婚活疲れの解消法は意外とシンプル?婚活疲れが起こる原因や対策は?
意を決して婚活を始めたのに、順調に進まず婚活疲れに陥り、結局婚活をあきらめてしまうようなことになっては元も子もありません。なぜ多くの人に、婚活疲れが起こってしまうのでしょうか?クラブマリッジ・婚活プロデューサー笹岡に、婚活疲れの原因や解消法などをお聞きしました。
マリブロ編集部
巷で「婚活疲れ」とう言葉をよく耳にするのですが、婚活に疲れてしまう人はやはり多いのでしょうか?
そうですね、正直に申し上げますと婚活は決して楽なものではありません。
具体的にどんなことが理由で婚活疲れが生じるのでしょうか。
目次
相手に受け入れてもらえないショック
そもそも婚活はその人の“総合力”が問われるものだと私は考えています。その人がこれまでに培ってきた経験・経歴・価値観や人柄・容姿・性格など、全てを互いに理解して受け入れるのが結婚です。しかし成婚に至らないということは、自分の総合力に「不合格」の烙印を押されてしまうわけですから、それはショックが大きいですよね。「相手に自分を受け入れてもらえなかった」というショックが、婚活疲れの大きな原因の一つになります。
「お見合い疲れ」に陥る人も…
そして婚活疲れのもう一つの原因は、出会いの増加です。婚活を始めると異性との出会いが一気に増えますので、これまで異性との出会いが非常に少なかったという方は特に、疲れを感じてしまうかもしれません。
異性との出会いが多いのは、疲れるというよりもワクワクするイメージなのですが…。
もちろんワクワク、ドキドキといった楽しい気持ちも湧きますがよく考えてみてください、初対面の異性と「お見合い」という形で1時間会話をするわけです。しかも、お互いに結婚を意識しているのですから、緊張感がありますよね。仕事の都合で土日しかお見合いできないという方の中には、1日に2~3回お見合いする方もいらっしゃいます。初対面の異性と結婚を意識した上で約1時間コミュニケーションをとる。しかもそれに対して、都度合否が出るのです。もちろんお見合いは楽しい部分もありますが、精神的に疲れてしまうのは否めません。
若いころのような“一目惚れ”がなくなる?
どうしても年齢を重ねると、学生時代の「一目惚れ」のように、情熱的に恋愛がスタートすることは減ってくると思うのです。相手と次のステップへ進むためには、自分を奮い立たせなければいけません。自分でモチベーションを高めることに、疲れを感じてしまう人もいるようです。しかもマッチングアプリを使った婚活のように、孤軍奮闘しなければならない場合はなおさらですよね。中には出会ってすぐに「この人が大好き!」と思えるケースもあるかもしれませんが それは奇跡に近いと思います。
婚活は「0点か100点か」
会ってその日に結婚するわけではありませんから、成婚というゴールまでにお見合いや交際などのプロセスを経る必要があります。その途中で上手くいかなかった場合、また振り出しに戻るのです。極端に言ってしまえば婚活は「0点=(結婚しない)か100点(=結婚する)か」の世界であって、80点、90点は存在しないとうことです。
確かに、振り出しに戻るのはかなりつらいですね。
あとは理想と現実のギャップですね。他の記事でも何度かお話ししましたが、婚活にはマッチングセオリーというものがあり、そのセオリーからずれているとなかなか上手く進みません。理想が高すぎるせいで婚活が上手くいかず、現実をまのあたりにすれば精神的にも疲れるでしょう。
では、こういった婚活疲れに陥ることなく婚活を進める方法はあるのでしょうか?
もちろん、婚活疲れを回避する方法はあります。全ての方が婚活疲れに陥るわけではありませんのでご安心下さい!では具体的に婚活疲れを回避する方法をご紹介します。
解決策1:婚活の期限を決める
婚活が上手くいかないときに、「これをいつまで続けるんだろう」と考えると一気に疲れが増してしまいます。それを避けるために、「いつまでにどんな人と結婚する」というスケジュールを立てて、計画的に行動しましょう。そうすれば婚活にメリハリが出ますし、精神的な疲れもだいぶ軽減できるのではないでしょうか。とはいえ、「何人ぐらいの人と、どのくらいのペースで会えば成婚率が高まる」というセオリーは存在しますので、自分一人で計画を立てるのが難しい場合はプロのアドバイスに従うことをおすすめします。
具体的な目標を持つことで、モチベーションもアップしそうですね!
解決策2:婚活以外の趣味を持ちリフレッシュする
これは基本的なことですが、精神的な疲れやストレスを溜め込まないように自分の趣味の時間を持ち、適度に気分転換をしましょう。趣味に限らず、仕事を頑張ってみるのもOKです。婚活は公私ともに上手くいっていないと、順調に進みませんからね。婚活だけでなく趣味や仕事にも目を向けて、頭の中が婚活だけで支配されないように上手くバランスをとりましょう。
解決策3:思い切って仕事をセーブしてみる
これは、先ほどの「仕事を頑張ってみる」という話と逆のようですが、どういうことでしょうか?
婚活している人の中には、「婚活も趣味も仕事も全部頑張りたい」と思っている方もいらっしゃいます。しかし時間と体力は限られているわけですから、欲張りすぎると疲れがたまってしまう可能性があります。もし年齢的な理由などで婚活を優先したいと考えるならば、支障が出ない程度に仕事を少しセーブしてみるのも一つの手段ではないでしょうか。欲張らずに物事の優先順位を決めて、自分の生活スタイルを見直してみましょう。
解決策4:婚活を休みたいときは休む
もし婚活に疲れたら、思いきって一度婚活を休んでしまっても良いのです。休会できる結婚相談所もありますから。辛い状態で無理に婚活を継続して、婚活自体をギブアップしてしまうのはもったいないですよね。まずは一旦休んで、気持ちを整理してから再開してみてはいかがでしょうか。
解決策5:婚活日記やブログを書いてみる
自分の婚活の様子を日記やブログに書いてみるのもおすすめです。記録することで自分の活動を振り返ることができますし、気分転換にもなります。自分の気持ちもまとまって、次のアクションも考えやすくなるかもしれません。但しブログに書く時はお相手が誰かを特定できるような内容はNGですよ。また、単純なことですが、婚活が上手くいかないときは思いきって誰かに相談して、客観的なアドバイスをもらっても良いと思いますよ。
ちなみに、周囲に「早く結婚しろ!」と言われることに疲れを感じるときはどうしたら良いのでしょうか…。
周囲の意見は気にせず、図太くなりましょう!きちんと婚活に励んでいるのですから、「自分で決めたことを、ちゃんと行動に移しているんだ」と思えば良いのです。そうすれば、周囲の意見は雑音でしかありません。
ありがとうございます。今回も参考になりました!