こんにちは。
クラブ・マリッジのカウンセラー、朝倉です。
ネット記事や2チャンなんかで見る
「奥さんにATMのように扱われる」「旦那がATMにしか思えない」に
影響される男性も少なくないかと思います。
頑張って婚活して、挨拶も笑顔もない家庭に帰る人生は悲しいですね。
では、どうしたら夫をATM扱いすることのない女性と出会えるのか?
それを紐解いていくために、まず
「女性はどうして旦那をATM扱いするのか」を考えていく必要があります。
女性が夫をATM化させる原因とは?
そもそも、お金目当てで愛のない、同居のような結婚生活を最初から求める女性はいません。
笑顔で挨拶をして、美味しいご飯を一緒に食べて、困った時は助け合って、手を繋いで歩いて、歳をとっても仲良くいられる夫婦になりたいと思って結婚をしています。
婚活中はどんな相手がいいのかわからずまず条件から探している人は男女ともに多いですが、ご成婚の時は皆さん必ず「条件ではなくて、人柄や思いやり、居心地の良さでした!」とおっしゃいます。
ご成婚時は、お相手の収入等の条件以外のところが好きなのです。
夫をATMのようにする、何か理由やきっかけがあったはずです。
ほとんどの場合、「夫をATMとして見ないと今の生活の不満に耐えられない」から、ギリギリの我慢で「お金は稼いできてくれるし…」と不満を押し殺しています。
では、どんなきっかけでこのようなことになったのか。
良くある一例を上げていきます。
①夫が家事・育児に主体性を持たない。
「何をしていいかわからないから、指示出して」
そういう夫が少なくありません。毎日毎日、終わりないのが家事です。
女性も「言ってやってくれるならいいか…」と最初は思うでしょう。
でも少しずつ疲弊していき、夫が洗濯物や洗い物を増やしていくことすらストレスになっていきます。
「わからないから聞いているのに…」と思うなら、『会社の同僚が何年たっても「何していいかわからないから一から指示出して」と仕事覚えずにいること』を想像してみるとわかりやすいかも。
最初はわからなくてもいいんです。でも、ひとつずつ覚えましょう。
②思いやりの言葉をかけられない。
「ありがとう」「お疲れ様」「今日のご飯もおいしいね」「お誕生日おめでとう」。
家族の幸福度は、こういった『ふわふわ言葉』のプレゼントでできています。
会話がない。優しい言葉もない。思いやりを感じない。
そんな夫に、優しい言葉をかけられなくなっていきます。
③モラハラをされて愛情が尽きている。
返事されない、嫌味や暴言を言われる、充分な生活費を渡さない、等。
対等に扱わられなければ、夫への愛情もつきます。
また、便利な家電購入の相談の話も聞き入れず、例えば「食洗器買わなくてもあなたが手で洗えばいいでしょ」など言うこともモラハラです。
相手は毎日続く洗い物が辛いから相談しています。どうしても買いたくないなら、夫が洗い物係になりましょう。
モラハラとは、相手の人権や気持ちを尊重しない行動のことを言います。
結婚生活でしてもいいはずがないんですね。
④感情的に怒る・威圧されて発言するのが怖くなっている。
夫婦は何事も話し合いが必須です。
しかし、相手がすぐに怒ったり圧をかけてきたら、怖くて相談も話し合いも諦めてしまいます。そんな生活を続けることを、もう黙ってATMだと思わないと自分が壊れてしまうのです。
⑤一度でも浮気・風俗通いがあった。
論外ですね!
自分に非があるのに「寂しいなあ」とか言ってるんじゃありません。「いつまで反省しないといけないの?」と思っていい人権もありません。たった一回のことでも、1年、5年、20年たっても、パートナーは忘れられなくて苦しむのです。それを忘れないで。最悪の裏切りです。一生ATMですよ。
好きで夫をATMだと思う人はいないでしょう。
本当は感謝しあって、助け合って、相手を信じて過ごしたい。
でももう限界が近くて、離婚を選択しないためのギリギリラインの行動です。
いつまでもひとり暮らしのような、家族の「息子ポジション」でいるから、「この人はATMだから仕方ない」と無理やり納得しようとしているのです。
また、夫をATM扱いする女性が離婚を選択しないのは、以下のことが多いです。
・夫が変わっていくことを信じているから。
・離婚するかしないかでまだ迷っている。
・子供がいて経済的に難しい、もしくは子供からお父さんを奪う事への不安。
つまり、
どんな女性を選んでも、自分が家族を大事にできれば「奥さんがATMのように扱ってくる」という状態は高確率で避けられるのです。
そして、
本気で反省して、しっかり向き合えば、明るい未来の可能性はあります。
一生、対等で仲良く生きるために
結婚したら、お互いのお給料は合わせて「家計」となります。
あなたが稼いだお金は、家族のものなのです。
ATMもなにも、お金を稼いだり家の事をしたりするのは、自立している大人なら普通のこと。自分のお給料もパートナーのお金でもあります。結婚したら一緒の生活に回していくのは普通のことなのです。
家族は「チーム」もしくは「会社」です。
基盤を支える人は二人しかいません。
相手が倒れないようにフォローすることや、相手の行動を労われるのは自分しかいないのです。
・「疲れた」と言われて「自分も」と返さず、「大丈夫?」と寄り添う。
・お誕生日には「おめでとう」とお祝いする。
・元気がなさそうだったら「何かあった?話聞くよ」と言う。
・家事は二人で回す。
・たまに一緒に食べるデザートを買っていく。
毎日の思いやりの積み重ねで、愛情、信頼、尊敬、感謝は維持されます。
ATMだと思われていると感じるのは、マンパワーとして家族の力になれていなくて、お給料を持ってくるだけしかできていないからかもしれません。
(もちろん、お金を稼ぐことも家族にとって大事なことですが)
相手から逃げず、面倒から逃げず、「パートナーを支えられるのは自分だけ」であることを忘れずにいれば、良い関係を築いていけるでしょう。
最後に。
相手を変えることは、結婚してもなかなか難しいです。
逆に「あなたを自分がいいと思う風に変える!」と言われても、嫌でしょう?
(そういうフェチの人もいるかもしれませんがそれは一旦置いておきます)
今回の内容については「自分次第」です。
結婚相手を探している今の気持ちを忘れずに、「パートナーを守る!大事にする!」を実行していけば、無問題でしょう!
世の中には、本当に相手に非がなくても辛く当たる人もいるでしょう。
そういう方かどうかを見分け、一緒に考える為に、私たちカウンセラーがいます。
どうか安心して、心から素敵だなと思える女性と出会っていきましょう。
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※男性に非がなく、女性の性格や元々お金狙いだった…ということも、もちろんあります。
男性も女性も、客観的な意見が聞きたい時は、弁護士の無料相談や公営のDV相談などに電話をしてみてください。法律的に、また様々な夫婦を見てきたプロが意見をくれると思います。ちゃんとこちらの意見や希望する落としどころも尊重してくれると思いますので、自分を追いつめすぎず、気軽に利用してみてくださいね。
誰かと一緒に暮らせば、確実に自分も我慢するポイントは出てきます。
話し合って折り合い付けて、お相手を大事にする気持ちは忘れずに。
大事にされたいなら、大事にする。人間関係の基本ですね。
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