こんにちは。
クラブ・マリッジのカウンセラー、朝倉です。
結婚相手は、生涯の人生に影響が出るお相手。
慎重になるし、条件も考えてしまいますよね。
しかし、ネットの様々な婚活情報には「条件を付けすぎる人は結婚が遠のく」とよく書いてあります。条件をつけるのは悪い事なのか(´・ω・`)と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうことではないのです。大事なのは、条件を「付けすぎる」という部分です。
就活でも、「手取り」「将来性の安心」「福利厚生」「家からの距離」「社員同士の雰囲気」「ブラックかどうか」など、実際入ってみないとわからない部分まで事前に条件としてガッチリ固めていると、なかなか決まりませんね。
そして、結婚相談所での婚活でも同じことが起こります。
『必要以上に』条件を固めてしまいがちな事がよくないのです。
年収。年齢。健康状態。職場の信用度。お相手の家族。お相手の実家の場所。
考え出したらキリがありませんね。
そして、条件が多いほど結婚が遠のくことは、考えるまでもないでしょう。
では、結婚相手に求めるべき条件とは何なのでしょうか。
どのように条件を決めていけばいいのか。
一緒に考えていきましょう。
大事なことは、譲れない条件を「2つだけ」に絞ること。
まず、
「絶対に譲れない条件」をふたつ、決めましょう。
どんなことでもいいのです。
イケメンがいい!年収800万以上!高身長!大学以上!家事ができる!優しい!話し合いができる!雰囲気が合う!
自分がどうしても譲れないと思う気持ちは大事にしましょう。
ただし、ルールはひとつだけ、「譲れない条件はふたつまで」です。
次に、
「ふたつだけの譲れない条件」以外の希望を出していきます。
これは、「絶対ではないけど、こうだったらいいなあ」の憧れと捉えます。
これが合わない相手でも、機会があればどんどん会ってみましょう。
今まで気付かずに「絶対の条件」としてしまって会わずにいたかもしれません。しかし、「会ってみたらあんまり気にならなかった」という人は意外と多いのです。
「ふたつの条件」以外は気にしないで進むのです。そうやって異性とのご縁の数を増やして行き、条件の優先順位を考えていきましょう。
ルールはひとつだけ、「譲れない条件はふたつまで」です。
自分の気持ちをしっかり自覚して活動していくという事がとても大事なのです。
「なんとなくいい人を」と思っていると、相手に合わせて条件が変化して増えていき、知らず知らずのうちに譲れない条件が10項目ほどになってしまったりします。
しかも自覚していないので、「この世に存在しないくらい完璧な人を探している」状態になってしまっていることに気付けません。これが婚活を終わらせられない恐怖の無限ループの始まりです。
「高収入だけど家事が苦手」や「すごく優しいけど高卒」など、誰でも「いい人だけど〇〇」な部分は絶対にあります。人間は完璧にはなれません。
私の譲れない条件はこれ!と常に自覚して、不安に思うポイントが出た時に「それは優先するべき事かどうか」と自分の気持ちを考えましょう。
活動をしながら、「ふたつだけの条件」を変えていくのもいいですよ。
それはきっと新しい自分に気付いたということです!
条件が多いと、自分の心を固めてしまう。
良い相手と結婚しないと、と考えると、見る目が厳しくなります。
簡単に心を許せない心理が働き、相手を好きになれなくなります。
そして思うのです。
「婚活だと好きになれる良い人がいない」と。
そう言う人は、相手に求める小さな条件がたくさんある事が多いです。
デートの間に、小さなたくさんの条件チェック項目を埋めているので、理性がフルスロットルで働いてしまう。そうすると心は沈黙します。
そして、条件を優先すればするほど心は動きにくくなり、一番の目的の「好きな人と結婚する」という目的が果たせなくなります。
そもそも、好きになる気持ちが動かなくなってしまうのです。
それを乗り越えるために、「自分が大事にするポイント」を自覚しましょう。
「ふたつだけ」を決めて、思考をシンプルにすると自然と感情が動き出します。
「条件が良い異性と出会う事」より、「自分が相手を好きになれる事」の方が難しく、実は貴重なことです。
最後に。
お相手の条件を見直すことは、「妥協」ではありません。
たくさんのご成婚を見守った私たちの所感では、みなさま最後には「居心地が良いと感じる相性の相手」を選んでいます。
条件通りの事もあれば、最初の予想と違うけどこの人なら気にならない、という事もあります。
最初の条件というのはあくまで「イメージ」や「なんとなく」であったりします。
婚活をしていく中で、何人もの異性を見て現実味を持って改めて、自分に合う、結婚に必要な条件を考え直していくことはとても大切です。
そして、
今は必要だと感じているお相手のスペックも、未来には変わることもあります。
思っていたのと違う、ということも多々あるでしょう。
例えば、
年収は、会社の功績や転職によって下がる事もあるでしょう。
高身長の子供が欲しいと考えて身長にこだわっても、その通りの子が産まれるとは限らないし、親が低くても子が190㎝を超えることもあります。
そんな予想外の事が起きても問題ない。愛して支えたいと思える相手に求める条件が、「結婚相手に求めるべき条件」です。
今一度、自分が本当にお相手に求めることを一緒に考えていきませんか?
「条件」という言葉を使うと相手を選ぶ意識が強くなってしまいがち。
「こういう人が理想」などのフワフワ言葉に包んでみるのも頭を柔らかくするひとつの手かもしれません!
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