと先に歩いていく様子を目にすることがあります。でも実をいうと、これはお互いの溝が深まる可能性が高い危険な行為かも。
男性からすると、「え?まさかそんなことで?」と思うかもしれませんが、本当です。
そこで今回は、男性の歩くペースに対して女性が抱く気持ちや考えについて、弊社の女性カウンセラーである朝倉と対談形式でお伝えします。
目次
実はめちゃ重要!デートで男性の歩く速度
先日、女性会員様からこんなことを言われたんです。
「デートでお相手の男性が、歩くのが早くてどんどん先に行ってしまって。なんかペースが合わないって言うか、どうなんですかね…」
女性がこうした気持ちになると、直接の理由ではないにしろ、いずれフラれる可能性が高いと言えます。ですが、おそらく男性にはその自覚がないでしょう。
実際のところ、女性から見たデートで男性の歩くペースってどのくらい重要なんですか?
結論から言うと、めちゃめちゃ重要です。
極端に感じるかもしれませんが、女性はデートで男性と歩くペースが合わないと、他の場面でも合わないのでは?と感じてしまうんですね。
特に婚活の場合は、一緒に生活をする上で何かを決断したり、行動したりするペースが合わないかも…という想像にまで発展します。
女性から言わせてもらうと、そもそも今一緒にいる相手を尊重できてないから、置いてスタスタ歩いて行っちゃう事態になるんですよ。
もちろん、それだけで交際お断りの理由にはならないですが、マイナスイメージを持たれてしまうことは否めません。
男性は、一緒に歩くペースで女性がそこまで考えるなんて思っていない人が多いですね…
そうですよね。
ですが、デートをしていて男性がさっさと先に行ってしまい、女性が走って追いつくような事態は、女性は男性に対して「この人って自己中?」や「私に興味ないんだ」と思います。
とりわけ交際初期のデートなら、女性はより可愛くおしゃれしてヒールを履いてくる方も少なくありません。ヒールだと普段より歩くペースが遅くなるんですよ。
婚活や結婚は「合わせ合い」が大事なので、それができなさそうだと思って交際終了を考えるキッカケにはなりやすいですね。
私自身も過去にデートした男性で、3メートルくらい置いていかれたことがありました。歩くのは早い方なんですけど(笑)。
そういわれると、僕にも経験があるかもしれません。
二十歳の頃、お付き合いしていた女性とUSJに行ったのですが、僕は楽しくて歩くペースがどんどん早まってしまったんですね。でも彼女はヒールを履いていたから、途中で足が痛いと言われ、喧嘩になりました。
僕からしたら、何でUSJ行くのにヒール履いてくるの?という感覚でしたが…
女性は交際初期からデートにスニーカーは選びずらいので、男性から一言「スニーカーで来てね、楽しもう!」とかあると嬉しいかもしれないですね。
おっしゃる通り、僕も「ヒールはやめた方がいい」とか伝えれば良かったのだけど、あの頃は若かったので(笑)。
結局、そのときのデートはご飯もお互い無言で食べるなど、上手くいかなかったです。
笹岡さんのケースはお互いの目的にズレもあったと思います。
遊園地デートって、純粋にアトラクションを楽しみたい場合や、園内で風景を見ながらお散歩したりショーを見たり、人それぞれです。
改めて考えると、そういう意味でも遊園地デートって地雷がありますね(笑)。遊園地はどう楽しみたい派か?っていうのを話した上でのお誘いがよさそう。
感覚ということも言われると少しずつ理解できてきましたが、男性にとってデート中の移動は、たとえば仕事で営業に行くときの駅までの道のり程度に考えていることが多いかもしれません。
そうなんですか!女性は一緒に並んで歩くときの距離感や会話を楽しんだりします。
女性同士で歩くときはみんなで歩調を合わせるのが普通ですから、男性に求めているということでなく「普通できるよね?なんでしないの?」って思っちゃうかも。
そうアドバイスすると、男性の中には「女性は横並びで歩くのがいいんだ」と思って、細い道でも無理に並んで歩こうとする方がいます。でも当然ながら、女性が求めているのはそこじゃないですよね。
そうですね(笑)。
並んで歩くのが窮屈な道では、列になって歩いて、はぐれていないかちゃんと確認しましょう(笑)。具体的には、細い道で男性が先を行くなら、5秒くらいに一回振り返って顔を合わせるとか気遣いが大切だと思います。
これは決してお姫様扱いをしてほしいという話ではなく、あくまで普通の気遣いの一つだと女性は思っている。でもその仕草に女性はちゃんと気づいているので、ポイントアップしますよ!
なるほど!ごく普通の行動である「歩く」ことすら交際に関係あるなんて…(笑)男性の皆さん、一緒に学んでいきましょう!
一方で、気を遣ってほしいなら「ハッキリ言ってほしい」というのが男性の本音であると思います(笑)。開き直るわけではないですよ…本当に素直にそう思う方が多いかと。
確かにコミュニケーションとしてはそれが正解なのですが、交際初期だとそれも言いにくかったり、『そもそも一緒に歩く相手を置いていくような人と結婚ができるの?』っていうところになるんですよ。
これって歩く速度に限らず、他の場面でも同じことが言えそうですね。たとえば連絡のやりとりでも噛み合わない人っているじゃないですか。一往復で済むメールを何往復もして結論が出ないみたいな。
そうです!そういう感覚の話です。
食事の場面でも男性が自分だけ先に注文したり、自分だけさっさと食べ終わったりする方がいますよね。女性は一緒にメニューを決めたいし、会話を楽しみながら食事をしたいんです。そういう過程を大事に感じる。
それで「ペースが合わない」って感じるんです。
そうすると、男性は女性の感覚をもっと理解することから始める必要がありますね!本能的な違いはあるけど、女性目線での行動が交際進展のキーポイントであることは間違いなさそうですね!
でも「女性目線の行動」を勘違いしないように気を付けましょう。
『お相手に従う』とか『任せる』ことではありません。大事なのは相手の気持ちに興味を持ち、思いやる事です。(※これは女性も同じです)
なので、女性とのコミュニケーションで迷ったときは、私たちカウンセラーにぜひ相談してください。一人で突っ走ってしまうと、せっかくのご縁が破談になってしまう恐れもありますから気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
男性の皆さんは、まさかデートの歩く速度で交際が進展するか終了するかのキッカケになるとは思ってもみなかったかもしれませんね。ですが、まだ交際を始めてまもない関係だと、ちょっとしたことでマイナスの印象を与えてしまうことがあります。
交際初期のデートは「また会ってもらうためのプレゼン」のようなものですから、お相手への気遣いを忘れず思いやりのある行動を心がけて、女性の気持ちが高まることを待ちましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。