先日とある企業にてコミュニケーション研修をしていた時のこと。コトバではないコミュニケーション、ノンバーバルコミュニケーションで印象へ影響を与える要素は何かという質問を参加者へ問い掛けると、見た目と匂いとう答が多く聞かれました。
確かにこの二つが印象に与える影響が大きいのは事実。
中でも恋愛に大きな影響力を持つのは「色」と「香り」です。
色にはそれぞれ人の心理に影響を与える力があることはご存じの人も多いでしょう。 そもそも何気なく浴びている光も色によって構成されています。さんさんと降り注ぐ日の光を浴びていると、女子は紫外線が気になるものの、癒された気分になるのは色の効果という説もある程です。 様々な色に囲まれているからこそ、私たちが色から受ける影響は少なくありません。この色を使いこなす事で相手に与える印象を変え、武器として活用できます。
恋愛中の方にお勧めの色としては女性はピンク、オレンジ、黄色、男性はブルー、グリーン、茶色がおすすめです。
ピンクは女性らしさ・優しさ・かわいらしさ・穏やかな温かさだけでなく、精神的な充足感や円満な気持ちの助長への効果があります。 オレンジは活発・元気など陽のイメージを与えます。黒、暗い色と組み合わせでエネルギッシュなイメージを与える事ができるので、活動的な男子とのデートはこのオレンジを組み合わせてみると明るく楽しい印象を大きくすることができます。 黄色は前向きで元気、快活で解放的な印象です。膨張色で目立つ為、グループデートの際に自然と視線を引き寄せる効果があります。グリーンや茶色などの自然との調和が非常にいいので特にこれからのアウトドアデートには使ってみましょう。
ブルーはクールで落ち着いた知性を感じさせるだけでなく、誠実ですがすがしい印象を与えます。また相手の気持ちを落ち着かせて集中力も向上させる効果がありますので頼れる印象を与えます。 グリーンはストレス緩和や季節や場所を選ばない色として通年活用できます。若さや成長、希望、安全などの印象を大きくするだけでなく、相手の警戒心を解く色でもあります。相手の女子が悩んでいたり落ち込んでいる時にこの色の服を着用すると、相談しやすい雰囲気を与えます。 茶色は気分を落ち着かせる色です。他の色との相性がいいのでコーディネイトの際に茶系を彩度の高い色を組み合わせるといいでしょう。
武器にも凶器にもなる色が白と黒です。このモノトーン色は使う際に分量を注意しましょう。テレビや映画の中の人であればオールホワイトやオールブラックはとても力を感じさせるコーディネイトですが、日常でこのオールホワイト、オールブラックのコーディネイトをするととっつきにくくプライドが高い傲慢な印象を与えやすくなるだけでなく、玄人っぽくなってしまうので、セミフォーマル以上のシーン以外は避けましょう。 但し、ジャケット等を活用して、一枚脱いだらオールホワイト、オールブラックというコーディネイトは視線を惹きつける効果がかなり大きいので使ってみて下さい。
次回は香りについて。
※この記事は2015/9/10に公開した記事の再リリースとなります。