たくさんのプロフィールをチェックし、申し込みをしてやっとたどり着いたお見合い。
自分のプロフィールを気に入ってくれて相手が申し込んでくれたお見合い。
どちらもとても嬉しくテンションが上がりますよね。
特に入会直後は新規入会者情報でピックアップされますのでお見合いが成立しやすいタイミングです。
せっかく成立したお見合いだからこそひんしゅくを買うふるまいをしない様に気を付けましょう。
■お見合いの服装は自分に似合っているかどうかだけでなく場所にも似合うかどうかもチェック
お見合いはセミフォーマルの場です。
服装はきちんとしてきてくれたという印象を与える服装が基本ですが、異性の目線から見て魅了的に感じる服装ということも心掛けて下さい。
不潔だったり、だらしない印象は問題外ですが、意外と見落としがちなのがその場所と自分に似合っているかということ。
お見合いの場所がホテルのラウンジだとしたらカジュアルな印象の服装は手抜きをしたように見えるだけでなく、TPOをわきまえない印象を与え、ひんしゅくをかってしまいます。
例えばお見合いの後にスポーツジムに行くからとおしゃれなワンピースなのに場違いなスポーツバックを持参してお見合いに臨んだ女性が居ました。お見合いの場所はシティホテルのラウンジ。明らかにスポーツバックが浮いています。これではお見合いはスポーツジムのついでという印象を与えてしまいます。
また、お見合いの服装が自分に似合っているかどうかを自分で判断することが難しい場合は担当カウンセラーに服装を写メしてチェックしてもらいましょう。
迷うのであれば冒険をせずにお見合いはプロフィールと同じ服装、もしくは同じイメージの服装が無難です。
■相手のプロフィール情報を覚えるだけでなく、質問や話題を準備しておく
お見合いは初対面。いわば面接です。
例えば自分が採用担当者だとして、求人応募者が会社情報や仕事の内容などうろ覚えで面接に来たとしたらどうでしょう？
お見合いも同じです。
相手の情報＝プロフィールを憶えるだけでなく、プロフィールに記載してある自己PRや担当カウンセラーからのPR,趣味や嗜好から質問や話題を準備しておきましょう。
また、お見合いは面接のようなものですが面接ではありません。
相手の情報を憶えずにプロフィールを見ながら会話をしてしまうと面接のような印象を与え、ひんしゅくを買います。
例えば相手の趣味がフラダンスだったらフラダンスに関するちょっとした情報を調べておき、話題として提供すると相手からは自分の為に準備をしてくれたと好印象をいだいてくれます。
ただ、相手への希望条件や家族構成などから話題を広げることは初回のお見合いでは避けましょう。ここは親しくなってから＝交際の可能性を感じる相手になってからで十分です。
■印象を左右する服装以外の見た目に気を付ける
プロフィールを見て気に入ってくれた相手。
相手はあなたにいいイメージをいだいたからこそお見合いが成立しました。
そのいいイメージを壊してしまうのが見た目。
服装については触れたので、服装以外の見た目で重要な表情と姿勢、ヘアスタイルのポイントを。
ひんしゅくをかってしまう表情は暗い、元気がない、笑顔がない、表情が乏しい、怖い表情です。なので、お見合いでは明るく、元気よく、笑顔で、表情豊かに、優しい表情を心掛けましょう。
特に男性は職業によって表情をコントロールする力に大きな差があります。普段から笑わない職業についている方は、毎日鏡を見ながら笑顔の練習をしてください。これだけで自然な笑顔を作る為の表情筋が鍛えられます。
次に姿勢ですが背骨が曲がっていると年齢をより老けて見えるだけでなく、不健康で自信がない印象を与えます。腹筋に力を軽く込めて背筋を伸ばしましょう。
ひんしゅくをかってしまいがちなヘアスタイルは明るすぎる髪色、染めていない白髪、バーコードのように薄くなった頭頂部を隠す、ゴムなどでひっつめにした色気のないヘアスタイルです。相手にとって恋愛対象となる”色気“を感じさせる髪形を心掛けましょう。
■1回目のお見合いで断られない為に
1回目のお見合いで断られてしまうのは加点が少なかったという理由より減点が多かったという理由が大半です。つまり“しでかした”からなのです。
好印象を与えようとしてアピールをするよりも、減点されないように振舞うことを心掛けてください。
その為には自分の話をするよりも相手の話をしっかり聞き、共感や賛同のサインを送ることの方がよほど好印象を与えます。
大人になればなるほど初対面でその人をとても好きになることは難しいのです。
好きになってもらうのではなく“次も会ってもいいかな“位の印象を与える様なふるまいを心掛けましょう。
